しまなみアースランドにある復元の森で生き物たちとふれあう 「家族でmoricoco」 に行ってみた! 【愛媛/今治市】

  

生き物たちが住む森へようこそ! 子どもも大人も学びのある体験環境プログラム!

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みなさん、こんにちは! とうとう7月がやってきましたね…。
夏の訪れをビシビシと感じる季節が到来!
なんかオラわくわくすっぞ! と、同時に子どもたちの夏休みの準備もしなければいない…と、頭を抱えております。

そんな中、先日、家族みんなでしまなみアースランドで開催されている「家族でmoricco(もりっこ)」に参加してきました!
moriccoとは、森、子ども、生き物、全ての生物の子孫のための活動という意味が込められている体験環境教育プログラムです。

しまなみアースランドの中にある森で、さまざま生き物とふれあい、自然遊びを楽しみながら、子どもたちの心の成長を育むことをモットーに実施されています。

また、インストラクターの先生や高校生のお姉さんお兄さんたちもいるので、森や生き物についての質問や疑問を聞くこともできちゃいます!
子ども私たち夫婦も自然の中で遊ぶことが好きなので(私は虫が苦手ですが笑)朝6時に飛び起きて、ルンルン気分で参加してきました!

インストラクターさんのかけ声と共に森へ遊びに出発です!

道中には、いろんな発見があります!

しおからトンボの雄が休憩していました。

さて、この看板からモッリコへ!
ここからは生き物さんたちのお家になります。

5分程度で到着!
まずは、遊びの説明や注意事項を聞きます。

危険な虫は写真を見せながら、子どもたちにもわかりやすいように説明してくれます。
そんな時でも、インストラクターの先生は、生き物に対して否定的な言葉は絶対に使いません。
あくまでも私たちは生き物さんのお家へ遊びにきている、という感覚を忘れずに。
全ての生き物への愛情を感じられる説明をしてくれました。

そして、参加する保護者にも3つのお願いがあります。
「遊びを妨げる言葉は使わないこと」「子どもを手伝いすぎないこと」「生き物に対して否定的な言葉は使わないこと」です!
これは個人的に目から鱗のお話でした。

まず、子どもを手伝いすぎないこと…いつもはどうしても、先に手を差し伸べてしまうことが多い気がします。
しかし、そこをグッと堪えてみることの必要性も教えていただきました。
例えば、山登りをするとき、親が後ろから子どもを支えてばかりいたら、そこに甘えて力を抜いてしまい、転倒につながり大変危険だそうです。

子どもには、自分たちの力で自分の体を使って学ぶ時間が必要。
もちろん危険なことはダメですが!
本人たちの能力を見守りつつ伸ばす大切さを学びました。

そして、虫に対して「うわ!気持ち悪い!」「汚いからダメ」など、何気なく言ってしまいそうになる否定的な言葉。
それを親が使い続けていると、知らず知らずに子どもたちは生き物に対して、ネガティブなイメージを持ってしまいます。

「これは私自身も、日常から気をつけなければいけない」と、自分にとっても気付きのあるお話がたくさんありました。

説明が終わるといよいよ遊ぶ時間!
まず長男はに木登りにチャレンジ!

次男は沢遊びに夢中。

小学生のお兄ちゃんたちが作った一歩橋にチャレンジ!

僕もやってみる! と次男も1人でチャレンジしていました!

長靴の中までべしょべしょ…もうお好きにして(笑)

子どもたちのやりたい気持ちを大切に! 見守りながら一緒に遊ぼう!

木登り、生き物を探し、山登り、沢遊び、色水あそびなどなど、興味を惹かれるような遊びの要素がもりだくさん!
今回は、親主導ではなく、子どもたちのやりたいを優先して、彼らの気持ちが赴くままに遊びに付き合ってみました!

いろんなことができはじめ、興味や遊びの幅が広がっている4歳の長男は、沢遊びをはじめ、木登りをやってみたり、旦那さんと一緒に山登りをしてみたり、ブランコを楽しんだり、生き物と触れ合ってみるなど、さまざまな遊びに夢中になって駆け回っています。

2歳の次男は、もう沢遊びに夢中!
多分2時間くらい自由時間あるのですが、ズーーーーーーっと沢遊びしていました(笑)でもその時の反応がまた新鮮です。

「かぁか、お水気持ちいいねぇ?」「いっしょにやってごらん?」っと、水や砂の感覚が気持ちいいのか、存分に体感しながら、沢の上や下に行ったり来たりと遊んでいました。
しまいには、座り込みお服はべしょべしょ…。
いつもなら少しでも服が濡れたら嫌がるのに、もうそんなのお構いなしで遊び回っています。

本当に心から楽しんでいるのだと表情からも伝わりました。
私たちも一緒に飛んだり跳ねたり水遊びを満喫。
今度は水着で来させようと思います(笑)

一生懸命飛び乗って自分で遊び方を考えて遊んでいます。

ブランコもよいしょ! っと、手を貸さずに自分の力で頑張っていました!

スタッフさんがなにか生き物を発見したようです。

なんとイモリさん!
ドキドキしながらも手乗りイモリさんに優しく接していました。

広いフィールドは、見通しもよく自由に遊ぶことができます。

自然遊びを楽しんだら、スタッフさんたちが火おこしをしてくれた焚き火で、持ってきたマシュマロやソーセージ、おにぎりなどを焼きます。

ちょうどお昼時なので、みんなそれぞれに焼いてご飯タイムを楽しんでいました。
少し多めに持ってきたソーセージは、子どもたちがパクパク食べてくれたので、一瞬でなくなりました!

2歳の次男が「あ〜おいしい〜さいこうだねぇ〜」と満面の笑みで伝えてくれます。
たくさん遊んだあと、みんなで食べるご飯はおいしいよね!
そんな体験もできてすごくいい思い出になりました。

さて、マシュマロを食べたら、子どもたちは一目散に遊びへ戻ります。
いつもは引っ込み思案な長男ですが「◯◯くんとまた川で遊びたい!」とお友達ができたようで、照れながらも遊びに行っていました。

子どもたちが自由に交流し、気兼ねなく遊べる環境は、親にとっても本当にありがたかったです。

焼き焼きタイム!
マシュマロやソーセージを焚き火で焼いて。

ぱくぱく食べました!

その後は水路作りに勤しむ2人。

こちらの水は、お山から湧いている真水だそう!
とっても綺麗で気持ちいいです。

大満足の長男。
森にきちんとお礼を言って帰ります。

朝の10時からお昼の12時頃までいっぱい森で遊んだ子どもたち。
帰るときは、みんなで森にお礼を言って、全ての生き物たちに感謝を伝えます。

アースランドの学習棟に戻ると、泥だけの長靴を洗う場所、服を着替える場所など、スタッフさんたちが用意してくれていました。
このお心遣いが、すごくありがたかったです。

また、この体験を通して、日常生活の中でもさまざまなことに目をむけるきっかけをいただきました。
見て、聞いて、触れて、匂って、食べて、五感をフルに使うことで、子どもたちの豊かな感性を引き出し、大切な価値観を育むことにも繋がったように思います。
生き物たちへの敬愛や慈愛の心も教わりました。

もちろん、子どもだけでなく、親の私たちにも学びのある体験プログラムです。
4歳の長男は「次は9月にあるってタイショウ(インストラクターの先生のお名前)が言ってたよ!」と、すでに行く気満々なご様子(笑)純粋にまた参加したいなぁと思いました。

皆さんもぜひ、この機会に、家族でどろんこになりながら、思う存分自然とふれあうことができるmoriccoに参加してみてください。

※長靴は持って行ったほうが◎!
(特に小さな子どもさんと参加する場合は一緒に沢に入ることもあるので)

■ しまなみアースランド
開催日/2024年6月30日 10:00~11:30
開催場所/しまなみアースランド 復元の森
開催住所/愛媛県今治市高地町2丁目429-1
駐車場/あり
料金/1回ひとり1,500円 ※0〜2歳は無料
しまなみアースランド 公式HPはこちら
イマナニで「しまなみアースランド」の情報を見る

reported by 柴原おかめ
イマナニ体験レポート