愛媛 ゴルフ放浪記 vol.9
~宇和島カントリー俱楽部 前編~

  

いとー    イマナニ体験レポート

愛媛のゴルファーの間では、通称「宇和島」と呼ばれる宇和島カントリー俱楽部へ!

ドモ!ゴルフ大好きいとーです。
この愛媛 ゴルフ放浪記シリーズは、37歳アラフォー会社員ゴルファーのいとーが、愛媛のゴルフ場や、ゴルフに関する色んなスポットを紹介して、「あ~なんかゴルフって楽しそうだな~」と思ってもらおうとしているチャンネルです。

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…途中から方向性が変わっしまいました、すみません。
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と、いうわけで、スコアは90台と80台を行ったり来たり、今年中にまぐれでいいから70台を出してみたい、とか言っときながらイマナニの記事では最初の記事から3ラウンド続けて90を切れず、口だけ番長になりかけたものの、前回の愛媛 ゴルフ放浪記vol.7-8~チサンカントリークラブ北条~で、やっと88で周ってホッとしている、そんないとーが今回チャレンジするのは…宇和島カントリー倶楽部!

なんと人生2回目!
松山からはちょっと離れているのでなかなか行く機会がありませんでしたが、今回は宇和島のみかん農家ゴルファーにお誘いを受けたので行ってきました!
松山からだと高速使って1時間半くらい~!

まず、1回しかいったことのない宇和島カントリー倶楽部の印象ですが…
●山の中なのでアップダウン多い
(打ち上げも打ち下ろしも)
●意外と距離ある
●高麗グリーン
●谷が多い
●池も多い
●狭いホールはしっかり狭い
●要するにけっこう難しい
です。

なんとなくネガティブに聞こえちゃうかもですが、僕はスリリングで楽しいコースだと思っております。
HPには「大小6つの池を取り囲む個性豊かなビッグスケールの豪快な18ホール。」とあります。

ちなみに初めて周った前回(2022年5月)は96でございました…
今回は80台で周ることができるか!
とうところなんですが、実は今回はちょっと自信があったのです。

なぜならあれだけ悩んでいた「ドライバーのチョロ連発病」の特効薬を、この日の前日のラウンドで掴みかけていたからなんです。

その特効薬とは…「ドライバーは想像の範囲を超えるくらいゆっっっっくり振る」、これです。
やっぱり練習と違って、コースに出ると力んじゃってるので、コースでは「こんなので大丈夫?」ってくらいゆっくり振るとうまくいきそう!ってのを直前のラウンドで掴んでました。

ここでのポイントは「力を抜く」のではなく「ゆっくり振る」ということです。
わかりますか?この違い。
個人の感覚の問題なので伝わりにくいとは思いますが、僕はこうだった、ということで…

(やばい、今回文章長いですね)
1-1
11番ホール
11番ホール 11番ホールセカンド地点 11番ホールグリーン、この距離のバーディパットは入れたかった…
さあ!前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、宇和島カントリー倶楽部のラウンド、今日はINコースからスタート。

10番408ヤードPAR4、打ち下ろしでしっかり距離のあるミドルです。
しっかり飛ばしとかないと後が大変そう…ですが、すでに俺はドライバーのコツを掴んでいる「ゆっっっっっくり振るのだ!」とがんばってゆっくり振ったところ、見事なドローボールでフェアウェイど真ん中240ヤード!

ウヒョー!
こんなキレイな球何か月ぶりかしら!
楽しい~!ゴルフ最高~!イェ~イ!…と、浮かれてたので写真撮り忘れました。
それくらいうれしい!たのしい!大好き!だったのです。
ご理解ください。

続いて11番519ヤードPAR5、ティショットは打ち下ろし、でものこり200ヤードから強烈な打ち上げの 凹 ←こんなコース、ムズー。

ここでも「ドライバーはゆっっっっくり振る」が功を奏してちょっと左のラフに行ったけどナイスショット、そこから7I、SWと繋いでパーオン、これが1m手前につけるナイスアプローチ!
でしたが、高麗グリーンの洗礼を見事に受け、カップ直前でキュッと巨人の菅野のスライダーくらい曲がってバーディならず。

それでも2パットでパー。
スタートから2連続パー、いい感じ。
いい感じ。超超超超いい感じ。

さて続いて12番184ヤードPAR3、長い…と見せかけて、なんだこの打ち下ろしは!
1回しか来たことないけど、このホールはめちゃくちゃ覚えてます。
すっごい打ち下ろしです。
30ヤードくらいは打ち下ろしなんじゃなかろうか。

実際、184ヤードのところを、ちゃんと打てれば150~160ヤードの7Iで打ちました。
右に外れはしたけど、距離はぴったり。
寄せて2パットでボギー。

これも入りそうな距離でしたがカップ手前でキュッとまがって入らずでした。
2-1
12番ショートホールティグランド、すっごい打ち下ろし!

トリッキーだぜ宇和島

続いてティショットが谷越、谷越俊太郎の13番365ヤードPAR4はドライバーを引っ掛けちゃって刻んでボギー。

そんでこの後がスゴイ!
何がスゴイって移動がスゴイ。
写真見てください。

すんごい谷にすんごい細い橋がかかってて、カートも結構ギリギリの幅してないんです、しかもこれが体感だと50mくらいあるんです!
ヒエー!
高所恐怖症の私はビビりまくってお腹の当たりがズーンってなってました。
こっわ。

そんな橋を渡って14番135ヤードPAR3、ここもまた谷越え。谷越俊太郎。
ここはPWでピン手前1.5m、絶好のバーディチャンスにつけるも、男気パットでピン横をスルー…曲がると思ったら曲がらない、曲がらないと思ったら曲がる、芝目がムズイ、高麗グリーン…

ちなみに…ゴルフ場はもちろんコース内は芝が生えてるわけなんですが、特にグリーンの芝の種類によって特徴があります。
日本では「ベント芝」と「高麗芝」の2種類が代表的なのですが、この2種類でも日本のゴルフ場で多いのは「ベント芝」です。

ベント芝は葉っぱが柔らかく、一年を通して緑色、寒さに強く暑さに弱いです。
日本のゴルフ場はだいたいこの「ベント芝」です。

対して今回周っている宇和島カントリー俱楽部は「高麗芝」。
葉っぱが硬くて、葉っぱが生えている方向、いわゆる芝目の影響が強く、夏に強く冬に弱いので夏は元気な緑、冬は茶色くなっちゃいます。

夏に強いということは、夏は硬い芝が元気にグングン伸びるので、重いグリーン(ボールが転がりにくくなる)になりがちで、しかも芝目の影響が出まくります。
そんなに傾斜が無くてもキュッッと曲がります。
田中将大のカットボールくらいカップ直前で曲がったりします。

と、いうわけで「難しい」という人も多いです。
この日は9月の中旬、残暑厳しくまだまだ夏って感じでしたので、グリーンの高麗芝も超元気!
重いのでエイッと打っても、カップ付近でキュッと曲がる高麗芝の洗礼を思いっきり食らってます。
3-1
13番から14番に向かう吊り橋、超怖い。
13番から14番に向かう吊り橋、超怖い。 13番:ティショットが谷越俊太郎 14番:ここもティショットが谷越俊太郎 14番グリーン、この距離のバーディパットは入れたいなあ~ 15番361ヤードPAR4
15番、16番のミドルはどちらもボギー。
でもドライバーはしっかり当たってるし、調子は悪くない、いやむしろ良い。
今日は80台はもう安心だろう。

このトリッキーな宇和島、2回目で80台、なんなら80台前半で周れるんちゃう?
うまくなったわ~俺。とか思ってたら、やっぱりやってくるんですね、事件が。

17番ホール265ヤードPAR4、ずいぶん短い、と思ったら、それはしっかり罠があるからなんですね~。
グリーン手前100ヤードから左は谷、右は斜面。
ティショットは刻んで160ヤードまで。
もしくはドライバーで直接グリーンを狙っちゃうのもアリ、という瓢箪の形みたいなホール。

今日のドライバーは左に曲がりがちなので、左に曲げたらOB、右から左に曲がる球で攻めると斜面に当たりそうなので刻みを選択。
8Iで150ヤードからの100ヤードちょいのアプローチという戦略をたて、打つべし!打つべし!

ちょっと右かな?でもそこからドローで戻ってこい!………おや?なんかえらい球があがってんな?あれ、もう落ちてくんの?え?なんで?

はい、クラブ間違えてました。
8Iと思って振ったクラブはPWでした。
8とPを見間違えました。
9とPならまだわかるけど、なんで8とP間違えてんねん、あほか。

残り140ヤード、ボールは斜面の裏、グリーンは斜面に隠れて見えない、それでも斜面に沿って9Iをうまく打てれば乗せられる!と思って打ったら斜面の林の中へ消えるボール、OB。

打ち直して今度は左目に…と思ったら、左過ぎてまたOB。
打ち直しの打ち直しはグリーンの左に外れて、乗せて2パットで9。PAR4で9。+5。

うまくいってるときに落とし穴がある、それがゴルフなんですね…やっぱり見えないところに打つもんじゃない。
チョコンと真ん中に戻すべきだった、慣れないコースで無謀なことはするもんじゃない。

気を取り直して前半最後の18番531ヤードPAR5、ここのティショットはうまく気持ちを切り替えていい当たり!
左のラフだけどピンまで残り220ヤード、4UTでうまく打てれば2オンもアリエールでしょ!
イーグルでさっきの2OBを取り返すんだ!
よっしゃー!からのファーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

右にすっ飛ばしてOBですわ。
力んじゃってるんですわ、修行が足りませんわ。
あ~もう近くまでいけばそれでいいや~と思って気楽に打った4打目打ち直し、あっさりグリーンオン。
2パットでボギー。
OBなければバーディやん。なんやねん。
まあでもこんなもんですわ。
4-1
17番のコースガイド
17番のコースガイド 17番ティグラウンド 18番ティグラウンド 16番から17番の移動で、さっきの橋を今度は反対側から渡ります。怖いです。 前半のスコアは46。3OBが痛すぎる。
と!いうわけで宇和島カントリー俱楽部、前半INコース終了です。
パーが3つ、ボギーが5つ、+5がひとつ…+5はやばいですね…スコアカードでも黒光りしてます。

もしこのOB3つがなければ40なんで、いかにOBはやっちゃいけないことなのかということがわかります。
そしてOBはミスを取り返そうとしてムキになったときに飛び出します。
そう考えると、諸悪の根源は17番ミドルのティショット、8Iのつもりが間違えてPWで打っちゃってたことなんですね~…完全に自分のせいやないかい!なんやねん!アホか!そうや、アホや、ワイはアホや、アホンダラや!

…まあでもショット自体の調子は悪くないんで、後半頑張ります。
あとは高麗グリーンにくるんでて、入りそうで入らないパターがもうちょっとなんとかなれば!
てなわけで次回、愛媛 ゴルフ放浪記vol.10~宇和島カントリー俱楽部 後編~に続きます!

(今回文章長かったな~すんません)
宇和島カントリー倶楽部
開催場所/宇和島カントリー倶楽部(愛媛県宇和島市三間町則1970)
駐車場/あり
料金/楽天GORA、じゃらんゴルフ、GDO、PGMなど予約サイトを参照してください。
問い合わせ先/宇和島カントリー倶楽部 TEL.0895-58-3330
URL/https://www.pacificgolf.co.jp/uwajima/
reported by いとー