【三沢厚彦 ANIMALS IN NIIHAMA 愛媛/新居浜市】 新居浜美術館に集合する多様なアニマルズに達に会いに行こう!

  

2024年7/20〜9/23開催! 多くの鑑賞者を魅了する独創的で鮮やかな「ANIMALS（アニマルズ）」

日本を代表する現代彫刻家、三沢厚彦氏の展覧会が新居浜市美術館で開催です！
樟（くすのき）の丸太から様々な等身大の動物を彫り出し、油絵具で彩色を施した「ANIMALS（アニマルズ）」は圧巻。

グリズリーやツキノワグマ、スピリットベアなど表情の異なる数種類のクマシリーズをはじめ、ライオン、シロサイ、ワニ、カモシカといった大型動物、猫や犬、ウサギ、鳥という身近な小動物、セミ、カエル、昆虫などの両生類等に至るまで、多岐に渡って制作されています。

《Animal 2007-03》2007 樟、油彩 211×81×108cm Photo:内田芳孝 ©Atsuhiko Misawa Courtesy of Nishimura Gallery

ただ写実的に動物を彫るのではなく、多様な概念の境界線上に在るような形を探ることで、その象徴的な姿を形成する三沢氏。

そうして完成したアニマルズは、言葉では言い表せられないような存在感を放ち、多くの鑑賞者を惹きつけてやみません。

《Dog 2010-03》2010 樟、油彩 57×21×73cm Photo:加藤健 ©Atsuhiko Misawa Courtesy of Nishimura Gallery

本展では、キメラなど最新作を含むアニマルズの木彫約35点を中心に、ブロンズ、セラミック、絵画作品も合わせて約100点の作品を展示。
また、制作過程のわかるスケッチなどの資料も公開されます。

作家自身のアトリエを再現することによって、三沢芸術の神髄にも迫る展覧会！
この貴重な機会に独創的で多彩な作品の世界を堪能しに行ってみましょう！

最新作「キメラ」の革新的でユニークな表現にも注目！

《Animal 2020-03》2020 樟、油彩 208×112×346cm Photo:三沢厚彦 ©Atsuhiko Misawa Courtesy of Nishimura Gallery

今回の見どころは、最新作のひとつであるキメラの大作《Animal 2020-03》です。
キメラとは、ギリシャ神話に登場する様々な動物の要素が一つの身体に共存する想像上の怪物のこと。

それぞれ違う意思を持った動物が共存する姿は、多様な価値観にあふれた現代を生きる私たちに、なにか問いを投げかけてくるようにも感じられます。

《Bird 2007-01》2007 樟、油彩 62×166×72cm Photo:内田芳孝 ©Atsuhiko Misawa Courtesy of Nishimura Gallery

近年では、キメラの他、中国の伝説上の聖獣麒麟（きりん）といった空想上の生き物をモチーフとして、複数の動物を共存させた作品の制作に取り組んでいる三沢氏。
その革新的でユニークな造形は高い注目を集めています。

今年の夏は、独自の視点で、命が吹き込まれた素晴らしい作品達を見に行ってみませんか？
新居浜市美術館に集合するアニマルズ達に会いにきましょう！

※会場内撮影OK。フラッシュや三脚等の使用はできません。
※会期中に2回、下記のとおり学芸員による展示ガイドを開催します。
［日時］8月10日（土）、9月14日（土）各回14:00～（30分程度）
［会場］あかがねミュージアム2階 展示室内
［定員］20名程度
参加をご希望の方は、当日あかがねミュージアム2階の美術館ロビーに集合してください。予約は不要。展覧会の観覧券が必要。

■ 三沢厚彦 ANIMALS IN NIIHAMA
開催日/2024年7月20日（土）～9月23日（月）
開催時間/9:30～17:00（入場は16:30まで）
開催場所/新居浜市美術館
住所/愛媛県新居浜市坂井町2-8-1 あかがねミュージアム2 階
入場料/一般1,000（800）円／65歳以上800（600）円／大高生以下無料
＊ただし小学生以下は保護者の同伴が必要
※（）内は、20名以上の団体料金
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方（介助者1名を含む）は無料
※一般料金以外でご利用の方は、学生証や年齢確認のできるものをご持参ください。
※チケットは1階総合案内にて販売［当日券のみ］
駐車場/施設併設の有料駐車場があります/施設をご利用の方は総合案内にて3時間無料サービス券をお配りしています
お問い合わせ/新居浜市美術館 電話番号/0897-65-3580
新居浜市 公式HPはこちら
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