【鵜飼い 愛媛/大洲市】 世界一になった観光地で文化と伝統を感じる小旅行へ!

  

2023年6/1~9/20開催 ここでしか見られない鵜船と屋形船の併走“合わせうかい”

01

肱川の夏の風物詩「大洲のうかい」が、今年も6月1日~9月20日まで開催されますよ!

みなさんは、鵜飼いを見たことがありますか?
実は、鵜飼漁法の歴史は古く、鵜は魚を丸呑みするため傷がつかず、脂がのった良い魚が捕れることから約1,300年から取り入れられていた漁法ともいわれています。

そして、日本三大鵜飼のひとつに数えられる「大洲のうかい」ですが、国内でも珍しい“合わせうかい”が見られるのはここだけ!

篝火(かがりび)を炊いた鵜船を屋形船が取り囲み、アユなどの魚を獲る鵜を見物するという独特のもので、鵜飼いを間近で体験できる日本で唯一のスタイルです。

手を伸ばせば鵜に届きそうな迫力が“合わせうかい”の醍醐味ですが、鵜を操る鵜匠、鵜船と屋形船それぞれの船頭、さらには鵜に至るまで、非常に繊細な技術が求められます。

鵜飼で登場する鵜はすべて海鵜(ウミウ)と呼ばれる種。
とても人に懐きやすく、日頃は鳥屋(とや)と呼ばれるところで鵜匠に飼育されています。

普段から共に生活することで培われたチームワークが必見の鵜飼漁法ですが、船上で鵜たちと交わす会話からも、仲の良さが伝わってきますよ♪

「伊予の小京都」と呼ばれる大洲の城下町をぶらり

愛媛県の南予地方に位置する大洲市は肱川の恵みにより栄えてきた町。
城下町らしい古き良き町並みの面影が今でもはっきりと感じられ、「世界の持続可能な観光地 文化・伝統保全」の部で世界1位に選出されました。

松山市から特急電車で約35分という近さながら非日常を体験できる美しい町並みです。

乗合船の鵜飼いを利用する場合は、「大洲まちの駅あさもや」に集合し、臥龍山荘横の乗船場まで案内人さんと一緒におはなはん通りを歩きながらプチ散策を楽しめますよ。

郷土料理やお酒に舌鼓を打つのも“うかい船”の醍醐味。
アユやカジカといった川魚を使用したお料理を船上で楽しみながら、肱川を優雅に遊覧します。
美味しいお料理を食べ終える頃には、湖畔が夕闇に染まり、かがり火を炊いた鵜船が屋形船に近付き、鵜飼いスタートです!

1人から予約できる「乗合船」と「貸切船」があり、どちらも事前に予約が必要です。

「乗合船」乗船のみの場合は、大人4,000円、小人3,000円。弁当付きは、大人8,000円、 小人5,000円です。
「貸切船」では、気になるお店の食事を選択できたり、貸切り人数が選べたりと様々なプランがあるので予約時にお好みのプランを確認してみてくださいね。

水郷大洲の夏を五感で堪能しましょう!

■ 大洲のうかい
開催期間/6月1日(木)~9月20日(水)
場所/大洲市 肱川
住所/愛媛県大洲市大洲
お問い合わせ/ 0893-57-6655(大洲観光総合案内所)
【乗合船】0893-57-6655(大洲観光総合案内所)
【貸切船】0893-24-2664(大洲市観光協会)
大洲のうかい 公式HPはこちら
イマナニで「臥龍山荘(がりゅうさんそう)」の情報を見る

reported by イマナニ編集部 さきち
イマナニおすすめイベント