写真展「鉄道歴史パークの10年」に行ってきました

  

酒魅人    イマナニ体験レポート

本物の新幹線に気軽に乗れる四国唯一の場所

新幹線や蒸気機関車にたった300円で乗り放題…。
そんな驚くべき場所が愛媛西条にはあるんです。

それが「四国鉄道文化館」、周辺の施設と併せて愛称「鉄道歴史パーク in SAIJO」です。
そんな四国鉄道文化館が開館10周年のイベントを行っているので行ってみました。

入場券は昔の切符、いわゆる硬券風になっていて入り口でパチンとしてくれます。
北館は入ってすぐに0系新幹線とDF50形というディーゼル機関車がお出迎え、線路に立って見上げる鉄道車両はイメージよりも大きく見えて迫力があります。
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運転席にも入れる0系新幹線
運転席にも入れる0系新幹線 機関部が見れるDF50形
0系新幹線とDF50形に挟まれる形で四国鉄道文化館の10年を振り返る写真展をしています。
この場所に鉄道車両を運んでくる様子やゆるキャラが鉄道に乗って鉄道歴史パークにやってくる様子などなかなかに珍しい場面の写真がいっぱいです。

南館がオープンしたり、いろいろなイベントをしていたり、展示品が増えたりと10年の歴史は伊達じゃないですね。
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写真を写真で紹介
写真を写真で紹介 ゆるキャラたち JR四国の車両たち

そして2014年オープンの南館へ

入場券は北館南館共通となっているので南館にもやってきました。
最初に目を引くのは野外展示されているフリーゲージトレイン第二次試験車両。

屋内には30分毎に動く鉄道ジオラマとC57形蒸気機関車44号機、DE10形ディーゼル機関車1号機、キハ65形気動車の3車両が展示されています。
鉄道ジオラマはアンパンマン列車や鉄道ホビートレインなどが再現されていて、ナレーションと共に四国と四季をぎゅっと詰め込んだジオラマを走ります。
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フリーゲージトレインが四国を走る日は来るのでしょうか?

時期的に特急形気動車2000系試作車通称TSEの運行終了(3/17が定期運行の最終日だったそうです)もあって、県外からの鉄道ファンがたくさん来ていました。

もちろん子どもたちもたくさん来ていて自分で操作できる鉄道模型に順番待ちの列ができていたり、アンパンマン列車が来るとホーム側の窓に大集合したり、新幹線の運転席でレバーをガチャガチャと動かしたり楽しそうです。
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写真は北館を上から
紹介した北館、南館の他に西条市の名誉市民、新幹線の父、十河信二氏の記念館があり、鉄道近代化に尽力した十河氏の遺品が展示されています。
こちらは入場無料な上に見応えがありますが子供には退屈かもしれません。

実は鉄道に詳しくないので車両の名前などは全て資料を参考に書いていますがそんな私でも何時間も楽しむことができました。
子供と一緒に行くのにおすすめの場所です。
写真展は5/8まで行っているのでGWに子供を連れての鉄道小旅行もいいですよー。

余談ですが近辺に酒蔵が何件もあるのでそちらに足を伸ばすのもオススメです、是非。


写真展「鉄道歴史パークの10年」
開催日/3月1日(木)~5月8日(火)
開催時間/9:00~18:00
開催場所/四国鉄道文化館北館(愛媛県西条市大町798-1)
駐車場/有り(普通車:300円)
料金/大人300円、小人100円 (税込)
問い合わせ先/鉄道歴史パーク in SAIJO  TEL.0897-47-3855
URL/https://www.facebook.com/tetsudorekishi/
reported by 酒魅人