【愛媛県県民総合文化祭「浪曲公演」】「虎造節」を継ぐ会員たちが、松山市民会館で口演を披露(愛媛/松山市)

  

浪曲と「虎造節」——庶民の芸能として親しまれた語り芸

11月21日(土)、松山市堀之内の松山市民会館 小ホールにて、愛媛県県民総合文化祭「浪曲公演」が開催されます。

出演するのは、大正から昭和にかけて活躍した二代目・広沢虎造の芸を受け継ぐ虎造節保存会の会員たち。
虎造節の語りと唸りを間近で聴くことのできる公演です。

日本の三大話芸は、落語、講談、浪曲。浪曲の起源は文化・文政時代にまで遡り、大道芸として始まりました。
語り手の「浪曲師」と三味線の「曲師」で構成され、庶民の芸能として親しまれてきました。

大正、昭和時代の初期のラジオでは、浪曲番組が一番の人気だったそうです。
中でも、大正から昭和にかけて活躍した二代目・広沢虎造の浪曲は、完成度の高さから〝虎造節〟と呼ばれ、浪曲の代名詞となっています。「語り芸の最高峰」「至高の話芸」とも評価され、没後60年を過ぎてなお多くのファンを魅了し続けています。

「馬鹿は死ななきゃなおらない」
「寿司食いねえ」

今でもよく知られているこれらのフレーズは、虎造が最も得意とした演目の登場人物の台詞です。

公演では、虎造の話芸を保存継承すべく日々精進している会員たちの口演を楽しむことができます。

みどころは、40歳代から90歳代の会員が挑む虎造節

今回の「浪曲公演」では、40歳代から90歳代の会員が虎造節に挑戦します。虎造節全国大会の優勝者も出演するので、虎造節の語りと唸りの魅力を存分に感じてみてください。

浪曲のプロの団体は東京と大阪にありますが、虎造節を継承する団体は、虎造節保存会が全国で唯一!
虎造節に触れることのできる貴重な機会となっています。

地方において不可能と言われた曲師の養成にも力を入れており、名取となった会員も出演します。

国の重要無形文化財「浪曲語り」を継ぐ虎造節保存会

「浪曲語り」は、令和6年に国の重要無形文化財に指定されました。
虎造節保存会は、その15年も前から、浪曲の中でも最高峰と言われている虎造節を継承しようと日々活動されています。

会では、一緒に虎造節を楽しむ浪曲師と曲師を募集中。
80歳を過ぎて入会し、活躍している会員もいるそうですよ。
興味のある方は、気軽に「虎造節保存会事務局」まで問い合わせてみてください。

愛媛県県民総合文化祭「浪曲公演」の基本情報

イベント名:愛媛県県民総合文化祭「浪曲公演」
開催日:2026年11月21日(土)
開催時間:13:00~16:00(予定)(開場12:30~)
開催場所:松山市民会館 小ホール
住所:愛媛県松山市堀之内
駐車場:台数が限られています。できるだけ公共交通機関をご利用ください。
料金:1,000円(前売500円)※入場券の取扱いは虎造節保存会事務局
問い合わせ:虎造節保存会 事務局(TEL:090-8287-1390)
メール:torazoubushihozonkai@yahoo.co.jp

虎造節保存会公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部
イマナニおすすめイベント