「仁淀ブルー体験博2022」開催!高知県・仁淀川をまるごと満喫。

  

体感して、ひとつ深く感じる。仁淀ブルー、プラス、あなた流の楽しみ方。

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皆さんは、仁淀川(によどがわ)という川をご存知でしょうか?
高知県のほぼ中心を流れる仁淀川は、西日本最高峰の石鎚山に源を発し、124kmに渡って土佐湾に流れ着く、四国3大河川の一つです。

全国の一級河川の水質ランキングでも、「水質が最も良好な河川」に過去10年で8回も選ばれており、非常に水のきれいな清流としても全国的に有名ですね。
水は透明度も高く、そのリゾート地を思わせるような透明度と鮮やかな色は、「仁淀ブルー」と呼ばれ親しまれています。

青く見える理由として、まず透明な水はその分不純物が少ないという点が挙げられます。
また仁淀川は急峻な地形で流れが速く、比較的水温が低くて藻が繁殖しにくいことなど、幾つかの条件が重なり奇跡の清流とも言われる所以となっています。

この「仁淀ブルー」を楽しめる仁淀川の観光スポットとして、特に有名なのは以下の3つ。
ご興味がある方は、ぜひこちらも覗いてみて下さいね。

●にこ淵
●安居渓谷
●中津渓谷

そんな情緒あふれる仁淀川ですが、透明度の高い仁淀ブルーだけが魅力ではありません。
川の流域にはカヌー、釣り、バーベキューなど、アウトドアライフを楽しめるスポットや施設も数多くあります。

そうした様々なアクティビティを、もっと深く幅広く満喫できる期間限定体験イベント。
それが今回ご紹介する「仁淀ブルー体験博2022」です。

視覚的観光だけでなく様々な体験を通して、ぜひ五感で仁淀川を軸とした流域6市町村の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
イベント開催期間は、9月23日(金・祝)~11月26日(土)。

また8月19日(金)より、仁淀ブルー体験博公式サイトにて、各体験プログラム予約受付がスタートしています。
受付人数が少ないものもあるため、興味があれば早めのご予約がオススメです!
仁淀ブルー体験博公式サイトはこちら

見て、触って、味わって!全身で仁淀川を体感「仁淀ブルー体験博2022」とは

「仁淀ブルー体験博2022」は昨年2021年に始まったイベントで、今年が2回目の開催。
仁淀川流域6市町村の魅力を存分に楽しめる多彩な体験プログラムがイベント期間中に開催され、「仁淀ブルー、プラス、あなた流の楽しみ方」がコンセプトです。

プログラム総数53体験と選択の幅が広いのも特徴で、性別・年令問わず様々な方がいろんな形で、この仁淀川を楽しめるようになっています。

53プログラムは大きく5つのカテゴリーに分かれ、「仁淀ブルーの青に溶け込む」「仁淀であじわう」「仁淀でアート・ホビー」など、それぞれ様々なスタイルで、仁淀川の良さや面白さを体験できるものばかりです。

ここからは具体的に各カテゴリーの中から、特にイチオシのプログラムをピックアップしてご紹介。
バラエティ豊かな「仁淀ブルー、プラス、あなた流の楽しみ方」の中に、ぜひ気になるものを見つけてくださいね。

自分自身の身体で仁淀川アクティビティを満喫!「仁淀ブルーの青に溶け込む」

最初にご紹介するのは、王道の「仁淀ブルーの青に溶け込む」カテゴリーから。
ここでは川ならではのウォーターレジャーや、アクティビティを楽しめる体験プログラムが全7種類用意されています。

まずは、「サウナ・仁淀川・生演奏で極上ととのい体験(No.1)」。

近年人気のテントサウナを仁淀川で楽しむ、贅沢なプログラム。
設置されるテントサウナは最高温度100度の薪ストーブ式です。

しっかり汗をかいたら、そのまま目の前の仁淀川へダイブ!
外気浴でハンドパンの心地よい音色に包まれつつ、極上の「ととのい」を経験…。

サウナーさんにとっては、まさに夢のようなプログラムでしょう。

そして「仁淀ブルーでリバーサイクリング青宙体験(No.2)」も、おすすめのひとつ。

透明度抜群の仁淀川の水面を水上自転車で巡る、新感覚の体験ツアー。
足元を優雅に泳ぐ魚を眺めたり、川底の光景を見ることのできる、ユニークな川アクティビティです。

体験中にはスタッフさんが写真を撮ってくれ、基本のデータは無料で進呈。
天気がよければドローンによる撮影も行われたりと、思い出にも残る体験プログラムになっています。
その他の「仁淀ブルーに溶け込む」体験プログラムはこちら

仁淀の清流に育まれた美味しいグルメ、いただきます!「仁淀であじわう」

続いては「仁淀であじわう」カテゴリー全11種類から、いくつかのプログラムをご紹介!

魚や肉、野菜や飲み物、調味料まで。
ここでは仁淀川周辺ならではの美味しい食材や珍しいメニューを味わうことのできる、グルメ好きの方にはぴったりの体験が盛りだくさんです。

まずピックアップするのは、「自分で獲って、捌いて、食べる きじの玉手箱 イタリアンコース(No.13)」。
こちらの体験では、普段食卓に上がる食材の生産現場から立ち会うという、非常に貴重な経験ができるようになっています。

「きじ」というこの場所ならではの食材とあわせて、お子さんの食育などにもいいと昨年も好評だったこちらのプログラム。
気になる方はぜひお早めのご予約を!

また昨年好評だった、海の町での食べ歩きを楽しめる「土佐節(鰹節)発祥の地を舌で楽しむ“宇佐ぶら”食べ歩き旅(No.18)」も注目の体験。

土佐節を始めとした高知の美味しいものを、土佐市宇佐町のレトロな街並みを散策しながらたくさん味わえるプログラムです。
川だけでなく、雄大な海と山に育まれた美味しい食べ物。
それが同時に楽しめるのが、この体験ならではの醍醐味でしょう。
その他の「仁淀であじわう」体験プログラムはこちら

清流が織りなす自然と町の景色を眺めよう「仁淀でアウトドア・まちあるき」

続いてのカテゴリーは、「仁淀でアウトドア・まちあるき」。
こちらでは仁淀川流域の魅力を、のんびり身体を動かしつつ楽しめるプログラムが全18種類と豊富に揃っています。

ハイキングやウォーキングを中心とした内容が多く、年配の方でも楽しめるものが豊富な点もポイントですね。

中でも注目なのは、「朝ドラの予習?!牧野博士のフィールドへ植物愛あふれる先生と鳥形山ウォーキングツアー(No.21)」。

高知県佐川町出身の世界的な植物学者・牧野富太郎博士。
2023年に朝ドラ「らんまん」の放送も決定した彼に所縁のある、仁淀川町の鳥形山を歩くプログラムです。

若かりし頃の博士に思いを馳せつつ、生い茂る植物をじっと観察。
普段あまり意識しなかった草花にも、よく見るとこれまで気づかなかった発見がたくさんあるかもしれませんよ。

そして「私にも体得できる薪割りの極意と薪で炊くほっこり羽釜飯(No.36)」も、好評だった昨年に引き続き開催されるプログラムです。

今人気のキャンプでも役立つ薪割り技術や、釜で美味しくご飯を炊くコツが学べるこの体験。開催場所は「木の駅ひだか」。
森林資源を活用した、持続可能なコミュニティサービスの構築を行うスポットでもあるそうです。
その他の「仁淀でアウトドア・まちあるき」体験プログラムはこちら

仁淀川があるからこそ発展した文化の魅力を知る「仁淀川が育んだ文化を楽しむ」

4つ目の「仁淀川が育んだ文化を楽しむ」カテゴリーでは、清流・仁淀川の綺麗な水を使って作られる和紙にちなんだ体験プログラム全6種類がラインナップ。

デジタル化が進んだ現代でも、思わず手元に置いておきたくなる…。
そんな和紙ならではの温かみを感じられるアイテムを、ぜひ自分の手で作ってみませんか?

まずイチオシの体験は、「大きい和紙に心のままに字を描こう!書家と一緒に親子で字の遊び(No.39)」。
こちらはその名の通り、親子で一緒に「書」を楽しむプログラムです。

いの町在住の書家さんと楽しむ書道は、従来の堅苦しいイメージをひっくり返すようなユニークな体験。
お父さんお母さんも童心に返った気持ちで、子どもたちと一緒に墨で手や顔を汚しながら大きな和紙にぜひ思いっきり、大きな文字を書いてみて下さい。

さらに「編んで叩いて!煮込んだ樹皮でメキシコ「アマテ紙」づくり(No.40)」も注目の体験プログラム。

和紙作りの文化や仁淀川周辺に生息するコウゾなどの植物の魅力と、メキシコの海外文化の魅力。
二つがマッチングしたこの体験も、非常に興味深い経験ができるプログラムです。
植物のパワーを感じつつ、ぜひ一緒に紙づくりの楽しさを学んでみましょう!
その他の「仁淀川が育んだ文化を楽しむ」体験プログラムはこちら

世界にひとつのハンドメイドアイテムが作れる♪「仁淀でアート・ホビー」

そして最後のカテゴリーは「仁淀でアート・ホビー」!仁淀川流域で育まれた植物などを使って、可愛いアクセサリーやアイテムを手作りできる全11種類の体験が楽しめます。

世界にひとつしかない、自分だけのオリジナルなハンドメイドグッズ。
長く大切に使いたくなるようなアイテムを、ぜひ皆さんも作ってみてはいかがでしょうか。

数あるプログラムの中からご紹介するのは、「仁淀ブルー女子と一緒に ログハウスでくつ下草木染め体験(仁淀川流域スイーツBOX付)(No.44)」。
ヒノキや玉ねぎといった自然の素材から抽出できる柔らかで鮮やかな色は、かわいい靴下にもぴったりです。

仁淀川流域の有志の女性たちによる本プログラムは、お一人様参加ももちろん大歓迎。
元気な高知の女性たちと、賑やかに草木染めやスイーツを楽しみましょう。

そして「高知県産ヒノキの曲げわっぱお弁当箱づくり(No.49)」も、注目度の高い人気プログラムのひとつです。

美味しい食事にこだわるなら、食事を入れる器にもせっかくならこだわりたいもの。
高知県産のヒノキのいい香りで、いつものお弁当がちょっぴり贅沢になるかもしれません。
その他の「仁淀でアート・ホビー」体験プログラムはこちら

美しさだけじゃない仁淀ブルー、自分だけの魅力をここ仁淀川で見つけて

いかがでしたか?ピックアップした内容の中に、気になる体験プログラムはありましたでしょうか?

今回開催される「仁淀ブルー体験博2022」のプログラムに参加したい!という方は、ぜひ公式サイトを要チェック。
簡単な無料会員登録の後、各種体験への予約が可能になります。

各プログラムは募集人数が限られているため、人気プログラムは早い段階で締切になることも。気になる体験は早めの予約をお忘れなく。
仁淀ブルー体験博公式サイトはこちら

景色を眺める、川遊びをするだけでは伝わりきらない仁淀川の魅力を、実に多彩な形で体験できる「仁淀ブルー体験博2022」。
ぜひあなただけの仁淀ブルーの魅力や楽しさ、美しさを、このイベントを通して楽しんで下さいね。

■ 仁淀ブルー体験博2022
開催期間:2022年9月23日~11月26日
問合せ:一般社団法人 仁淀ブルー観光協議会
仁淀ブルー観光協議会公式サイトはこちら
仁淀ブルー体験博公式サイトはこちら

reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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