「来島海峡大橋塔頂&急流観潮船」で激レア体験!?大迫力の瀬戸内海!

  

曽我美なつめ    イマナニ体験レポート

一生に一度あるかないかの貴重な経験ができる!瀬戸内海ならではのプチツアー

皆さんこんにちは!曽我美なつめです。
朝晩がずいぶん涼しくなり、いよいよお出かけもしやすい秋到来!
キャンプやアウトドア、様々なお出かけを楽しむ方も多いと思いますが…今年の秋は、一風変わったこんなお出かけ体験はいかがでしょうか?

今回私が行ってきたのは、「来島海峡大橋塔頂体験&急流観潮船」ツアー!
今治と尾道を繋ぐしまなみ海道のひとつ、来島海峡大橋。

今回はなんとこの橋を支える主塔の中に潜入して、塔の頂上から瀬戸内海を見下ろす、という激レア体験をしてきました!
普通の人であれば、おそらく一生に一度体験することもないであろう「橋の中へもぐりこむ」経験。

もちろん私も人生初!
日程も10月&11月の数日間限定と、なかなかに貴重なものとなっています。
そんな珍しい体験ができるこのツアーの模様を、今回はレポートしていきましょう!
1-1
来島海峡大橋を渡った人は多くても、上った人はなかなかいないはず(来島海峡SAより撮影)
来島海峡大橋を渡った人は多くても、上った人はなかなかいないはず(来島海峡SAより撮影) 頂上はこぢんまりとしたスペース。地上180mの屋外の場所に身一つで上ります! 塔の上から橋を見下ろす景色は、人によっては心臓が縮むような光景です…笑 橋の塔の入口はこちら。滅多にない場所への潜入になんだかドキドキです
ツアーの流れとしてはまず最初に所定の時間に集合場所へ集まり、そのまま観潮船に乗ってしばし来島海峡のクルーズへGO!
ダイナミックな潮の流れを目の当たりにした後、いよいよ来島海峡大橋の足元へと上陸です!

今回私たちは時間の都合上、このクルーズの過程はカットして直接橋の足元へ。
この時点ですでに「来島海峡大橋を真下から眺める」という、なかなかレアな光景を楽しめます。
(橋の上は車で何度も通ってるんですけどね…)

なお塔頂の際は安全面に最大限注意して、身軽に動ける服装&靴を着用!
ヒールやサンダルはもってのほかです。

持ち物もなるべく身につけず、カメラやスマホは絶っっっっ対に落とさないように首からストラップをつけましょう。
また橋の塔の中はやや狭い空間のため、ヘルメットと軍手がスタッフさんから貸与・支給されます。
こちらもばっちり装備して、いざ主塔の中へと潜入です!
2-1
急流観潮船ツアーも併せて楽しむと、より「アドベンチャー」感が味わえますよ
急流観潮船ツアーも併せて楽しむと、より「アドベンチャー」感が味わえますよ 塔の足元に来るとますますわかる橋の大きさ…見上げすぎて首を痛めないよう注意です 笑 本州へと伸びる橋を真下から見られる光景はかなりレア。人気の撮影ポイントのひとつです 入口の扉はかなり小さめ。大人の女性でも身体を屈めて入る必要のあるサイズです ヘルメット&軍手は無料で貸し出してくれます。万が一のことがないようしっかり装備!

いざ橋の中へ潜入!探検気分で地上180メートルの頂上へ!

主塔の足元の小さな入り口を入ると、中はまるでちょっとしたダンジョン。
まるでゲームの世界みたいな不思議な構造に、思わずテンションが上がってしまいました。

来島海峡大橋の成り立ちや構造についてスタッフさんの解説をふんふんと聞きつつ、狭い通路に頭をぶつけないようゆっくりとみんなで進みます。
なかなか具体的な想像が付かないほどスケールの大きなお話がたくさんですが、これらもすべて人の手で作られたものだと考えるとなんだかとても不思議な気分になってきますね。

塔の中の通路では、角度が60度近くあるような急な階段を上ったり、鉄骨の狭いエレベーターに乗ったり。
日常ではなかなか体験できないような空間を冒険気分で進んでいけば、いよいよ塔の頂上に到着です!
3-1
塔の中はこんな感じ。建物やメカチックなものが好きな人には堪らない空間です
塔の中はこんな感じ。建物やメカチックなものが好きな人には堪らない空間です 階段もかなり急な箇所が多数あります。体感はかなり垂直に近いです…笑 随所にある通路の入口も小さめ。身体をキュッと縮めて皆さん通っていきます 塔に上がる方法はもちろんエレベーター。塔頂部となる最上階は52階とのこと この階段をのぼるとてっぺんへ到着!果たしてどんな景色が広がっているのか…
頭上に開いた扉から階段を上り、頭を出すと真っ青な空!白い鉄筋!
塔頂開始から数十分ほどで、さっくり塔の頂上へと到着です。

てっぺんは約140センチほどの高さの壁に囲まれた小さな空間ですが、そこから見える景色はまさに一面瀬戸内海の大パノラマ!
スタッフさんに促されるまま小さな台に上がって下を見下ろすと…橋を渡る車はまさに米粒サイズ…!

今回上った主塔は約180メートルもの高さ。
そんなところに自分の身一つでいる状況を考えると、ちょっぴり怖さで胃の中がそわそわ、もぞもぞしますね 笑

ですがそれを差し引いても、この高さから見る来島海峡の景色は絶景!
今回私たちが塔頂したのは午後の時間帯だったのですが、ツアーをより楽しむなら午前の時間帯がおすすめ。
天気のいい日の午前中は空も真っ青で、今よりさらに綺麗な景観が楽しめるそうですよ。
4-1
高さ180メートルの瀬戸内海!ガラスも何も目の前にない、生の大パノラマが広がります
高さ180メートルの瀬戸内海!ガラスも何も目の前にない、生の大パノラマが広がります 橋の頂上へ到着!高所恐怖症でなくとも若干足がすくみそうな光景です…笑 メインの吊り橋「主ケーブル」も、間近で見るとその大きさについ圧倒されます 真下を行き交う車やトラック!写真だと遠近感がなかなか伝わらず歯がゆいですね… ツアーでは入れませんが、点検の際は階段上の入口から主ケーブルの上を歩くことも
今回ご紹介した塔頂体験&急流観潮船ツアーが楽しめるのは10~11月の限られた数日間のみ。
1日で午前、午後の二回に分けて開催されます。

また観潮船ではなく、今治らしいサイクリング&塔頂体験のセットツアーもあるとのこと。
安全面に配慮していくつかの参加条件があり、中学生以上であること(中学生は大人同伴)、自力歩行ができる方、高所恐怖症・閉所恐怖症でないこと、などが基本となっています。

その他にも様々な注意事項があるため、気になる方はぜひ公式サイトをくまなくチェックして参加してくださいね。
人生に一度あるかないかの激レア体験が楽しめる、来島海峡大橋塔頂体験&急流観潮船ツアー。

いつものキャンプやアウトドアにもちょっと飽きてきたな…という方はぜひ、ここ愛媛、瀬戸内ならではの貴重な体験をしに、こちらのツアーへと遊びに行ってみてください!
来島海峡大橋塔頂体験&来島海峡急流観潮船
開催日/2022年10月15・16日 9:00~、13:00~ 10月17日 10:00~、13:00~ 11月1・3・4・13日 10:00~、13:00~
開催場所/下田水港待合室(愛媛県今治市吉海町臥間5292)
駐車場/あり 100台
料金/あり 10,000円
問い合わせ先/株式会社しまなみ 予約受付本部(営業時間 9:00~17:00/定休日 土日祝) TEL.0898-25-7338
URL/https://imabari-shimanami.jp/touchou/
reported by 曽我美なつめ