【第31回 二之丸薪能 愛媛/松山市】 幽玄な雰囲気漂う松山城で贅沢な能楽を楽しもう!
2024年5月8日(水) 開催 室町時代の様式を今に伝える舞台芸術
能を鑑賞されたことはありますか。
5月に松山城二之丸史跡庭園内特設能舞台において第31回二之丸薪能が開催されます。
貴重な伝統芸能である能楽を通じて、歴史や地域文化に触れ、理解を深める素晴らしい機会です。
そんな二之丸薪能について開場や演目に関する詳細情報も合わせてご紹介します。
そもそも能とは、日本の代表的な古典芸能で、室町時代(14世紀)に成立し、六百年以上の歴史を持つ舞台芸術です。
言葉や節回しが古く、室町時代の様式を今に伝える文化遺産としても重要な存在となっています。
舞台に立つ役者は面と美しい装束を身にまとい、独特の動きと演技でストーリーを表現。
その神秘的な面に包まれた世界は、観る人を魅了し続けています。
薪の炎と石垣をバックに、お手頃な入場料で伝統芸能を堪能
そんな日本の伝統と精神が詰まった能の魅力を堪能できるイベント「二之丸薪能」が、毎年松山城で開催されています。
二之丸史跡庭園内の石垣をバックに幽玄な雰囲気の中で開催される「二之丸薪能」は、通常は入園できない時間帯での開催となるため、美しい夜景を含め、松山市内を一望できる贅沢な体験となること間違いありません。
そして能というと敷居が高いイメージですが、多くの人にその魅力に触れていただけるよう、お手頃な入場料に設定している点も魅力の一つです。
お求めやすい価格で、伝統芸能・地域文化に触れることができるこの機会をお見逃しなく!
演目は次の通りです
舞囃子(観世流)=小袖曽我(こそでそが)
舞囃子(喜多流)=頼政(よりまさ)
狂言(大藏流)=鳴子遣子(なるこやるこ)
/火入れ式/
舞囃子(金剛流)=熊坂(くまさか)
能(宝生流)=竹生島(ちくぶしま)
二之丸薪能で、重厚な能楽の世界に触れ、豊かな文化の息吹を感じてみませんか?
お手頃な入場料で、素晴らしい伝統芸能体験ができるチャンスです。ぜひ会場へ足を運んでくださいね。
※お早めにお買い求めください。(4月中旬から販売予定。当日券もあります。)
※チケット取扱箇所:松山市総合コミュニティセンターこども館、松山市民会館
※日が暮れた後は寒くなりますので暖かい格好でお越しください。
■ 第31回 二之丸薪能
開催日/2024年5月8日(水)
開催時間/開場17:00、開演18:00、終演20:30(予定)
*雨天の場合は松山市民会館中ホールに変更し開演を18:30に繰り下げます。
開催場所/松山城二之丸史跡庭園内 特設能舞台
住所/ 愛媛県松山市丸之内
料金/一般1,400円、文化協会会員1,000円、高校生以下700円
お問い合わせ/ 松山市文化協会(089-909-8008)
松山市文化協会 公式HPはこちら
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