北辰寮のTHE・家な寮生活vol.1 【愛媛/鬼北町】

  

高校生の輝きを発信! 「北辰寮」の日々

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南予の山あいに位置する鬼北町。
町内で唯一の県立高校である北宇和高校には、地域みらい留学生をはじめとした県内外各地からの高校生が住んでいる寮があります。
愛称・北辰寮。

2023年から運用が始まり、現在16名の生徒が暮らしています。
約半数が東京や千葉、大阪などの県外からの生徒。

部活動が活発なので県内からもたくさんの生徒が入寮しています。
高校生で親元を離れ、慣れない地域で共同生活を始める。

さらに洗濯や掃除、土日の食事の手配などに一生懸命な寮生たちの姿には関わる大人も感心させられます。

この寮の目指すスタイルは「THE・家~床で寝て廊下で歌おう~」。
まるでお家のようにくつろげる空間。
床で寝ちゃえるくらい自由に自分らしくいられる場所。
思わず廊下で口ずさんでしまうような楽しい仲間。
そんな気持ちが詰まっています。
2期生を迎えた2024年度の春に寮生自身が考えたテーマです。

現在、県内外の生徒が長期滞在できる多世代交流施設の建築に向け工事の真っ最中です!
さらなる鬼北町の発展に北宇和高校生の存在は欠かせません。

そんな誇るべき北辰寮生の生活を「ハウスマスター」のぐっちがご紹介させていただきます。
※ハウスマスターというのは寮の管理運営をするお仕事です。 現在5名の地域おこし協力隊で寮生活のお手伝いに奮闘中。

学校林のヒノキを活用した寮

仮寮としてお借りしているお住まい

ワークショップ形式で皆で決めた寮のテーマ

寮生の一日はハウスマスターの点呼から始まる…と思いきや、部活の朝練や馬術部の餌当番ですでに出発している生徒も!

愛媛県で唯一、全国でも100もない馬術部がある北宇和高校。
寮生の約半数がここに所属しています。

すっかり寒くなったけどみんなちゃんと起きてしっかり準備!
お弁当を自分で準備する寮生もいます。

夕方、部活や生徒会活動が終わって順番に帰ってきます。
お疲れ顔な時もおかえりと声をかけると「ただいま」と笑顔が見えるととっても嬉しい気分になります。

それからは各自でご飯を食べたりお風呂にはいったり。
毎晩21時からは情報共有などを行うミーティングがあります。
それが終わると団らんタイム。

時に騒がしくなったりしますが、さすが元気有り余る高校生。
よく笑って免疫つけようね~!

全力でバスケがんばって帰ってきたバスケ部の寮生

毎月誕生日会を実施します!

手作りのクリスマスケーキでわいわい

予土線マルシェinチカナガに出店!

年に4回実施されるJR予土線近永駅前でのマルシェに参加させていただいています。

キッチンカーや地域のお店が並ぶ中に、寮生が模擬店を出店します。
12月8日のマルシェに向けて精一杯準備しました!

今回は、2・3年生8名の初期生チームと、1年生8名の第2期生チームでそれぞれ出店します。
どっちがたくさんのお客さんを喜ばせてあげられるのか!?

ちなみに前回は夏のマルシェに参加させていただきました。
ちょっとおしゃれなフレーバーのかき氷とお祭りと言えば! の定番のカステラの2つを出店。

お立ち寄りいただいたみなさま、ありがとうございました。
準備や当日のご様子をお届けします。

キッチンでみんなで下準備

2期生チームも先輩のお手伝い!

荷物の運び出しや片づけも大変!

オリジナリティあふれるPOPも寮生の手作りです!

お越しいただいたお客様、ご協力いただいた関係者の皆様のおかげで無事にどちらのチームも時間内に売り切れました!
ありがとうございました!

反省会から始まり、メニュー決めや試作、広告などなどをがんばった寮生に拍手を送りたいと思います。

売上をあげたとかそういうのもですが何が凄いかって、お互い協力して得意不得意をカバーしあって、一つの目標に向かったことだとしみじみ感じます。

日々の部活や勉強に加えて、自分の身の回りのこともこなさないといけない寮生。
そして慣れるまで時間のかかる共同生活。

こういったイベントが寮生同士の思い出になったり、コミュニケーションの基本になったりしていけばハウスマスターは嬉しい限りです。

閉店した後も片づけのお手伝い!

リーダーから売上金額の発表がありました!
まずは初期生チーム!

続いて2期生チーム!
僅差でどちらもがんばりました!!

北宇和高校の寮生活について、引き続きレポートして行きたいと思います!
年末から閉寮期間。

久しぶりにご家族のもとで楽しく過ごして、リフレッシュしてまた年明け会えることを楽しみにしています。

  • ■ 北宇和高校北辰寮
  • 問い合わせ先/鬼北町企画振興課
  • 電話番号/0895-45-1111

北宇和高校教育寮 公式Instagramはこちら

reported by ぐっち
イマナニ体験レポート