伝統・アート・時代劇!!香川の秋まつりは「仏生山大名行列」と「SANUKI ReMIX2」で決まり!
まるでタイムトリップ!?「第27回高松秋のまつり 仏生山大名行列」
瀬戸内海に面する港町で四国の玄関口とも言われている香川県。
流通が盛んで文化交流の多い地域ならではの、“伝統”や“芸術”が高松市にぎゅぎゅっと大集合します!
JR高松駅周辺には、港・商店街・公園・美術館・お城など、生活に根付いた芸術や文化を感じられるスポットが多く、観光都市としても珍しい立地です。
そんな高松市の秋を楽しむお祭りに、足を運んでみませんか?
このイベントは1993年にスタートし、高松市南部地域の魅力を発信するために歴史ある門前町がピックアップされています。
注目のポイントは、江戸時代を感じさせる豪華な衣装をまとって、仏生山商店街から仏生山公園まで約1.5kmの「お成り街道」を大人数で練り歩く、「大名行列」。
一般の参加者は、抽選で毎年応募が殺到し、市民に愛されるお祭りです。
初代高松藩主にあたる松平賴重公が眠る菩提寺(墓所)の「法然寺」へ参拝する様子を再現した大名行列。
総勢約200名が並び歩く「大名行列」は、圧巻!
まるで、タイムトリップしたかのような光景に、スマホで撮影するのも忘れて見入ってしまうかも!?
「仏生山大名行列」は、10月16日(日)の12:00~15:00に行われる予定で、高松ゆめ大使と高松特別ゆめ大使の「ことちゃん」「ことみちゃん」も参加します。
ことちゃん・ことみちゃんには、もう会ったことがありますか?
高松市で大人気な「ことでん(高松琴平電気鉄道株式会社)」のキャラクターで、青とピンクの可愛らしいイルカの夫婦です。
今年のお殿様役は高松ゆめ大使、お姫様役には公募で選ばれた一般参加者の方が参列されます!
道中では「悪党がお殿様を襲ってきた」というシナリオで、殺陣師3名による迫力の演舞(斬り合い)も繰り広げられますよ。
さらに、江戸時代の甲冑を身につけた鉄砲隊による火縄銃の演習も、目が離せないこと間違いなし!
高松市仏生山交流センター「ふらっと仏生山」の屋外広場では、11:40~飛脚駅伝走者紹介と鏡開きが行われます。
「飛脚駅伝」は、小学生5人1組のチームが飛脚(現在でいう運送業者)になりきって競技をする駅伝大会。
タスキ代わりの飛脚の状箱(手紙を入れておく箱)を持って仏生山商店街周辺を駆け抜けます!
各関所には簡単なゲームが待ち受け、クリアしないとバトンタッチできません。
果たして無事にゴールできるのか!?
みんなの応援が力になります!ぜひ、熱い声援を送ってあげてくださいね。
「仏生山公園」では、小さな子どもからお年寄りまで、みんなで楽しめるイベントを多数開催します!
「よろず処」は、企業や団体のPR・体験ブースがあるイベント。
香川県造園協会ブースからは花の苗の無料プレゼントもあるので気軽にお立ち寄りください。
「あそび処」は、子どもたちが自由に遊べるコーナーもあります。
イベントに合わせた昔の遊びコーナーなど、普段とはちょっと違った遊びもできますよ。
大人気のふわふわ高松城ドームは、残念ながら今年は展示のみですが、高松城の形をしたユニークなオブジェをぜひ見に来てくださいね。
「寄合処」と「黒門市」では、地元団体によるバザーや、一般参加者による青空フリーマーケットが計30ブース以上の大集合!
9:00~16:00の終日開催しているので、掘り出し物を探しに出かけましょう。
ほかにも「高松市役所吹奏楽団」によるパレードや甘酒(缶入り)の配布、お茶席も用意されています。
各所で歴史になぞらえた様々な催しが開催されるので、まるで江戸の街にタイムトリップしたようなイベントです!
香川の秋まつりとして外せない「仏生山大名行列」、ぜひご家族でお出かけしてみてはいかがでしょうか?
■ 第27回高松秋のまつり・仏生山大名行列
開催期間/2022年10月16日(日)
開催場所/高松市立仏生山公園・仏生山商店街周辺
住所/香川県高松市仏生山町甲2654-1(仏生山公園)
お問い合わせ/087-802-2290(高松秋のまつり実行委員会事務局)
第27回高松秋のまつり・仏生山大名行列 公式HPはこちら
伝統と革新が織りなす、“New Style”な文化体験「SANUKI ReMIX2」
香川県発の伝統工芸や地場産業を支える職人(アーティザン)と、日本を代表するアーティストやクリエイターが共創するプロジェクト「SANUKI ReMIX(讃岐リミックス)」
待望の第2回が、2022年11月3日(木)~6日(日)に開催決定しました!
舞台は、江戸時代の頃より香川県最上の迎賓館として交流のハブ(拠点)である重要文化財・玉藻公園「披雲閣」。こちらで作品の展示や販売が実施されます。
伝統って古くさい、むずかしいと思っている方にこそ、見てもらいたい!
高付加価値で刺激たっぷりの新しい体験があなたを待っています。
「SANUKI ReMIX2」のテーマは、“集まる”。
人・もの・場所・伝統・革新の交錯を肌で感じられるクリエイティブな体験が、ここにはあります。
今のご時世だからこそ“集まる”ことで生み出されるアイデアに心躍るはず!
まずは、前回のSANUKI ReMIXで出会った3人のコラボ!
世界を股に掛ける盆栽師 平尾成志さんが作品を紹介する際の衣装を、保多織ファッションデザイナー・西川潤さんと、藍染職人・堀尾早敏さんがタッグを組んで手がけます。
普段は相容れることのなかった出会いが、新しい文化へ。香川から日本国内、そして世界へと羽ばたく瞬間をお見逃しなく!
やっぱり香川といえば、讃岐うどん!
長年日本食として親しまれてきたうどんのベースは、ご存知のとおり、出汁と小麦粉。
このシンプルな素材は、80億人が営む、ありとあらゆる食生活に参入することができる、まさにスーパーフード。
この逸品をさらに世界へブランディングしていくために、讃岐うどん職人・山下義高さんと、東京の自由が丘にお店を構えるヴィーガン料理・楠本勝三さんがコラボ。
当日は、「プラントベース讃岐うどんin披雲閣(仮称)」も特別に出店。
※ヴィーガンとは、肉や魚、乳製品などの動物性の素材を一切摂らないライフスタイルのこと。
香川伝統手法の匠、桶樽職人・谷川清さんと、生活用品のプロダクトデザイナー・鈴木正人さんがコラボ。
桶樽は、近くで見ても継ぎ目が分かりにくいほど精巧に作り上げられます。
そんな伝統技術の正確さと家具や家電、照明など身近な物が掛け合わされた、2人の技術と閃きの結晶をぜひ間近で見てみましょう。
そして、玉藻公園内のメイン会場、重要文化財「披雲閣」を飾るのは、招代師・多田弘さんと庭デザイナー・小野豊さん。
風土や空間に溶け込んだ文化を大切にする庭師集団「HIFUMI」ならではの特別な「披雲閣」が見られる4日間となります。
夜間には、今年7月に復元されたばかりの“幻の国宝”とも呼ばれた「桜御門」で、東京オリンピック時に会場を盛り上げた映像制作集団ランハンシャによるデジタルアートも予定。
レーザーライトを使った演出やホログラムスクリーン、プロジェクションマッピングなど最先端の技術が詰まった、夜ならではの幻想的な空間に魅了されたい人必見です!
「桜御門」は、藩主の御殿だった「披雲閣」の正門で、高さ約9m、幅約12mの2階建て。1945年の高松空襲で焼失していましたが、12年の調査を経て77年ぶりに復元。
現在、2階部分には焼失前の写真などが展示されています。
当時の情景に思いを馳せながら、現代の最新技術で蘇った「桜御門」×「プロジェクションマッピング」でムーディーな秋の夜長をお楽しみください。
プロデュースを手掛けるのは、株式会社「人生は上々だ」の村上モリローさん。
「文化を担っていく若者にこそ参加してほしい」と、高松の職人や国内外で活躍するアーティストに声掛けし、多岐にわたって地域のクリエイティブ価値向上のための活動を行っています。
「SANUKI ReMIX」が、ただの展示会ではなく販売も行うのは、売れる商品を生み出すからこそ、伝統として続けていけるという考えから。
そこにはただ売れるだけでなく、気に入ったものを・本当に価値のあるものを長く愛用してもらいたいというSDGsへの想いも含まれています。
どうやってその商品が作られているのか、どんな想いが込められているのか、それら全ての「価値」が手に取る全ての人に伝わるように、創作期間のYoutube配信や、会場・SNSを通してバックボーン(企画・制作背景など)の説明も行っています。
今回のイベントは、11月3日(木)~6日(日)の4日間開催ですが、前半と後半に分けて、それぞれに熱い想いをお届け!
11月3日・4日は、「出あう2Days」
工芸の枠におさまらない讃岐の職人や伝統、産業の魅力に出あう2日間。
職人が常駐しているので、じっくり話を聞いてみたい人やバイヤー向けです。
奥深くまで本質を知ることで、きっとあなたもこだわりが詰まった逸品の虜に!
11月5日・6日は、「感じる2Days」
商品は同じものですが、アートプロダクトの販売をはじめ、プラントベースレストランやワークショップ、ファッションショーなどのイベントが中心になります。
まだ知らない香川の伝統や産業をスタイリッシュに体感して、推しのアーティザン(職人)を見つけちゃいましょう!
※一部イベントスケジュール内容・日程が変更になる場合がございます
※夜のライトアップは4日間通して行われます。
■ SANUKI ReMIX2
開催期間/2022年11月3日(木・祝)~6日(日)
開催場所/史跡高松城跡 玉藻公園内 重要文化財「披雲閣」
住所/香川県高松市玉藻町2-1
お問合せ/087-822-0033 JTB高松支店(9:30~17:00 土日祝休)
入場料/【Day time 10:00~16:30(最終入場16:00)】500円 ※玉藻公園入園料200円が別途必要です
【Night time 17:30~21:00(最終入場20:30)】1,000円 ※玉藻公園入場料込みです
SANUKI ReMIX2 公式HPはこちら
イマナニで「SANUKI ReMIX2」の情報を見る