【オレンジフェリー 愛媛/西条市】 船旅を満喫! リニューアルした船内体験
長距離移動の疲れを軽減! 快適な旅のコツは?

もうすぐ春休み。皆さん、今年はどこかへお出かけしますか?
旅行の楽しみのひとつは「どこに行くのか」ですが、「どうやって行くのか」も重要なポイントですよね。
移動手段によっては、長時間の移動で疲れが溜まり、旅先での楽しみが半減してしまうことも…。
そこで、移動の疲れを軽減するおすすめの移動手段がオレンジフェリーです!
四国・愛媛の東予港から、大阪・神戸へと向かう夜行便が中心。
翌朝には目的地に到着できるため、移動時間を有効活用出来るのが魅力的ですね。
今年は「大阪・関西万博アクセスプラン」で楽しむ事も出来ます♪
オレンジフェリーは、2018年にリニューアルされ、宿泊用の部屋が全個室化やレストランのリニューアルなど大幅にパワーアップしました。
現在オレンジフェリーは「おれんじえひめ」と「おれんじおおさか」の2つの船が日替わりで運航していますが、ご紹介させて頂くのは「おれんじえひめ」。
各船で設備やサービスに違いがあります。
そのあたりの“ここだけ情報”もお伝えしていきますのでお楽しみに。
では進化したオレンジフェリーの探検スタート!
ライトアップがされた船はSNS映えするので、乗船までの待ち時間に撮影するのも楽しそうです♪
乗船の時間となりましたのでフェリーに乗り込みます。
船内へと入りエレベーターで4階まで上がるとホテルさながらのエントランスへと到着。
上品な照明、洗練されたインテリア、笑顔で出迎えてくれるスタッフ。
ここが船の中だということを一瞬忘れるほど魅力的な船内です。
どこから回るべきか?
どの設備も気になるので、かなり迷いますが、まずはエントランスから最も近いレストランに行ってみることにします。
美味しさの秘密は仕入れから徹底するシェフのこだわり
店内に入る前から装飾や雰囲気だけでもお洒落さが伝わってくる佇まい。
ドレスコードは必要なく、カジュアルな恰好でOKとのことで一安心です。
乗客が食事を楽しめるように設計されたレストランは広々としていて落ち着いた雰囲気。
窓からは外を眺めることが出来るので、景色を見ながら食事をするのも良さそうです♪
奥には団体用の個室まで完備されていますので、あらかじめ伝えておくと貸し切りに出来ます。
大人数での旅行にも最適ですね。
それでは最初に朝食のご紹介から。
北海道から直送している「天然紅鮭」や南高梅の完熟した梅干しなど贅沢な食材たちを堪能できる「和食」と、今治市内の「月原ベーカリー」とコラボした、オリジナルミルクパンや英国マーマレードアワード金賞の八幡浜のマーマレードが楽しめる「洋食」がコーヒーとセットで900円!
和食をお選びの方は、切符購入時や船内案内所にて22:30までにご予約をお済ませください。
予約なしの場合、洋食のみとなるので注意を。
朝食以外にもオレンジフェリーのレストランでは、地元の新鮮な食材を使ったこだわりのメニューたちが数多く並びます。
各フェリーで異なる料理があるのも見逃せないポイント。
更に、フェリー内の食事は料理長自ら、生産者の方とコミュニケーションを取り、納得できるクオリティーの物を仕入れています。
地元の物を、旬の時期に食べてほしいと時期ごとに提供される食事まで違うんです。
美味しさの秘密はシェフたちの見えない努力に裏付けされていたのですね。
人気ナンバー1とシェフのイチオシをご紹介!
おれんじえひめで1番人気!
愛媛の名物「宇和島鯛めし」。
高級ブランド真鯛「鯛一郎クン」を贅沢に使用し、卵と特製のタレを絡めていただく逸品です。
鯛一郎クンはネット販売もされていて、三枚おろしにされた一匹の価格は8,000円。
その価値を考えれば納得ですが、やはりなかなかの高級魚ですね。
鯛は、淡白な味と言われますが、この鯛は違いました。
出汁や卵と合わせても旨味がしっかり際立ち、柔らかいのに程よい歯ごたえがあります。
しつこさがないので、つい「おかわり!」と言ってしまいそうになる美味しさでした。
鯛一郎クンは、こだわり抜かれた餌と徹底管理された環境で育つことで、内臓から健康に。
だからこそ、嫌な臭みがなく、旨味がぎゅっと凝縮された極上の味わいになっています。
このレベルの宇和島鯛めしが1,500円で提供されているというのだから驚き。
完全予約制!
料理長一推しの逸品は、ビーフシチューです。
パンorライス・季節のサラダのセットで2,300円。
3日も煮込まなければならないこちらのシチューはまさにレストランの誇り!
そんなに手間暇かけてしまって利益が出るのか料理長にお尋ねしたら「このビーフシチューは原価度外視」とのこと。
一口一口しっかりと味わって頂きます。
厳選野菜と「企業秘密の濃厚バター」を使いじっくり煮込んだ特製ビーフシチューには隠し味でビールを加えることにより深みのあるコクを実現。
濃厚さとコク深さを兼ね備えつつ国産牛を筆頭にゴロっと入った具材によって食べ応えも抜群でした。
トッピングに使用される素揚げ野菜は季節ごとに使用する野菜が変わるとのことなのでシーズンごとに彩りや風味の違いが楽しめるとのこと。
お部屋を見て回る前にちょっと寄り道
お腹もいっぱいになったところで、お次は気になるグレードごとのお部屋の設備を確認…と言いたいところなのですが、途中にもオレンジフェリーのこだわりポイントがあちこちに散見。部屋に向かう前にちょこっとだけ寄り道しちゃいましょう♪
壁に飾られた絵画は、「せとうちの海」を表現したもの。
船ごとに異なる絵柄が楽しめ、船体にはアートが直接描かれています。
ぜひ、福島万里子が手がけた作品を、船と共にじっくりと堪能してみてください。
ちなみに、「おれんじおおさか」には海遊館が描かれているそうですよ!
通路には愛媛県内の名所を撮影した写真が飾られていました。
この飾られている写真もおれんじえひめには愛媛県の名所、おれんじおおさかでは関西の名所の写真となっているので、どんな写真が飾られているのかこれから乗る人は意識して見てみて下さい。
船内最上階にあるスカイラウンジはどなたでもお酒が楽しめます。
お酒の提供に関する配慮が!
到着時刻が早朝のため、乗客の体調を気遣い、アルコールの提供は23時まで。
更に、船内にはお酒の自動販売機も設置されていません。
こうした細やかな気遣いが有り難いですね。
実は…オレンジフェリー内にはもう1つラウンジが存在します。
スイート・ロイヤルの宿泊者専用のラウンジです。
優雅な展望や絵画を眺めながら、ワンランク上のひとときを過ごしてみては?
あ、ちょっと寄り道が過ぎちゃったのでそろそろみんなが気になるお部屋を拝見させて頂くことにしましょう。
どのお部屋に泊まる? 最高ランクのロイヤルからご紹介!
こちらがおれんじえひめ船内で最高ランクのお部屋「ロイヤルツインルーム」。
入って最初の驚きはその広さです。
2名定員の部屋面積はなんと28畳!
まずは玄関から始まり、美しい胡蝶蘭がお出迎え。
テレビやソファー、洗面台や浴衣といった充実した設備はもちろん、ロイヤルのみお風呂とトイレがお部屋についていますのでプライベートを優先した旅がしたい方にはおすすめです。
リビングの隣にはベッドルームが。
因みに「ロイヤルダブルルーム」は部屋の構造とベッドが1つであることを除けば金額や提供してもらえるサービスに違いはありません。
この記事の下部に張り付けする公式HP内で360°のビューが見られますのでお部屋の構造を見た上でどっちにするか決めるのもアリ。
こちらが上から2番目のランクの「スイート」。
お部屋に入ると充実したアメニティに気付きます。
収納も広く、コンセントが四箇所完備されているリッチなお部屋。
翌朝はドレッサーでゆったりと身支度ができ、ふかふかのソファーでくつろぎながらテレビを楽しめるなんて最高ですね♪
ただし部屋数は限られており、毎回上級ランクから真っ先に予約が埋まるとのこと。
もしこの特別な空間での滞在を考えているなら、早めのご予約を強くおすすめします。
和布団タイプの和室のみ定員が4名。
お子様連れにもぴったりで、家族みんなで足を伸ばしてリラックスしていたら、いつもより会話が弾むかもしれません♪
更に、和室は船内に2室しかない為、和室好きな方には特に人気があります。
「畳の部屋が好きだけどベッドで寝たい!」という人も一定数いますよね。
そんなベッド派の人におすすめの「和室×ベッド」のスタイルも人気。
そして忘れてはいけない家族の一員。
ペットと一緒に過ごせるウィズペットルーム。
もちろん、ペット預かりサービスもありますが、「一緒じゃないと寂しい…」という方にはぴったりです。
お世話も楽々で、蓋付きダストボックスやペットシート(2枚)、ビニール袋(2枚)、ウェットティッシュ、粘着クリーナーなど、必要なアイテムが揃っています。
お部屋の人気ナンバー1はデラックスシングル!
広々とした空間に加え、自身で操作出来る冷暖房や外鍵、洗面台まで完備。
シングルとの差額もわずかで、一度このランクのお部屋を利用したら、シングルに戻れない方が続出中。
もちろん、テレビもアメニティセットも完備。
さらに「マイバイクステイサービス」を利用すれば、自転車をそのまま客室に持ち込めるので、サイクリストにも大人気なんだとか!
クロスバイクやロードバイクにも対応した空気入れの無料貸し出しサービスが受付にあり、日帰りだと荷物のお預かりサービスも。
フェリーを利用したサイクリングの楽しみ方が広がりますね。
シングルは、便利なコンセント2箇所、スリッパやハンガーに付き。
空調の調節は出来ませんが、その分、程よい広さで内鍵も完備。
リーズナブルな価格でおひとり様タイムを満喫できます。
「シングル+」は、一人で寝られるけれど、まだ別室はちょっと不安…というお子様と一緒に過ごすのにぴったりなお部屋でした。
バリアフリー対応の客室や、多機能トイレ・車椅子対応浴室も完備。
無料の防水シートまであり、どんな方でも安心して船旅を楽しめるのが素敵なポイントです。
どのお部屋も素敵でした。
皆さんはどれが自分のスタイルにマッチしていましたか?
各部屋の料金確認はコチラからご確認ください。
オレンジフェリー 料金一覧はコチラから
船内でほっこり。湯浴みとリラックスタイム
お部屋紹介が終わった後は、共用スペースの紹介をして行きたいと思います。
大浴場やファミリースペースまでを一気に見ていきましょう!
旅の疲れを癒しに大浴場へ。
ゆったりとしたお風呂は、乗船中いつでも利用可能。
少し早起きして朝風呂を楽しむのもいいですね。
シャンプー類が備え付けられているので、タオルさえ持っていけばOK。
鍵付きロッカーに加え、ドライヤーも完備。
さらに1人分のスペースが広めでストレスフリーです。
お風呂に入るのはちょっと面倒…そんな方にも嬉しいのが&シャワー室。
便利な機能もありました。
廊下にある使用状況ランプです。
空いているか一目で分かるので、無駄に待つことなくスムーズに利用出来ます。
入浴施設以外でリラックスしたいなら、マッサージ室がおすすめです。
お風呂の近くにあり、利用しやすいのも嬉しいポイント。
しかも、15分200円と手頃な価格で気軽に楽しめます。
ファミリースペースとエンタメゾーン
多機能トイレにもオムツ台を完備していますが、ベビールームも併設。
オムツ替えから授乳まで、ママとパパに優しい設備ですね。
車や電車移動だと得られない快適さがあります。
運航中の安全を最優先し、おもちゃ類は設置されていませんが、ゲームセンターで遊ぶにはまだ早いお子さま向けの専用スペースが用意されています。
シンプルながらも安心して過ごせる環境です。
ゲームコーナー発見!
UFOキャッチャーからスロット台まで揃う充実ぶり。
オススメは、ここでしか手に入らない「オレンジフェリー」のオリジナルガチャ。
しかもメーカーはあのバンダイ。
こだわった遊び心に、つい何度も回したくなるレアものです。
記念にするのもありかも♪
どうでしたか?
ただの移動手段ではなく、「乗ること自体が旅の目的」になる。
そんな特別な体験ができるオレンジフェリーって素敵ですね。
実は旅行好きの私。
移動中は身動きも中々取れなかったり、お手洗いにも行きたい時に行けなかったりと苦労することも。
時には隣のいびきがうるさくて眠れない。
なんてこともありました…。
皆さんも是非、ストレスフリーな旅に出掛けてみませんか?
- ■ オレンジフェリー東予港
- 住所/〒799-1362愛媛県西条市今在家1500-2
- 駐車場/あり
- 料金/¥8200〜(シングル1名)
※人数・時期により異なります。詳しくはお電話にてお問合せください。 - 電話番号/0897-64-4121
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