いしづちエリアを歩いて学ぼう!第3期いしづち編集学校始動!

  

大人気の経営講座がさらにパワーアップ!今年も受講生を募集!

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昨年は参加希望者が定員を上回り、抽選となった『いしづち編集学校』。
今年も、あの大人気講座の開講が決定いたしました!

いしづち編集学校とは「いしづちエリア(※)の経済を、地域資源などを活用して活性化させるべく、人に来てもらうための仕掛けをつくる『人』を育てることに特化した講座」です。
※いしづちエリアとは:石鎚山を中心とした石鎚山系を有する愛媛県西条市・久万高原町、高知県いの町・大川村を指します。

いしづち編集学校は11回の講座から成ります。
オンラインの受講や、現地での実践などを経験し、修了直前には自分たちの「こうしたい」と考えたプランを皆の前で発表し、実現へ向けて動く…という、実践・体験型の講座です。

昨年の講座の様子は、この特集記事の最後にリストでまとめています。
ご興味のある方は、ぜひご一読くださいね!

いしづち編集学校の魅力とは?
どんな人が受講しているのか?
受講すると、どんな良いことがあるのか??

いしづち編集学校の仕掛け人であるソラヤマいしづちの石川さんといしづち編集学校の校長である泉谷さんにお話を伺いました。

いしづち編集学校は、どうして出来たのか?その特長は?

(写真左:いしづち編集学校泉谷校長、仕掛け人のソラヤマいしづちの石川さん)

石川:
いしづちエリアには豊かな自然や暮らしなど素晴らしい地域資源がありますが、『観光地』として決して認知度が高いとは言い難いという現状があります。
そんないしづちエリアを旅先として選んでもらうにはどうすればいいか?
お客さんたちに、もっともっと楽しんでいただけるようにするには、どうすればいいだろうか?

その課題が、いしづち編集学校の原点でした。

訪れる場所に、人や楽しい仕掛けがないと、来ていただいた方に「いしづちエリアに来てよかった!」と満足していただけないですよね。

そこで「人を楽しませる仕掛けを作ることのできる、志のある人を自分たちで育てよう!」という方向に舵が向いたんですね。

泉谷:
この世の中、ビジネスコンサルタントによる「経営者育成講座」ってたくさんあります。

ビジネスのことだけを学ぶなら、東京へ行ったり、今だったらオンラインだったり…。
地域のことを学ぶなら、カルチャースクールだってあるでしょう?
そんな風に、お金を出せば学べる場所は有ります。

でも、それらを両方やります!っていうのは、意外と無いんですよ。
開校から2年経っても、いまだに似たようなものは出現していません。
これって、凄いことだと思いませんか!

しかも、HOW TOは教えてないんですよ?

石川:
はは、確かに教えていないですね。
講座を受けた参加者が、自分で体感・実践してもらっています。

泉谷:
僕が意識しているのは「参加者自身のモヤモヤ感を、どうやって解消してあげるか?」という点。
だから、答えじゃなくて導くことが重要。

みなさんの思考の整理のお手伝いしている立場だから、変に先回りして答えを出すのはナンセンスだなと思っています。
これ、特に気を付けているところですね。

石川:
この講座というものは、受講して「勉強しました!」や「スキルを身に着けました!」で終わりではありません。

実際に行動を起こして、対価を払ってもらえる人に育つところまでチャレンジしてこその「いしづち編集学校」ですね。

これまでのいしづち編集学校と、これからのいしづち編集学校について

石川:
今回のプログラムは、受講生からもらった「こんなことをしたい・学びたい」という意見を盛り込みながらやっていこうと思っています。

また冒頭でも触れましたように、「あなたに会いに行く」のが旅の目的となるような人を育てることが元々の開校目的です。

このプログラムを企画・運営しているソラヤマいしづちという会社は、いしづちエリアに訪れていただく方向けに様々な旅行商品などを販売する旅行会社です。
つまり、我々運営側「ソラヤマいしづち」と一緒に、お客様に対し、実際に商品を提供できるような存在になってもらいたい!という気持ちがあります。

泉谷:
いしづち編集学校のプログラムの大きな特徴の一つに、各受講生の皆さんに、自分の課題プランをプレゼンテーションしていただく機会があります。

体裁的には、一つの区切りとしてプレゼンテーションがあって、最優秀を決めて修了になるんですが、実はそこからがスタートなんですよ。

そこが一人一人の参加者が試される、大きな狙いというか、学びなんじゃないかな?って僕は思いますね。

石川:
そのお手伝いができたらということで、今回から卒業生を対象にしたマスターコースが新たに新設する予定です。

大学でいうと「大学院」みたいな、そんな位置付けです。
今年度の大きな特徴の一つですね。
約半年をかけてまとめ上げた事業プランを、より成功に近づけるための実践の場も用意することで、皆さんの夢の実現のお手伝いをしていきます!

泉谷:
大きなキーワードとして「実践トレーニング」!
マスターコースでは、実際に現場に行って、実践することを目指しています。

机上でお話していたものを、実践を交えてチャレンジできる…
これ、僕が参加したいですよ。

マスターコースに参加される方は、良い意味で失敗して欲しい。
失敗…というか、課題を抱えて欲しいですね。

石川:
僕も、僕も!
受講生の位置付けで入りたいです!

なかなか無いですよね?
(大人になって)失敗してイイって場所!

泉谷:
そう。
「よくぞ失敗してくれた!」って失敗を褒められる場所なんて、少ないですよね。

課題を顕在化させる、炙りだすのもOJTとしてのいい面だから、そういった面からも参加したいなと思いますし、参加して欲しいです。

考えてみることを実際にやることって、なかなかそういう機会が無いでしょう?
そういう場だと思ってもらえたらいいと思います。

いしづち編集学校による「人の繋がり」について

泉谷:
愛媛大学の学生との関わりも、いしづち編集学校の特長の一つです。

石川:
参加者のプランを、ものすごく勉強・研究してくれて…
別の可能性はないか?と模索して、フィードバックしてくれましたね。

泉谷:
参加者以上に、プランのことよく知っているんですよ。
ありえないよね(笑)

参加者は、学生にアドバイス貰って、「あっ、そうでしたっけ!」みたいな(笑)
自分のアイデアだけど、どんどん深堀りされて、より具体的になっていく。

気付きっていうのが、学生によって与えられるんですね。
そのタイミングから、参加者がシャキッ!となるんですよ。

熱量というか、本気度が上がっていく。
そこは間違いないですね!

石川:
学生や講師との繋がりも広がりますが、受講生同士の繋がりが間違いなく広がっていきます。

そこがやっぱり、仲間に入ってもらう3期生にもメリットなのかなぁ、と思いますね。
いしづち編集学校をきっかけに知り合った仲間がプライベートでも仲良くなったり、実際にコラボレーションしようという動きもあったりします。
これまでの卒業生と接点をつなげるお手伝いも運営の重要な役割です。

そして、皆さんの「やりたい・形にしたい」を私たちソラヤマいしづちと一緒になって実現し、お客さまに実際に販売するというのが、最も大きな役割だと思っています。

そういう人が集まるような、魅力的なプログラムを準備していますので、お楽しみに!

石川:
地域の良さをご自身の持つ経験やスキルでどうにか色んな形で伝えられる人…ですかね。

表現手段というのは色々とあると思います。
自分の得意なことで構わないので、外の人に伝えることを目指してほしい。

それでしっかり「対価をいただきたい」っていう、そこを目指してやれる人!
本気度のある人に来てもらいたいなって思いますね。

泉谷:
2期生にも居たんですが…
まだすごくおぼろげながら「いい所だよな、私が住んでいる所は」みたいなことを思いつつも、なんかこう、表現でききれずにいる人。

もっと自分は、地域や人の役に立てるんじゃないだろうか?と悶々としている人。
自分のエネルギーといったものを持て余している人ですね。

そうした人が参加すると、モヤモヤしている部分の整理ができると思います。
それって、こうなんじゃないの?って「問いをたてる」っていうんですけど、そういった「余地のある人」こそ、ぜひ参加して欲しいなって、僕は思いますね。

多様性・可能性の溢れる「いしづちエリア」を盛り上げる第3期生、募集!

石川:
「石鎚山を絵に描いてください」って言った時に、結構、人によって描き方が違って、バラバラなんですよ。
それが、なんというか「答え」なのかな?と思うのです。

石鎚山は、色々な見方があるというか、見方が色んな所で全然違っていて、多様性がある。それが、いしづちエリア最大の特長ですね。

山・川・海…
それぞれに特長のある自然が非常にコンパクトなところに集まっています。
これ、実は日本の中でも見ても非常に珍しいエリアなんです。

泉谷:
現地のフィールドワークに参加させてもらって、暮らしている人からの視点というものが分かって「そういう見方もあったのか!」と勉強になりましたね。

多面的な魅力っていうのに触れられて、楽しかった。
知っているつもりで、まだまだ深いよな…という印象です。

いしづち編集学校では、皆さんのそれぞれの思いを応援します。
色んな気付きや学びが得られると思いますので、皆さんが大切にしている思いをもって参加してくれると嬉しいですね。

石川:
我々は運営するサイドですけれども「受講生のみんなが羨ましいな」と思いますね。
これまでの参加者からも「参加してよかった!」と非常に高い評価をいただいています。

これから参加を考えている人たちはぜひ、そういう中に身を投じていただきたいなと思います。

皆さまのご参加、お待ちしております!

募集期間:2021年6月25日(金)~2021年7月30日(金)

■ いしづち編集学校(2021年度の実施内容)
2021年8月5日(木)~2022年1月14日(金)の全11回

※新型コロナウイルス感染症対策のため、一部プログラムはオンライン形式にて実施します。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては開催日時や開催方法が変更となる場合があります。

お問い合わせ先:ソラヤマいしづち 担当 石川
お問い合わせ電場番号:0897-47-6030
メールによるお問い合わせ先:info@sorayamaishizuchi.co.jp
ソラヤマいしづち公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部 Natuorhytym
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