【令和６年度 四国地区埋蔵文化財センター巡回展「発掘へんろ」展示会「四国を掘る－寺院と官衙－」 愛媛/松山市】 今年も開催！ 発掘調査によって明らかになった出土品を、見て、聞いて歴史の息吹を感じよう

  

2024年4/27～7/15開催 松山を皮切りに、高知・徳島へ巡回する展示会で、四国の新たな歴史に出会う

松山市考古館で約3ヶ月間にわたり、「発掘へんろ展」が開催されます。
こちらは松山市埋蔵文化財センターを含む四国にある埋蔵文化財センター5団体が、遺跡の発掘調査成果を紹介する展示会です。

毎年4月に松山で開催され、続いて高知県、徳島県でも展示されるこの巡回展は、平成16年に始まり、今年で21年目を迎えました。

愛媛での会場となっている「松山市考古館」は、1989年に松山市制100周年を記念して開館した松山市立埋蔵文化財センターの付属施設です。

発掘調査をはじめ、展示、教育普及、広報・出版、収集・保管活動を行っている研究者のための専門機関ですが、一般市民や観光客が、憩いの場として気軽に利用できるほか、児童生徒の校外学習の場としても親しまれています。

5月18日（土）、6月22日（土）は展示説明会開催！ 予約不要なので気軽に参加しよう

「発掘へんろ展」のメインテーマは「いにしえのランドマーク」です。
こちらは令和5年度から3か年にかけて共通するテーマとなっており、かつて各地の象徴として存在した遺跡を取り上げています。

今年はサブテーマとして「寺院と官衙」に焦点を当て、古代（飛鳥・奈良・平安時代）の寺院と官衙に関する資料を展示しています。
古代寺院の屋根に使用されていた瓦は大きく、重厚感があり、見ごたえたっぷり。

また、古代の役所である官衙で役人が使っていたであろう文房具は、素材や、色、形など、現代のものと比較しながらみると面白いかもしれませんね。

会期中には展示をより分かりやすく、面白くご覧いただくための展示解説会が、2回にわたり開催される予定です。

第1回は5月18日（土）10時～11時30分、第2回は6月22日（土）10時～11時30分となっています。
事前申し込みの必要はありませんので、当日、気軽に参加できます。

他県に先駆けて愛媛で開催される、いにしえの四国を巡る「発掘へんろ展」で、古代の文化と歴史を感じてみませんか？
貴重な資料や遺物を通じて、四国の歴史をより深く理解する絶好の機会です。
家族や友人を誘って、歴史の息吹を感じる展示会を、ぜひ一緒に楽しんでみてください。

■ 令和6年度四国地区埋蔵文化財センター巡回展「発掘へんろ」展示会「四国を掘る－寺院と官衙－」
開催日/令和6年4月27日（土）～7月15日（月・祝）
開催時間/ 9:00～17:00（入館は16:30まで）
※会期中の休館日4月30日、5月7・13・20・27日、6月3・10・17・24日、7月1・8日
開催場所/松山市考古館
住所/愛媛県松山市南斎院町乙67番地6
駐車場/普通100台（松山総合公園第4駐車場）、お体の不自由な方は事前にご連絡ください
料金/無料
お問い合わせ/松山市考古館（TEL：089-923-8777）
松山市考古館 公式HPはこちら
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