【ピングー展/愛媛県歴史文化博物館】 世界一有名なペンギンがあそびにやってきた! @西予市 【PR】
映えスポット多数! ピングーたちに会いに行こう!
世界で一番有名なペンギンといえば?
そう、クレイ人形アニメでお馴染みの「ピングー」!
世界中で愛される、ペンギンの「ピングー」はスイス生まれ。
5分間のストップモーション・アニメーションは世界155以上の国と地域で放送され、2020年には40周年を迎えました。
愛媛県西予市の愛媛県歴史文化博物館(歴博)では、40周年『ピングー展』を開催中です。
今回は、実際に使われたクレイ人形をはじめ、当時の資料・ジオラマ・フィルム・日本初公開の原画や絵コンテ等、ピングー制作に関わる貴重な資料約400点を展示しています。
日本で制作された3DCGアニメーション「ピングーin ザ・シティ」より、スペシャル新ムービーなど、親子でワクワクする新しいピングーの世界に触れることもできますよ。
愛媛は、40周年『ピングー展』のラスト開催地。
国内でピングー展が見られる、最後のチャンスです!
世界一有名なペンギン「ピングー」!
ピングーは、南極に住んでいる小さなペンギンの男の子。
パパとママ、まだ赤ちゃんの妹(ピンガ)と仲良く暮らしています。
お友だちは、アザラシの男の子のロビや、ガールフレンドのピンギ。
ピングーたちの遊び道具にスマホなんて出てきません。
なんだか、ずっとずっと昔の暮らしをしているピングーたちですが、いつだって陽気に楽しそうに過ごしています。
そんな古き良き時代の「あたたかな世界観」が、今でも世界中を魅了しているのかもしれませんね。
ピングーのアニメはクレイアニメと3DCGのすべてを合計すると、エピソードはなんと200以上あります。
日本では1992年にテレビ放送が開始。
2017年から3DCGアニメシリーズ「ピングー in ザ・シティ」が放送されました。
今回のピングー展では「Birth」、「Clay」、「Studio」、「Art Piece」、「3DCG」のコーナーに分かれて展示されています。
ピングー誕生!「Birth」コーナー
ピングーはスイスのアニメーション作家「オットマー・グッドマン」氏により誕生しました。
油粘土で作られるピングーの製作時間は、アニメ1話につき約8週間!
ピングーの映像は、1コマごとに少しずつ動かして撮影する「コマ撮り」という技法で作られているので、3秒分しか撮影できなかった日もあったほど。
オットマー氏が手作りにこだわったことで、あたたかさとユーモアに溢れた物語「ピングー」がつくられたのです。
こちらのポラロイドをご覧ください。
オットマー氏による直筆メモが書かれています。
指示の内容は「クレイ人形を3mm移動させる」といった、実に細かいもの!
それらからも、ピングーに対する、オットマー氏の強いこだわりと愛情を感じますね。
ところで、ピングー制作秘話では驚きの事実が判明します。
なんと!ピングーの最初の名前は…、実は「ピン〇」。
1986年のパイロットフィルムに登場した際は、そう呼ばれていました。
ドイツのフィルムフェスティバルで上映された際、子どもたちが嬉しそうに「ピングー」と呼んでいたことから、正式に「ピングー」と改名されたそうです。
何と呼ばれていたのか?は、ぜひ館内で!
ストップモーション・アニメーションとクレイ人形の「Clay」コーナー
「Clay」では、実際に使用された貴重なクレイ人形とアニメーションが展示されています。
1988年に放映された、記念すべき第1話「僕はピングー」。
家族そろって、ご飯を食べるシーンから始まりました。
ここで、ピングーの苦手な食べ物が判明!
ピングー家族の食卓は、大変なことになっています。
こちらは2004年に放映された、シリーズ5の第18話「ピングーのかげ絵」。
ピングーとピンガが眠るベッドルームのワンシーンです。
実際に放映されたアニメーションも約1分間抜粋して展示されています。
どう動いたのかを想像しながら、ぜひ見比べてみてくださいね。
こちらは今回のピングー展のポスターに抜擢された、ピングーのクレイ人形。
1989年に放映された、シリーズ1の第7話「ピングーの雪合戦」で使用されたものです。
ピングーがフラフープに使っている赤い輪っかは、実は「壊れた〇〇の部品」!
立体的なクレイ人形を、前から・後ろから・斜めから!じっくり観察してみてください。
手作りならではのあたたかみが感じられます。
ちなみに、クレイ人形1体につき、製作時間は5~6時間ほど掛かっていたそうですよ!
ピングーは、どうやって作っているの?「Studio」コーナー
1993年に、スイス郊外のルシコンという街に建てられた「ピングー・スタジオ」。
9名のクリエイターが働いていたピングー工房は、1階は映像制作スタジオ、2階はクレイ人形などの制作スタジオ、地下はスチール写真の撮影スタジオと、全フロア丸ごとピングー制作のためのスタジオでした。
「Studio」コーナーでは、当時のアニメーションの制作工程や撮影方法を知ることができますよ。
オットマー氏が亡くなるまでは、字コンテで制作していました。
その後、ピングー制作を引き継いだスタッフたちは、絵コンテをもとに制作しています。
物語を決めた後、絵コンテを制作し、それをもとにクレイ人形を作り、セットが組まれたスタジオで撮影。
最後にキャラクターの声や効果音を入れて、完成です。
ぜひ見ていただきたいのが、撮影スペースとフィルム!
撮影スペースは、奥行きを表現するために、撮影台を3台並べた構造になっていました。
5分間の撮影のために、毎回5,000から7,000コマが撮影されていたそうです。
ここでは、1980年~90年代に撮影された、数少ない貴重なフィルムが展示されています。
ポーズの違うシーンを少しずつ撮って、流れるような動きを表現している様子がわかりますよ!
何を言っているのか?詳細は分からないけれど…、何となくニュアンスは伝わってくる「ピングー語」。
実は、ピングーたちのセリフに決まった台本は無く、ほぼアドリブだったそうです。
しかも、シーズン1~4では声優のカルロ・ボノーミ氏が、たった1人で全てのキャラクターの声を使い分けて担当していたというのだから、驚き!
ここで展示されている、今は亡きカルロ氏がピングーたちの声をアフレコしている約2分間の動画は、必見です。
ピングーで大活躍した日本人アニメーター「甲藤征史さん」
ピングーの世界を語る上で、欠かせないキーマンをご紹介!
その方は当時のピングー・スタジオで大活躍した、唯一の日本人アニメーター「甲藤征史(かっとうせいし)氏」です。
オットマー氏が亡くなったのは、1993年。
シリーズ2の第6話「ピングーと遊園地」の撮影中のことでした。
以前からオットマー氏と親交のあった、高知生まれの甲藤氏がピングー制作を引き継ぎ、絵コンテを制作することになったのです。
今回の展示では甲藤氏が撮影した、約43分間に渡るピングー・スタジオ内部の貴重なプライベート映像も上映されています。
繊細な動きは、クレイ人形ならでは!「Art Piece」コーナー
ほんの一瞬に見えるシーンでも、ピングーたちの動きを表すために、たくさんのクレイ人形が使われています。
「Art Piece」コーナーでは主に、躍動感あふれるシーンを表現するための人形を時系列に並べて展示。
こちらのピングーは、シリーズ5の第5話「ピングーと風」のワンシーン。
カモメの真似をして、手を動かして飛ぼうとしています。
手の上下の動きと同時に、クチバシの長さや形も変化しています。
物語では、ほんの1~2秒のシーンですが…
こんなにたくさんのクレイオブジェが使われていて、驚き!
新シリーズ、3DGCアニメーションの「3DGC」コーナー
2017年に日本で制作・放送された、「ピングー in ザ・シティ」。
クレイ人形の素朴さや、あたたかみのある世界観はそのままに、3DCGを駆使してダイナミックな動きやシーンを表現しています。
クレイでは表現が難しかった、水の中や水があふれるシーンなど、これまで見ることができなかったピングーたちの姿が見られますよ。
南極だった舞台は大都市に移り、色々なお仕事に挑戦するピングー。
警察官に音楽家など、10種のコスチュームに身を包んだ、3DCGピングーが壁面に映し出されるアニメーションの秘密をお教えしましょう!
実は、ほんの一瞬だけ!
全てのピングーが正面を向く瞬間があります。
館内で、実際に見てみてください。
割と頻繁に、そのチャンスは訪れますよ!
「消えたピングーを探せ!」
今回は常設展で「消えたピングーを探せ!」というイベントも同時開催されています。
特別展を観覧する前に、受付で渡される暗号を解いて、常設展を観覧しましょう。
すると、展示室のどこかに居るピングーたちの居場所が解りますよ。
問題は、全6問です。
映えスポット多数!ピングーとピンガに会えるかも?
入り口に鎮座する巨大なピングー。
入館の記念に、ぜひ撮っておきたい撮影スポットの一つです。
ちなみに、この場所にはピングーとピンガが遊びに来るそうですよ!
タイミングが合えば、巨大ピングーと一緒に、遊びに来たピングーやピンガと写真を撮ることができるかも!?
遊びに来る日は、博物館のホームページやSNSなどでお知らせがありますよ。
一体、何体分のお顔があるのか!?
ピングーの表情を集めた、映えスポット「ピングー百面相」も人気です。
気持ちをストレートに表現する、男の子ペンギンのピングー。
笑ったり、怒ったり、驚いたり、困ったりと、実に表情が豊か。
お気に入りの表情をしているピングーを探してみてください!
このスポットは、撮影OKです。
お腹が減ったら「ピングー展 限定メニュー」!
常設展・ピングー展をめいっぱい楽しむと、お腹も減ってくるかもしれません。
そんな時は、歴博レストランで「ピングー展 限定メニュー」はいかが?
ピングーの世界をイメージしたカラフルなゼリーの上に、ペンギンの形のプリンが乗っているスイーツです。
1日数量限定で、価格は500円(税込み)。
9月3日(日)まで、平日は10時~14時半・土日祝は10時~15時半まで販売しています。
40周年記念グッズが手に入る、ラストチャンス!
日本での40周年記念ピングー展ラストとなる、歴博での期間限定ショップ。
こちらでは「Pingu 40th」限定の、総生産200体のピングー&ピンガのフィギュアや総生産100体のロビフィギュア、イギリスのリバティ・ベルギーのアイスウォッチ・日本のカリタなどの企業コラボ商品といった、展覧会オリジナルアイテムが手に入ります。
また3,000円(税込)以上のお買い物で、ピングー&ピンガのイラストがキュートな「Little sister」オリジナルアクリルミラーがプレゼントされるなど、お得なグッズ購入特典もあります。
オリジナルアクリルミラーは数量限定なので、お早めにどうぞ!
歴博限定!オリジナルポーチやビニールキーホルダーのワークショップも!
ピングー展の関連ワークショップ「ピングー オリジナルポーチをつくろう!」。
こちらは、愛媛をイメージした「柑橘をモチーフ」の、歴博限定デザインです。
サイズ感は、文房具・スマホ・充電器・コスメなどが入る大きさ。
布用ペンで色を塗ったり、名前や好きな言葉を書いたり。
ぜひ、世界で一つの作品を作ってみてください。
夏休み中(7/21~8/31)の水曜日13時~15時半、土日祝とお盆(8/11~8/15)の10時~11時半と13時~15時半で体験できます。
体験料は700円(税込)です。
ピングー展関連ワークショップ「ピングーのビニールイヤリング/キーホルダーをつくろう!」。
涼しげでカラフルなビニールシートをカットし、ピングーのシールを貼って作ります。
金具は、キーホルダー・イヤリング・ピアスから1つ選べます。
先ほどのポーチとキーホルダーを組み合わせるのも、オススメ!
夏休み中(7/21~8/31)の水曜日13時~15時半、土日祝とお盆(8/11~8/15)の10時~11時半と13時~15時半で体験できます。
体験料は300円(税込)です。
スタンプを集めて、オリジナルステッカーをゲットしちゃおう!
世界中で愛されているペンギンの男の子「ピングー」の魅力を、一部ご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
「これから!」という時に、原作者のオットマー氏が亡くなり……
メモ程度の字コンテしか残されていなかった状態から、オットマー氏の意思を受け継ぐ人々によってピングーは復活し、世界中に愛されるに至った……
そのドラマを知ると、ピングーの世界が何倍も面白く感じられるでしょう。
貴重な資料やフィルムなどピングーの世界をお楽しみください。
ここまで読んでくださった方に、ピングー展へ来館前のアドバイスを一つ!
歴博オリジナルのピングーステッカーが貰える、「ピングー展 開催記念 スタンプラリー」をご存じですか?
ピングー展の開催期間中、エミフルMASAKI「TSUTAYA BOOKSTORE」・フジグラン重信「TSUTAYA BOOKSTORE」・松山市「えひめこどもの城」・新居浜市「愛媛県総合科学博物館」のどこかで1つでもスタンプを押したシートを歴博へもっていくと、オリジナルステッカー(全二種類)を2枚手に入れることができます。
スタンプラリーのシートは、歴博の公式HPからダウンロードすることが可能です。
スタンプラリーのシートを印刷し、お近くの施設に遊びに行ってからスタンプを押した上で、歴博へ向かうことをオススメします!
この夏、いつだって幸せに暮らしているピングーたちの優しい世界に触れてみませんか?
子ども・大人、年齢問わず誰もが楽しめますよ!
■ 40周年記念「ピングー展」
開催日/2023年7月8日(土)~9月3日(日)
開催時間/9:00~17:30(入場は17:00まで)
開催場所/愛媛県歴史文化博物館
住所/〒797-8511 愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
料金/大人1,100円、65歳以上の方700円、小中学生600円
お問い合わせ/0894-62-6222
40周年記念「ピングー展」 公式HPはこちら
愛媛県歴史文化博物館 公式HPはこちら
イマナニで「イマナニで40周年記念「ピングー展」」の情報を見る
イマナニで「愛媛県歴史文化博物館」の情報を見る