チャリキャンで、かすみの森公園キャンプ場へGO!

  

グルッタ    イマナニ体験レポート

愛媛のキャンプ場で遊ぼう! Vol.9

こんにちは~永遠の素人キャンパー・グルッタです。

やっと愛媛も梅雨明けですね。
今年の梅雨は豪雨もあり長かった感じがします。

さて、こんな時期に僕は何をしていたかと言いますと…。
マイプロジェクトで「チャリキャン」をコソコソ推進していました。

「チャリキャン」とはご存じの方も多いと思いますが、自転車を使ったキャンプ、チャリンコ・キャンプの略です。

僕自身、キャンパーの妻に引っ張られる形でキャンプ生活がスタートして、いつしかハマってしまったわけですが、キャンプって色々なスタイルがあるんですね。

勿論、現在進行形のファミリーキャンプも楽しんではいるのですが、僕も自分のスタイルが段々具体的になってきたわけです。
そこで以前から心惹かれていたのが、ソロキャンプ。

その中でも特に必要最小限度の道具に絞り、更に自力でキャンプ場まで辿り着くチャリキャンはとっても魅力的。
ミニバンに、てんこ盛り重装備で出掛ける今のスタイルとは対極に存在している点も心惹かれます。
また、若かりし頃バイク乗りだったことも関係しています。

と、そんなわけで、まず必需品は自転車。
2007年購入で最近出番の少ないアンカーRNC3 SPORTSを引っ張り出してゴソゴソ。
走れないわけじゃないけど、色々くたびれている状態なのでメンテナンスへ。

購入時、お世話になった杉山輪業さんへお願いしました。
実に10年ぶりの訪問です。

説明も丁寧で今回は、チェーン、ワイヤー類、ブレーキシューなど消耗品を交換することに。
予想外だったのが、リアディレイラーの交換。

同じものは生産中止になっているようでSORAグレードへ。
見た目がシルバーから黒へなりました。

10年以上経過するとほぼ同じ部品は存在していないようです。
浦島太郎状態ですね。
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杉山輪業さんへ到着!
杉山輪業さんへ到着! お洒落な店内で、ロードバイクも一杯。 アンカーくん。見違えるような仕上がりに。 交換されたSORAリアディレイラー。 一番のお気に入りは、このスレッドステムのハンドル周り。
そんな訳でロードバイクも1ヶ月のメンテンナス期間を終え早速、試乗を兼ねてキャンプ場へお出掛けです。

とは言え、いきなり遠方に行く勇気もなく、近場で「かすみの森公園キャンプ場」をゴールに。
8月で太陽ギラギラですから、朝早く起きて涼しい時間帯に出発です。

東温市の田園風景を抜けてキャンプ場へ。
自動車では目的地まで単なる移動時間に過ぎませんが、自転車で行くと移動も旅のような気分に。
風景を楽しんだり、風を感じたり、ちょっとした道路のアップダウンもしっかり実感。

メンテナンスもバッチリで、ギアも気持ちよくサクサク切り替わり、ブレーキもしっかり止まります。
走りのキレが良いというか、これまでより安心してスピードが出せる感じです。

で、向かう途中、たまたま変な道を発見。
何となく向かってみたら道路に「自転車歩行者専用道路」と書いてあります。

後で知ったのですが、重信川サイクリングロードに偶然出たみたいです。
松山中央公園(松山市)~新横河原橋(東温市)間の全長24.5キロメートルのコースだそうで、平坦な道が主流で初心者サイクリストに人気があるそう。

確かにまっすぐな道で走っていて気持ちイイ!
最高速チャレンジできそうなくらいの一本道です。
それに誰もいなくって独占している感じも素敵。

さすが自転車王国・愛媛。
こうしたサイクリングコースが幾つもあるようです。

こんな道草で色々発見できるのも手軽な自転車の楽しみ方ですよね。
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走っていて緑が眩しかったです。
走っていて緑が眩しかったです。 大きな蓮が印象的でした。 偶然見つけた重信川サイクリングロード。 川沿いを一直線で走り抜けます。 気づけば、目的地側に到着。

かすみの森公園、夏向き?キャンプ場です。

重信川サイクリングロード途中から橋を渡り、かすみの森公園キャンプ場へ到着。

この時点で太陽は高く登り始め、じっとしてても暑いです。
そんな僕を迎え入れてくれたキャンプ場は、木陰が魅力的な場所でした。

かなりの木が生い茂っていて、あたり一面木陰です。
ディキャンプで来ているファミリーの大半は、この木陰の下にテントやタープを設置しています。

また、木の太さや間隔が良くてハンモックもチラホラと。
抜群に涼しくて、これは夏向けのキャンプ場だと実感。
しかも敷地が広いのでプライベート感も楽しめます。

夏、まともに炎天下で張っているテントって中はもうサウナですから。
それを考えると天国ですね。

また、小さな川ではありますが、水遊びもできます。
キッズたちがみんなでジャブジャブしてました。

浅くて狭いので、小さなお子さんが遊ぶには安心感があるかも。
でも本格的な川遊びまでのスケール感はありません。

他は、遊具もオーソドックスなモノが揃っています。
ターザンロープも置いてあるので、普通の公園より多めです。

あとは、小さめの東屋が2つ。
とりあえず、そこで一息着くことに。
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この橋を渡った左手に公園があります。
この橋を渡った左手に公園があります。 駐車場の横に川があり、その先が木陰で、一番奥が公園です。 木陰のバランスが良くて、僕もハンモックしたくなりました。 木陰から眺めた公園風景。 東屋にはテーブルと椅子があります。
現時点で僕は、ソロキャン向けの道具は全く持っていません。

今回、愛用のTIMBUK2(Sサイズ)のバックに収まるサイズのグッズもなく取り急ぎ、お湯が沸かせる道具と途中のコンビニでドリップコーヒーバッグと菓子パンを購入。
でも、これだけでバックはもう一杯。
ガスバーナーだけ災害用にイワタニ ジュニアコンパクトバーナーを購入していたのが救いです。

こんなに暑いならホットコーヒーもどうかと思っていたのですが、木陰のお陰で良い感じに落ち着きました。
淹れたてのコーヒーをゆっくり楽しんだ後は散策に。

実は、このキャンプ場には炊事場がありません。
また水道もなくて、トイレも駐車場の先にあるので夜、川を渡ることを考えると子供向けでは無いですね。

つまり、ディキャンプを主目的にしていて、水持参で洗い物は持ち帰って処理してもらう。
宿泊は考えず、日帰りの避暑地的な使い方なら確かに丁度いい具合です。

逆に炊事場があったら松山市内から30分~1時間程度の場所でもあるし、かなりの人気になったかも。
今でもそれなりに賑やかですし、これでバランスが取れているのかもしれません。

川を挟んでいるので、オートキャンプ的な車の乗り入れもできません。
そうした意味でも素敵な場所ですが、ある程度の割り切りが必要です。

個人的には、夏の季節を選んで日帰り、それに松山市周辺から手軽に来るならベストチョイスの一つかと。

偶然、掃除している方に声を掛けられて色々お話したのですが、2日に一回は掃除に見えられているそうです。
お陰で、トイレも公園もとてもキレイ。

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東屋で一休み。
東屋で一休み。 バックの中身はこの程度。 東屋は火厳禁なので、地面でお湯を沸かします。 コーヒーを淹れて、 のんびり一息。
他、かすみの森公園には、日本初?のスラックライン専用パークもあります。
そう言えば昨年、東温市でのイベント・とうおんファミリーフェスティバルでもやっていました。
この公園も東温市なので、スラックラインに力を入れているのかもしれません。

あと、公園を横断するように橋が掛かっているので、雨でも橋の下でキャンプは可能です。
実際、訪れた時もテントがありました。

今回は自転車の試乗を兼ねて、かすみの森公園キャンプ場に来たのでプチ・サイクリング止まり。
チャリキャンを実際行うには、まず道具選びから必要ですね。
懐具合と相談しながらゆっくり揃えて行くつもりです。

まぁ慌てないで、まずは日帰りから軽めに進めて行こうと思います。


トイレ外観です。共同トイレもあり。


トイレ中を覗くと洗い物は控える張り紙あります。


橋下でテントを広げている方も。


ハンモックがとても魅力的に感じました。

重信川かすみの森公園
開催場所/かすみの森公園(愛媛県東温市上村417番1地先)
駐車場/あり 20台程度
問い合わせ先/東温市 都市整備課公園係 TEL.089-964-2001
reported by グルッタ