タキビスト必見!「ヒラバヤシワークス」で焚き火の魅力を極めよう!

  

愛媛アウトドアショップめぐり Vol.5 ヒラバヤシワークス

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愛媛にある様々なアウトドアショップをピックアップする本特集。
今回ご紹介するのは松山市平林にある『ヒラバヤシワークス』です!

皆さん「タキビスト」という言葉をご存知ですか?
タキビストは 「takibi」 「ist」を合体させた造語で、簡単に表現すると「焚き火をする人」という意味になります。

特別な資格や定義はなく、焚き火が趣味だったり、好きだったり、楽しんでいる人。
そんな方々が自身をタキビストと称しているのですが、最近キャンプ系の記事でもよく目にする言葉となりました。

それほどに焚き火を愛するキャンパーが増えている昨今、初心者だけでなくそんなタキビストにも魅力を感じて頂ける逸品を今回ご紹介しましょう。

こちらのお店は、キャンプの「火」に纏わるアウトドアグッズにクローズアップした商品構成になっています。

キャンプの魅力的な要素のひとつでもある、大自然の野外で楽しむ「焚き火」。
ぼーっと眺めるだけでも良し、美味しいキャンプ飯を作ったりコーヒーを沸かしても良し。
そんなキャンプに欠かせない焚き火に、もう一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか?

ヒラバヤシワークスで取り扱っているのは、キャンプ用の薪やスウェーデントーチ、そしてオリジナルブランドの焚き火台です。

これらのアイテムを手にしてもらうことで、キャンプにおける火の醍醐味や魅力をもっと大勢に知って欲しい、ショップオーナーの髙橋さんは、そう笑顔で語ってくれました。

魅了されたきっかけはスウェーデントーチ!その最たる魅力は無駄のない機能美

平林の地で生まれ育ち、幼い頃から大自然を身近に感じてきた髙橋さん。
いわゆる山キャンプやアウトドアに関しても、生活の延長線上にある馴染み深い趣味として昔から親しんできました。

そんな髙橋さんがアウトドアグッズの開発・販売に至るきっかけとなったのは、スウェーデントーチとの出会いが発端でした。

北欧では昔から、焚き火アイテムとして使われていたスウェーデントーチ。
普通の丸太に十字の切れ込みを入れただけの、一見非常に簡素な造りのキャンプグッズです。

最近でこそアウトドアブームの煽りで少しずつ知名度が上昇してきましたが、スウェーデントーチの最たる魅力はその機能美とのこと。

トーチ自体に点火するだけの使い勝手の良さや、準備・片付けの手間もほぼ必要なし。
キャンプの焚き火に必要な焚き火台と薪の役割を、これ一つで両方兼任してくれるのです。

また非常にシンプルな見た目であるにも拘らず、焚き火台としての機能性もとても優秀。

円筒状という形も構造上燃焼性に長けており、同時に一切の無駄がない造形。
必要に応じて調理も可能ですし、燃える炎を上部や側面など多彩な角度から眺められるのも大きなポイントです。

そんなスウェーデントーチの魅力に、文字通り取り憑かれてしまった髙橋さん。

元々土木業に携わり木材の扱いに慣れていたことも後押しとなり、スウェーデントーチをご自身で作り販売するに至るまで、そう時間はかからなかったと言います。

そんなスウェーデントーチの制作・販売をきっかけとして、数年前にヒラバヤシワークスを設立。

キャンプ用の薪なども合わせて販売する中で、「キャンプ道具をオリジナルで作ってみては」という友人の言葉に背中を押され、自分でもアイテムの開発をしてみようと思い立ちます。

元々キャンプやアウトドアに限らず、自分の好きなものに対してトコトンこだわりを持つオタクっぽいタイプなんです、と髙橋さん。
ご自宅には年代物の玩具やプラモデルを始めとして、実に数百種類の玩具やキャンプ道具のコレクションがずらりと並んでいます。

そんな気質から焚き火台に関しても、30個近いアイテムをコレクションしています。

元々の焚き火好きが高じて、これまでにも数多くの焚き火台で様々な試行錯誤を繰り返してきました。
ですが自身で焚き火台を作るとなった際も脳裏に浮かんだのは、やはりスウェーデントーチの存在でした。

そもそもスウェーデントーチは、キャンプの際に焚き火台として昔から北欧では用いられていたもの。
であれば、スウェーデントーチの仕組みを活用した焚き火台があれば面白いんじゃないか。

そんな発想から生まれたのが、今年4月より販売がスタートした渾身のキャンプアイテム。
【焚火専用玩具】伝説の焚火台「M.S.T(メタルスウェディッシュトーチ)」(税込39,600円)です。

一見円柱状の焚き火台のため、似たようなギアが沢山あると思う方も多いはず。

ですがM.S.Tは、他の焚き火台では成し得ない多用途な機能とmade in Japanならではの精度の高さが、一般のものと一線を画すアウトドアギアとなっています。

スウェーデントーチの魅力を搭載!オリジナル焚火台「M.S.T」とは?

髙橋さん曰く、「M.S.T」は伊達じゃない、とのこと。

このM.S.Tは上記の開発由来や商品名の通り、見た目はさながら金属製のスウェーデントーチそのもの。
ですがその外観だけでない、盛りだくさんのギミックが特徴的です。

その特徴とはずばり、キャンプ場や環境・用途に合わせてM.S.T自体が形態変化すること!

あらゆる場面に適応できる、非常にタクティカル(戦術的)な焚火台に仕上がっています。
まるで戦隊モノのロボットが姿形を変えるように、アイテム自体も形を変えると面白いのでは?
そんな遊び心を、この焚火台は大きく反映させた設計になっています。

ギミック 第1形態

まず最初は、持ち運び用の便利なコンパクト形態。

筒状の形に組み立てた段階では小脇に抱えられるほどの大きさになる焚き火台ですが、持ち運ぶ際ケースに入れればなんとA4サイズほどの小ささに!

完成サイズが直径21センチ・高さ29センチなので、かなりコンパクトにまとまりますね。

キャンパーさんにとっては嬉しい、場所を取らないこのサイズ感。

バッグに入れての持ち運びも当然可能ですし、髙橋さんのオススメはさながら変身ベルトのように腰のあたりに装着するスタイル。

パラーコード2本で全ての部品を固定できるのでケースの中でもガチャつきませんし、腰に装着できる自由度の高い作りになっています。

組み立て作業自体も非常に簡単で、部品である鉄板の凹凸を組み合わせるだけ。
ネジ等はなく紛失しやすい小さなパーツも一切使っていません。

ですが部品一つひとつの作りは精度が高く、かなりがっちり感のある安定した焚火台として使用することができます。

手順に従って凸凹を組み合わせれば…基本となるスウェーデントーチ型の第1形態の完成です!

この形で中に薪や小枝を入れて焚き火をすれば、さながらスウェーデントーチを使っているかのような焚き火を楽しめます。

風通しも抜群で燃焼性も良く、一方で燃えた後の灰は下に落ちるため舞い上がることもありません。
上の天板には小さな調理器具も置けるため、もちろん料理も可能です。

ギミック 第2形態

形態を変更したい場合は、各所のパーツを少しずつ取り外しするだけ。
上部の金属板を外せば、長い薪や小枝を入れての焚き火も可能な第2形態に。

天板を側面に引っ掛けたルックスもおしゃれで、細やかなこだわりが伺えます。
また人によってはこの形の状態で、中に細々としたキャンプグッズを入れて持ち運びに使う方もいるそうです。

ギミック 第3形態・第4形態

さらに、焚き火台そのものをひっくり返して使うことも可能。
第3形態と呼ぶこの形では、天板の高さが変わりアルコールストーブや炭など高さの低い対応が可能になっています。

天板を生かし、火を入れずにテーブルのような使い方もできます。
先ほどと同じく天板を外せば、直火で調理も可能な第4形態へ変化する形になります。

ギミック 第5形態

そして第5形態は第1形態の状態から、4枚嵌まっている側板のうち1枚だけを取り外した形状。
これにより今まで縦に薪を入れていたところ、横からも燃料を入れることが可能に。

側面からの見た目をメインとして炎を楽しめる、暖炉に近い形で焚火台として使えるスタイルです。

この形態のポイントは、まず何よりも外した側板が無駄なく使える点。

外した箇所の下に受け皿のように設置しておけば、燃えカスを綺麗に集めることができる仕組みに。
余った部品を手持ち無沙汰にしない点も、こだわりの一つです。

ギミック 第6形態

さらに天板を外した第6形態を使う際には、せっかくなら大きく太い薪を上から入れて欲しいそうです。
そうすることで薪が燃えている瞬間の希少な光景を、側面から直接見て楽しむことができます。

また側面の3枚の金属板がリフレクターのような役目を果たし、正面に放射熱がダイレクトに伝わってくるのも第6形態の大きな魅力です。

少し肌寒い時期のキャンプや冬の山キャンプで暖を取る際には、この形状が大活躍します。

ギミック 第7形態

そして最後の形態となる第7形態。

これは髙橋さん曰く「戦隊モノロボットの合体シーン」のイメージ。
このM.S.Tはもし身近に同じものを持っている方がいれば、二つを縦に重ねて使うことも可能となっています。

合体させることにより、円筒の高さは60センチほどに。
この状態で焚き火をすると、小規模なキャンプファイヤーや篝火のような迫力ある炎の光景が楽しめます。

ぜひキャンプのクライマックスやメインコンテンツとして、大自然の中だからこそ楽しめる炎の眺めを満喫して欲しい。
そんな髙橋さんの思いが、このスタイルには込められています。

火にこだわるとキャンプがさらに楽しくなる!?ヒラバヤシワークス流の楽しみ方を体験しよう

キャンプを楽しむ要素のひとつである、焚き火や炎。

どんな焚火台や燃料を使って、どんな炎を自然の景観の中に生み出すか。
それもまた、キャンプを満喫する際にこだわることのできるポイントのひとつです。

髙橋さんにとって、キャンプにおける焚き火は遊び感覚な実験の場でもあります。

多彩なアウトドアグッズや燃やす材料を組み合わせ、様々な形の炎を生み出す試行錯誤を行う。
それ自体がキャンプの楽しみのひとつでもあるそうです。

今年4月から販売がスタートしたばかりのM.S.T。

made in Japanは伊達でなく、その精度からくる組み上がったカッチリ感はぜひ手にとってクオリティの高さを感じて欲しい逸品です。
オールステンレスで厚みもしっかりしているので、一生の相棒としても期待できますね。

現在は松山市のアウトドアーズ・コンパス、アウトドアギアショップRankerなどのアウトドアショップ、内子の洋燈屋ICHIなどで取り扱っています。
イマナニで「アウトドアーズ・コンパス」の情報を見る
イマナニで「アウトドアギアショップRanker」の情報を見る

オリジナルギアとして希少性も高く、他のキャンパーと差別化を図りたいユーザーにもマッチングすること間違いなし。
またヒラバヤシワークスは薪についても造詣が深いので、薪にこだわりのある方も気軽に訪ねてみて下さいね。

■ ヒラバヤシワークス
住所:愛媛県松山市平林73
営業時間:8:00~19:00
定休日:日曜日
問合先:有限会社平林建設 アウトドア部署
メール:info@hirabayashi-g.co.jp
ヒラバヤシワークス公式Instagramはこちら
ヒラバヤシワークス 公式HPはこちら
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reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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