【松山城二之丸つばき名花展 愛媛/松山市】 松山城に春を呼ぶ! 3月の恒例行事を楽しもう
2025年 3/19~3/23開催 松山城二之丸史跡庭園で、愛情を持って育てられた鮮やかなつばきたちに癒されるひとときを
松山城二之丸史跡庭園で今年も「松山城二之丸つばき名花展」が開催されます。
美しく彩り豊かに咲くつばきがずらりと並ぶ様子は圧巻ですよ!
今年のつばき名花展は、3月19日(水)〜3月23日(日)の5日間の開催です。
開催時間は9:00〜16:30で、最終日のみ15:00まで。
色鮮やかなつばきがたくさんあります。
赤、桃、白、そして黄色と鮮やかで多彩な花を見てください。
名花展の見学は無料ですが、二之丸史跡庭園は入園料大人200円、小学生100円が必要です。
松山城に春を呼ぶ恒例行事を楽しみましょう♪
なお、会場となる二之丸史跡庭園の駐車場は停められる台数がとても少ないので、空いていない場合は近隣の有料パーキングをご利用ください。
松山城二之丸史跡庭園へは伊予鉄道市内電車「県庁前」駅より徒歩約5分なので、可能であれば公共交通機関を使って行くようにしましょう!
1月28日は「いい、つばきの日」。
市花がつばきであることから、松山市内では「つばきフェスティバル」と称して、3月末まで「つばき」に関するさまざまな催しが行われます。
松山城二之丸史跡庭園ではつばきの鉢物、切り花の展示や苗木の販売を開催。
苗木の販売は16:30までとなっているので、その点はご注意ください。
販売される椿の品種苗は数が多く用意されていて、しかも安価で購入できるとあり、例年椿愛好の方々を中心にとても人気のイベント。
この機会に春の花木「つばき」を愛情込めて育ててみるのはいかがでしょうか。
この展示会はつばきの花の美しさやその種類の多さを楽しんでもらえるようにと、「伊予つばき協会」が、毎年3月に行っているもの。
「伊予つばき協会」は主に県内のつばきの愛好家の方々からなるので、愛情を持って育てられた愛らしいつばきたちを見ることができます。
今年は伊予つばき協会創立50周年に当たり、この記念の年を祝って、会員の方々みなさんが、展示に力を入れているのだそう!
青竹に椿を活けた竹飾りや、大きな2段重ねの円柱形のオブジェに椿を飾ったバースデーケーキなど、和洋の趣向を凝らした50周年のお祝いを一緒に楽しみましょう。
花の時期が終わると枝から直接地面へ落ちる、潔いつばき。
その儚さと最後まで美しい姿に、愛好家でなくとも心惹かれる方は多いのではないでしょうか。
ひとくちに「つばき」と言っても、それぞれ個性があり特徴も様々。
これまで知らなかったつばきの魅力を知る機会となっているので、普段なんとなくつばきを見ている方はぜひこの機会に一度じっくりと美しいつばきの世界に浸ってみましょう!
「つばきフェスティバル」の中でも3月開催の二之丸展は、伊予の名椿だけでなく、日本椿、洋種椿を交えてたくさんの花が揃い、とても華やかな展示会!
つばきを愛してやまない会員が育てた色とりどりのつばきの鉢物が並びます。
今回並ぶつばきの数はなんと100点以上!
伊予の名椿、日本椿、洋種椿と、それぞれの違いは何か見比べるのも、楽しみ方のひとつですよ♪
つばき名花展では「子規」の展示があるのも魅力。
つばきにしては珍しい花型でヤブツバキにはない淡いクリーム色の「子規」は、2019年に伊予つばき協会が新花として登録した比較的新しい種類のつばきです。
その名前の由来はもちろん、歌人「正岡子規」から。
正岡子規の妹にちなんだ名前がつけられたきれいな薄桃色の「律」という種類のつばきもあるのだそうですよ!
なお「律」の展示はありませんので、あらかじめご了承ください。
白やピンク、深紅などのさまざまな色と花弁の形があり、見る人を楽しませてくれるつばきたち。
「そんなつばきもあるんだな」という驚きと発見がきっとあるはずなので、つばき名花展を訪れて愛らしいつばきたちに癒されましょう!
松山城二之丸史跡庭園や周辺の観光も楽しもう!
つばき名花展は松山城二之丸史跡庭園内の多聞櫓(たもんやぐら)で開催。
櫓に入るスロープの手すりなども装飾されます。
そもそも多聞櫓とは、石などでできた砦(とりで)の上に乗せた細長い長屋造の櫓のこと。
長屋造なので1階建てのものが多く、松山城や二之丸史跡庭園の多聞櫓も1階建てです。
二之丸史跡庭園の多聞櫓は、平成4年5月の開園に際して、明治時代の写真や本丸の櫓の外観などを参考に復元したもの。
こちらにもご注目くださいね♪
松山城は見所がたくさんある素敵なお城なので、調べながら松山城を回るのもおすすめ。
ぜひ、つばき名花展の前後には松山城二之丸史跡庭園と松山城の観光も楽しみましょう!
松山市内には、美しいつばきを見ることのできるよう整えられた場所がいくつかあります。
その中でも特におすすめの場所が、堀之内と道後公園。
堀之内には保存・見本園として伊予椿品種が揃えて植えてあり、道後公園には「伊予椿の小径」として、自生のつばきの幹に接木する手法での散歩道が育てられています。
つばきの時期の華やかさは見ものなので、散策がてら堀之内や道後公園へも足を運んでみてはいかがでしょうか。
松山城や道後温泉周辺の観光をするなら覚えておいてほしいのが、「愛媛/松山ミュージアム・ストリート連絡協議会」。
松山城二之丸史跡庭園もこの協議会に参加している施設の1つで、松山城や道後温泉周辺に位置する10の施設で構成されています。
松山城二之丸史跡庭園を含め、2月につばき名花展が行われる萬翠荘や、「子規」・「律」のつばきを特別公開する子規記念博物館、愛媛県美術館や坂の上の雲ミュージアムなど、市内電車でぐるりと巡ることのできる施設ばかり。
ぜひミュージアム巡りをお楽しみくださいね!
該当の10施設に行く際に必ず持っておきたいのが、愛媛/松山ミュージアムガイド。
このガイドブックには各施設で使えるクーポンが載っていて、クーポンを使うことで押してもらえるスタンプを集めるとプレゼントがGETできます。
さらに、全ての施設を訪れると10施設のグッズ詰め合わせがもらえるので、お見逃しなく!
お得に利用できてプレゼントまでもらえるので、愛媛/松山ミュージアムガイドを持って松山で美術鑑賞を楽しむ時間を過ごしてみては。
詳しくは愛媛県美術館のサイトをご覧ください。
愛媛県美術館のサイトはこちら
- ■ 松山城二之丸つばき名花展
- 開催日/2025年3月19日(水)~3月23日(日)
- 開催時間/9:00~16:30(最終日は15:00まで)
- 開催場所/松山城二之丸史跡庭園 多聞櫓
- 住所/愛媛県松山市丸之内5番地
- 料金/大人200円、小学生100円
- 駐車場/普通乗用車31台
- お問い合わせ/二之丸・堀之内管理事務所
- 電話番号/089-921-2000
松山城 公式HPはこちら
松山城 公式Instagramはこちら
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