春や昔…松山城に行ってみよう! 【愛媛/松山市】

  

松山平野を一望! 歴史に詳しくなくても楽しめる松山のランドマーク

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こんにちは、えだまめです。
春休みに入った子どもたちから「松山城に行きたい」というリクエストが来ました。

昨年度、幼稚園と小学校それぞれの遠足で松山城に登ったのですが、下の子は広場でお弁当を食べて終わり、上の子も集合時間に追われて一通り回っただけだったそう。
「一番上に望遠鏡があったけど、お金もないし時間もなかったから覗いてみたい」とのこと。

よし!せっかく興味を持ったのだから叶えてあげよう!と思ったものの、私が登ったのはもう十年以上も前。
今の重た~い身体でお城山と天守閣を登る自信がありません。

「じゃあ、ロープウェイに乗ろう!(楽をしよう)」
「やったー!」
タイミングが合えば桜も見られるかも、ということで妹家族も誘い、春のお城山へGO!

松山城のマスコットキャラクター「よしあきくん」!

ロープウェイ乗り場には坊っちゃんとマドンナの像が。

一番町からロープウェイ街を歩いて、松山城ロープウェイ・リフト乗り場へ。
地元の人や外国人旅行者、日本人観光客など大勢の人が行き交いお土産物や飲食店はとても賑やかでした。

乗り場一階の券売機でロープウェイとリフトのどちらに乗れるチケットを購入。
リフトは好きなタイミングで乗れますが、ロープウェイは10分ごとの運行です。

子どもたちは初めて乗るロープウェイにやや緊張気味でしたが、下り便とすれ違ったり、登山道の景色を見ている内に楽しむゆとりが出てきた様子。
およそ3分で山頂の「長者ヶ平」に到着。あっという間の空の旅でした。

ちなみに松山城へは歩いて上がる道も4本あり、東雲口から長者ヶ平までのルートは築城当時に瓦や木材等の資材を運搬するために作られた歴史ある登城道だそう。
歩きやすく、自然たっぷりの「お城山」を満喫できますよ。

春の空に映える、美しく積み上げられた石垣。

濃いピンク色をした陽光桜が満開でした!鮮やか!

創建当初から扉を持たなかったと考えられている重要文化財「戸無門」

ソメイヨシノはまだほとんどが蕾でした。

天守広場で満開だったヤマザクラ。
大勢の人が写真を撮っていました。

最新VRやARでタイムスリップ? 体験、学び、お花見も!

長者ヶ平からはいよいよ徒歩で天守を目指します。
満開の陽光桜、美しい造形の石垣や貴重な重要文化財の建造物、そして遠くまで開けた景色を楽しみながらも…坂道がしんどい!!

元気が有り余っている子どもたちはどんどん先へと進んでいきましたが、日頃の運動不足のツケが来た私は早い段階で取り残されてしまいました。

「ああ…私はここで討ち死にじゃ…皆の者、殿を頼む…」などとぶつぶつ言いながら気を紛らわせ、なんとか本丸広場に到着。

「城ファン」には歴史的にも構造的にも魅力的だという松山城。
私は素人ですが、山の上の天守へ行く途中、何度も曲がったり、急に狭くなったり、敵を見つける櫓や鉄砲を撃つ「狭間」が随所にあったりと、「難攻不落」と言われる造りを身をもって実感しました。

登城の途中で松山市南部を撮影。
「くるりん」もばっちり見えます。

坂道をひたすら登っていきます。
この夜はよく寝られました(笑)

天守の他、門や櫓など21棟が国の重要文化財の指定を受けています。

本丸広場にある井戸の深さは44.2m!
どうやって掘ったのか謎だそう。

敵の様子をうかがったり、射撃したりするための「狭間」があちこちにあります。

松山城は江戸時代以前に建築された「現存12天守」の一つです。
関ヶ原の戦いの功で大名となった加藤嘉明公が慶長7年(1602)1月に築城を開始し、改築や再建を経て、現存の天守は黒船来航の翌年落成した江戸時代最後の完全な城郭建築だそう。

そのためバリアフリー化は難しく、天守内にエレベーターやトイレはありません。
入口で靴を脱ぐと、すぐに狭く急な階段を上るのですが、下の階の光が見える古い木製の床がきしむ音が…

みんなで頑張って天守最上階に到着!
念願だった望遠鏡を使い、子どもたちは自宅や学校を探したり、海を見たりと大喜びでした。

天守内には刀剣や鎧などの武具、文書などの貴重な史料展示の他に、実際に日本刀を持ったり甲冑を着たりできる体験コーナーなど、子供も楽しめるスポットが色々あります。
しかしこの日は体験映像『VR松山城 謎の姫と幻の合戦』はメンテナンスでお休み。
どんな感じなのか気になっていたのでちょっと残念。

地下一階にあたる「穴蔵」が入口。
中で靴を脱ぎます。

狭間から火縄銃体験!
みんなで城を守るぞ!

スマホで特別映像が見られるARのポイントが城内外にあります。

柄を握って持ち上げる体験。
日本刀って想像以上に重い!

天守最上階からの景色。
うむ、あっぱれじゃ!

「さくら名所100選」(日本さくらの会選定)に選ばれている松山城ですが、この日のソメイヨシノはまだまだ蕾が固い様子。
でも陽光桜やヤマザクラは見頃だったので、ちょっとだけお花見気分が味わえました。

下りはリフトを利用。約6分間、うららかな春の日差しを受けながら、ゆらゆらのんびりと山を下りていると、どこからか聞こえる鶯の鳴き声。長年住んでいるけれど「いい街だなあ~」と思いました。
さて、今回私はAR(拡張現実)アプリ「攻略 松山城」をインストールしてみました。

これは城内外にあるポイントにスマホをかざすと映像を使った解説が見られるというもの。ただの床に見える「石落とし」では合戦時に床を開いて石を落とす様子がスマホに流れ、思わず「この床すごいよ!」と子どもたちに見せました。
このアプリがあれば、より松山城巡りが面白くなると思いますよ。

■ 松山城(史跡松山城跡)
開催住所/愛媛県松山市丸之内・堀之内
駐車場/大型8台・普通12台・障害者用1台
料金/大人520円、小人160円
問い合わせ先/松山城総合事務所
電話番号/089-921-4873
メール/matsuyamacastle@lesp.co.jp
松山城(史跡松山城跡) 公式HPはこちら

reported by えだまめ
イマナニ体験レポート