オンリーワンの魅力満載! 長高水族館一般公開日を体験 【愛媛/大洲市】

  

全校生徒の半数以上が所属する部活動「水族館部」

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こんにちは!
旅行に県外を訪れた際はご当地の水族館を訪れるのが実は趣味のイマナニライターもり氏です。

今回は、愛媛県立長浜高校の名物部活動である「水族館部」が主催する、月に1度の長高水族館一般公開日に馳せ参じました!
全校生徒の半数以上が所属している(!)水族館部。

約150種類2000匹を展示しているのだそう。
水族館部に入部する為に県外から入学する生徒もいるという程の人気を誇るのです。

様々なメディアでも取り上げられている長高水族館ですが、あえて前情報はほとんど入れずに高校生が運営する水族館はどんなものかしら?とワクワクしながらいざ入館!

やってきました長浜高校。

早速、入口でステキな水槽がお出迎え。

館内の案内マップも手づくり感が溢れて良い感じ。

ボードのクオリティの高さ!

廊下に暖簾が!
細部にもこだわるこれぞ長浜高校クオリティ。

毎月第3土曜日に一般公開されている長高水族館。
公開日の1週間前(第2土曜日午前8時)に予約が開始され、毎回すぐに枠が埋まってしまうという大人気のイベントなのです。

会場となる長浜高校では、水族館部の高校生達が車の誘導から会場入口でのお出迎え、館内の説明まで一生懸命対応してくれてます。
ボードに本日のイベントスケジュールを書いて案内していたり、廊下に暖簾がかけられていたり、スタンプラリーが設けられていたりと細かい所にも様々な工夫が凝らされているところにこだわりを感じました!

水族館といえばスタンプラリー。
もちろん長高水族館にもあります。

クラゲが沢山!
繁殖させるの難しそう…

カメレースの様子。
ギャラリーの皆も興味深々です!

タッチプールも大人気。
子供達がニコニコしながら触っています。

ミズクラゲの水槽も注目。
折り紙で作られたクラゲも可愛くて良きです。

創意工夫と愛で創られた素敵空間

大人になった今となっては懐かしい校内の教室を見て回れる喜びも感じつつ、科学室では可愛いクラゲの姿を発見!!
まじまじとクラゲを見つめていると、生徒さんが近づいてクラゲの解説をしてくれました。
その解説ぶりが詳細まで説明してくれ且つとても分かりやすく、質問をしてもしっかりとした返答です。

水族館の従業員さんに説明をされているのとなんら変わらないレベルであることに驚きました。
テラスブースでは本日の1大イベント「カメレース」が開催されていて、大勢の観客の前で堂々と司会を務める生徒さんの姿もカッコ良かったです!
月1回の開催に向けて入念な準備をしてきたのだろうなぁと感じられる、気持ちの入ったイベントの数々に大満足でした!

幻想的なタコクラゲの姿に思わずうっとり。

ごゆっくりさせていただいております。

生徒さんが軽快なトークで盛り上げてくれるクイズコーナー。

良いと思ったスタッフに渡すシールと気に入った水槽に貼る付箋。
皆さんステキで誰に渡すか迷いました…。

熱帯魚が沢山!
水槽の醸し出す世界観も美しいですね。

構内をくまなく散策していると個性溢れる生き物達の姿を見ることが出来ます。
沢山の水槽の1つに1つに担当者が割り当てられているそうで、皆さん愛着を持って自分の水槽により磨きをかけているのだなぁと微笑ましい気持ちに包まれました。

個人的にオススメの水槽はタコクラゲ。
幻想的な青の水槽に光が射し込んで美しく輝くタコクラゲの名前の由来は、タコと同じく8本の足を持っているからだそう。
鑑賞していく中でそのような豆知識も得ることができて、より楽しみが増えますね!

よく見ると白い部分が大きいカクレクマノミも!

タツノオトシゴ発見!

カメラ目線いただきました。

どこにカニがいるかわかるかな?

長浜高校水族館部伝統の法被、記念に撮らせていただきました。

初めて訪れた長浜高校水族館部でしたが、創意工夫で手作りのイベントや、展示の見せ方を工夫したり、これまで学んできた生き物の知識を丁寧に、熱量を持って来場者に説明する水族館部の皆さんが本当に輝いて見えました!

地方の小規模校で生徒の募集に苦労する中、高校の中に水族館を作るという唯一無二のオリジナリティを放ち、地域の人々に愛される空間として定着した長高水族館。
愛媛県が日本に誇る、アイデアと愛と笑顔に溢れた空間をぜひ体感して欲しいですね!

■ 「長高水族館」一般公開日
開催時間/毎月第3土曜日 11:00~15:00
開催場所/愛媛県立長浜高等学校
開催住所/愛媛県大洲市長浜甲480-1
駐車場/あり 50台
料金/無料(要事前予約)
お問い合わせ/愛媛県立長浜高校(0893-52-1251)
愛媛県立長浜高等学校 公式HPはこちら

reported by もり氏
イマナニ体験レポート