未来への出航 (たびだち) 12のクルー (家族) がひとつになって次なる20年に向け、新たな旅へ 【愛媛/今治市】
今治市合併20周年記念事業 2025年3月9日(日) ついにグランドフィナーレ!

今治市では、平成17年に12市町村が合併し、令和7年1月16日に合併20周年を迎えました。
これを記念し、約1年を通じて12の地域が持つさまざまな地域のもの(資源)を活用し、一体となって魅力ある「ふるさと今治」を市内外に発信してきました。
そして来たる2025年3月9日(日)、グランドフィナーレイベントが開催されます。
イベントでは、今治の魅力を市内外に発信する「今治みらい発掘プロジェクト12」のステージイベントをはじめ、「今治魅力発見かるた大会」や「12の地域の特色ある食材を使ったおむすび・12地域の特産品販売」のほか、「今治魅力発見クルーズ・熱気球体験」(事前申込・抽選制)、「餅まき」などが実施されます。
今治の魅力がぎゅっと詰まった、豪華なイベントが勢揃いです!
「ずっと住み続けたいまち」その一歩を踏み出す。
今治市合併20周年記念事業は、2024年1月28日からスタートし、合併した12の市町村が一体となって、イベントなどを通じて「ふるさと今治」の魅力を発信してきました。
新規・既存のイベント合わせて、その数なんと130を超えます!
テーマは大きく3つ。
① 地域をむすぶ・人をむすぶ
② 地域の魅力発信
③ 20年後のまちづくりに向けた取り組みです。
伝統、文化、風土や食、ヒト、モノなど地域がもつさまざまなものを活用し、たくさんのイベントを通じて、そこに住む人たちがこれまで気づかなかった「今治の魅力」を見つめ直す機会となっています。
「市民が真ん中」の理念をもとに、今治のもつ魅力を活かしながら、今治に関係するひとたちとともに今治市の将来を描いていこう。
「ふるさと今治」が「ずっと住み続けたいまち」となるよう、次の20年へ向け力強く踏み出した第一歩なのです。
現在の今治市は、平成17年1月16日に旧今治市と朝倉村、玉川町、波方町、大西町、菊間町、吉海町、宮窪町、伯方町、上浦町、大三島町、門前村の12市町村が合併して誕生しました。
12市町村での合併は、新設合併では全国1位、編入合併を併せても全国3位の規模になります。
この1年あまり、12の家族は一致団結し、さまざまな取り組みを行ってきました。
わたしたちの「ふるさと」を、後から続くもののために残していこう。
気づいたこと、気づかなければいけないこと、みんなで盛り上げて、未来へつないでいこう。
大きな夢を描き、みんなの思いを共有する、熱い今治市です!
足もとの「宝物」を見つけに行こう! 今治みらい発掘プロジェクト12
合併20周年記念事業のメインプロジェクトとして「今治みらい発掘プロジェクト12」があります。
2024年1月から12月までの約1年間、市内全域を対象に、今治4地域、陸地部5地域、島しょ部6地域の合計15地域で実施されました。
地域の歴史、食、文化などの魅力を発掘するフィールドワークやみらい会議から、「ふるさと今治」の魅力を市内外に発信。
約150人の発掘隊員が中心となり、地域の枠を超えて発掘隊員同士の交流や、20年後の今治市のあるべき姿について、楽しく話し合い、新しいものを作り出すプロジェクトです。
このプロジェクトは、地域の要となる「ヒト」を最大化し、地域活性化を進めていくことを目的として、「発見」「共有」「創造」の3のステップで進められました。
第1のステップ「発見」
まずは、地域のことを知ることから。
地域ごとの発掘隊員の意見交換や地域の魅力を発掘するフィールドワークを行い、隊員同士の交流や地域の輪を広げました。
第2のステップ「共有」
フィールドワークで発掘された魅力を隊員間で共有し、新たなアイデアやさまざまな視点から地域を見つめ直す機会を作ります。
地域の豊かさをどのように発信し、地域活性化に結びつけるかを考えます。
第3のステップ「創造」
次の20年に向け、12の家族が1つになった今治市のあるべき姿について話し合い、アイデアを具体化させていきます。
こうしてまとめられた「今治みらい予想図」には、発掘隊員が1年間をかけて自分事として考えた今治の将来像が盛り込まれています。
イベント当日には、プロジェクトに関する展示会も行われるので、ぜひご覧ください。
また、1年間のプロジェクトでの取り組みやフィールドワークの様子は、ダイジェストムービーとして見ることができます。
各地域の発掘隊員達が、地域の魅力あふれる場所に自ら足を運び、見て、聞いて、体験した、たくさんの記録が残さています。
発掘隊員をはじめ、協力していただいた地域の方々、そして今治市全体の熱い想いが伝わってきますよ!
発掘の成果の一つ、「地域の今と未来マップ」「地域の魅力溢れるポスター」も完成しました。
こちらもぜひご覧ください。
【今治みらい発掘プロジェクト12の軌跡】
今治みらい発掘プロジェクト12の軌跡はこちら
フィールドワークはこちら
地域の今と未来マップはこちら
地域の魅力溢れるポスターこちら
また、「今治みらい発掘プロジェクト12」の関連事業として、今治市内の小学校、中学校、高校から各校1名が集まって「こどもみらい会議」も開催されました。
各地域が持つ魅力や課題について知り、理解を深めながら、子どもたちの目線で将来の今治市について楽しく考えました。
当日の様子はこちらをご覧ください。
市内全域から幅広い年代の人が参加し、約1年間にわたって12の家族が一丸となりプロジェクトに取り組みました。
プロジェクトで結ばれた固い絆を絶やすことなく、市民と行政が一緒に考えた「今治のみらい」の実現に向けて、これからも進み続けていきます。
まちとひとをむすび、12の家族をむすぶ。
合併20周年記念のロゴマーク、何かのかたちに見えませんか?
合併20周年のコンセプトは「むすぶ」、キャッチフレーズは「むすんだ絆、つながる未来」。
ロゴマークは、各地域がもつ個性豊かな地域のもの、イベント、文化でつながる「地域むすび」、スポーツやサイクリングなど観光面を活用した「縁むすび」、そして「12の家族を1つにむすぶ」というゴールへ想いをこめて、「おむすび」をキービジュアルにしたロゴマークなのです。
ヒト、モノ、コトをむすび、その絆から生まれる、新しい今治市の魅力を描きながら未来へ向かってきます。
いろいろな想いが込められていて、素敵ですよね。
その色使いにも注目。
おむすびの具材に見立てた12の色は、12の地域の持つ特徴的な景観を色彩化しています。
配置も12地域の地図上の配置をモチーフに。
ロゴマークからも、12の家族がひとむすびとなって、力強く歩んでいこうという強い想いが感じられますね。
ロゴマークは合併20周年記念事業のPR広報物にも活用され、ポスターやラッピング公用車のほか、タオルハンカチやTシャツ、ステッカーなど記念グッズもさまざま。
今治市役所には大きな懸垂幕が掲げられています。
市内大型直売所には12地域ごとに作成したポスター全12枚がまとめて掲示されるなど、まちのいたる所で盛り上がりを見せています。
ロゴマークは無料ダウンロードも可能です。
使用ガイドラインはこちら
ダウンロードはこちら
1から12へ。 12地域の個性豊かな「おむすび」が完成!
グランドフィナーレは、たくさんのイベントが目白押し。
その一つに、12地域の特色ある食材を使ったおむすびの販売があります。
合併20周年記念事業のオープンングイベントでは、「地域をむすぶ」「縁をむすぶ」「実をむすぶ」という想いとともに、真っ白い「塩むすびが」配られました。
真っ白なおむすびには、12の地域のもつ個性豊かな具材で彩り、12の家族をひとつにむすぶという想いも込められています。
その後、プロジェクトを通じて、発掘隊員が地域の魅力を発掘し、合併20周年記念ロゴマークのように、12の地域の個性豊かな具材が彩った、12種類のおむすびへと生まれ変わったのです!
おむすび完成までの道のり
12地域のおむすびは、地域の魅力を食を通して伝えたいという熱い想いが込められています。
試行錯誤を繰り返し、半年以上かけて完成に辿り着きました。
はじめに、おむすびの具材を考えるワークショップを6月に各地域で実施。
イラストを描いてイメージしたり、実際に使用したいと考えている具材を持参したり、すでに試作・試食しレシピ公開までする地域や合格絵馬のかたちを提案した発掘隊員もいたそうです。
他にも、梅干し入りのおむすびにきなこをまぶして食べる案まで。
地域ならではの発想が面白いですよね。
この案はのちに「波方味噌&きな粉のおむすび」へと進化しました。
驚きと新たな発見のある、楽しい交流になりました。
そして8月、9月に考えたおむすびの試食です。
ベースとなるお米には玉川の発掘隊員から提供された「あきたこまち」を使用しています。
ここでも地元食材を使用する徹底ぶり。
それぞれの地域で自ら考えたおむすびを味わいながら、食べた感想や材料が用意できるか、産品をどう使うか、実現させることができるか、味付けや改良したほうが良い点など、アンケート調査を行いました。
小さな発掘隊員も活躍していましたよ。
そして10月に開催された「市民がさんかくおむすび交流会」で、発掘隊員の意見をもとに改良を重ねた「12地域の特色ある食材を使ったおむすび」が、初めてお披露目されたのです。
発掘隊員が各地域のおむすびについてひとつひとつ紹介した後、大試食会として来場者に配られました。
どのおむすびも好評で、商品化を望む声も上がったそうです。
試食後はここでもアンケート調査を実施し、その意見をもとにさらに改良し、12地域のおむすびが完成しました!
地域の魅力を地域の食材で伝えたい。
発掘隊員のアイデアと想いがかたちとなって、ついに実をむすびました。
こちらのおむすびはイベント当日に会場で味わうことができます。
1度に12地域の食文化に触れることができるチャンスですよ!
それぞれの味を楽しみながら、地域の魅力を感じてください。
12種類完全制覇を目指す強者は現れるのか。
お腹をペコペコにして参加してくださいね。
実は人気お笑いコンビ「銀シャリ」の2人もおむすびを食べています。
実際におむすびを食べたときのリアクションは…!? こちらもぜひご覧ください。
【祝20周年】銀シャリ結成年に合併した愛媛県今治市の<12のおむすび>が美味しすぎました【みんなも食べて】をYoutubeで見る
また、おむすびの商品化にご協力をいただける事業者さまも募集中です。
12種類あれば、日替わりや月替わりおむすびにして、楽しむこともできそうですね。
12地域の特色ある食材を使ったおむすびの完成品とおむすびレシピは公式サイトからもご覧いただけます。
今治市合併20周年公式HPはこちら
ご家庭でもぜひ、このレシピでおむすびを作り、地域の食材を味わってください。
楽しいイベント続々! グランドフィナーレに行こう!
グランドフィナーレで開催されるイベントは今治市の魅力が盛りだくさんです。
12地域のおむすび販売はもちろんのこと、ステージイベントでは、「今治みらい発掘プロジェクト12」に参加した、各地域の隊員が今治市出身のモデルで女優の木野山ゆうさんと共に、活動を振り返るトークショーを行います。
そして、発掘プロジェクトで掘り起こした12地域の魅力をまとめたオリジナルの巨大かるたで、今治魅力発見かるた大会も開催。
こちらは、小学生の部、中学生以上・一般の部と子どもから大人まで楽しめるイベントです。
上位者には豪華賞品が用意されているので、張り切って参加しましょう!
そのほか、12地域の特産品販売、日本舞踊や「ふるさと今治」の披露、太鼓団体による合同演奏もあります。
イベント最後に紅白餅2,000個の餅まきが行われますよ。
今治魅力発見クルーズ・熱気球体験(事前申込・抽選制)も各地で同時開催です。
記念大使のバリィさんも会場で待っていますよ!
見て、聞いて、触れて、食べて今治の魅力を存分に体感してください。
グランドフィナーレは「むすんだ絆、つながる未来」のキャッチフレーズのもと展開されてきた、たくさんの記念事業の締めくくり、集大成です。
ぜひ足を運んで、全身で今治の魅力を感じてくださいね。
むすぼう、今治。 20年後の未来へ
平成17年1月、全てはここから始まりました。
平成の大家族となった今治市。
そこには個性豊かで、12の家族の確かな絆があります。
なにげない景色を守りたい。
なにげない魅力を残したい。
今治市はむすんだ絆で、ヒト、モノ、コトを未来につなぎ、次の20年に向けて、まち全体で力強く踏み出しました。
20年後の今治に何を残していきたいのか、そのために自分たちができることは何か。
みんなの思いをのせ、新たな歴史を刻むべく、12の(家族)クルーがひとつになって、未来へ出航(たびだち)します!
12のクルーの出航(たびだち)を一緒に盛り上げませんか。
グランドフィナーレ会場でお待ちしています。
- ■ 今治市合併20周年記念事業 グランドフィナーレイベント 未来への出航(たびだち)12のクルー(家族)がひとつになって
- 開催日/2025年3月9日(日)
- 開催時間/9:00〜14:00
- 場所/せとうちみなとマルシェ
- 住所/愛媛県今治市片原町一丁目100番地3
- お問い合わせ/今治市地域振興部地域政策局 合併20周年記念事業課
- 電話番号/0898-36-1574
今治市合併20周年記念公式HPはこちら
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