今話題の大谷山と真鍋家住宅へ、愛媛の東端へトリップ 【愛媛/四国中央市】

  

頂上まで３０分のオオタニサンへハイキング。

つい先日まで、四国中央市の豊受山の頂上は白銀に覆われていましたが、春の訪れとともに雪は溶け、法皇山脈の山々にはピンク色の桜が目立つようになりました。

公園や民家の庭先にも草花が咲き誇り、生命のエネルギーに満ちた絶好の季節に、お友達を誘って地元の山へハイキングに出かけました。

今回訪れたのは愛媛県四国中央市と香川県観音寺市の県境にある大谷山。

この苔アートは定番の記念撮影スポットです。

登山口の目印は唐谷峠に立つ石碑。

登り始めてほんの2～3分で第一テーブルに到着。

さらに5分程進むと第二テーブルも見えてきました。

大谷山は標高507mの低山で、初心者でも気軽に楽しめる山として、最近じわじわ人気が出ています。

愛媛県道9号線沿いにある登山口から山頂まで約30分で登ることができ、付近には駐車スペースもあるので、ピクニック気分でサクッっと登れるのが魅力です。
登山道には休憩できるテーブルや、アップダウンを回避できる迂回路まで整備されているので、子ども連れでも安心です。

最近では、メジャーリーガーの大谷翔平選手の活躍にあやかって、地元の人が「オオタニサン」と呼ぶようになり、メディアにも取り上げられ、登山者が増えているそうです。

登り始めが１２時だったので、第二テーブルでお昼ご飯。

子どもたちは直進して登り道を選びましたが、大人は楽して右の迂回路へ。

子どもたちが登った上には「天空の広場」があります。

天空の広場を下った先で迂回路と合流。

迂回路からは、国有林の伐採現場と植林が観察できます。

さあいよいよ頂上へ。そしてやまびこスポットで「やっほ～」

合流地点から山頂までは、わずか10分ほどの距離ですが、ここからは迂回路がなく、最後はちょっとがんばって登りました。

普段歩くことさえ少ないので、鳥のさえずりをBGMに、木々の新芽が芽吹く生命の息吹を感じながら、一歩一歩、山頂へと向かいます。

登山というと、一見敷居が高いように思われるかもしれませんが、山には様々な種類があり、低い山から高い山まで、体力や経験に合わせたコースを選ぶことができます。
今回初登山だった友達も、大谷山は無理なく楽めたようでした。

頂上まであと50m!

木のトンネルを抜けると…

いよいよ見えてきた。

頂上到着！四国中央市や観音寺市の市街地が一望できます。

早速おやつタイム。

美容に詳しい友達は「登山は最高に整う」と言います。
でこぼこ道を歩くことで骨格が整い、新鮮な空気を吸うことでお肌にもいい。
どうりで、山登りした後は疲れるどころかいつも元気になっちゃうんですよね。

往復１時間程度の気軽なハイキングで、おいしいお弁当やおやつを食べて、おしゃべりして、景色もよくて、心身も整って、あぁ最高すぎる～！

帰りはやまびこスポットのカンカン石に寄り道して「やっほ～」

このカンカン石が気持ちよすぎて、以前、寝てしまったこともありました（笑）

下山後、駐車場から向かう先は…

かやぶき屋根と囲炉裏のある「真鍋家住宅」。車で６分程のところにあります。

真鍋家住宅のすぐ上にある「カフェ キリアケ」は切山の自治会長さんが営んでいます。

香川県との県境にある切山地区には、今回ご紹介した大谷山や愛媛県最古の住宅とされる真鍋家住宅など、癒しのスポットがいくつもあります。

ほかにも、頂上まで車で行ける愛宕山や、唐谷山～天狗森～木峰～金見山と徳島につながる山など。
大谷山を海の方に下れば余木崎海水浴場まで歩いて行けます。

四国中央市では西側の東赤石や赤星山が有名ですが、東の方もマニアックな山旅が楽しめるので、まずはサクッと登れる大谷山からスタートしてみてはいかがでしょう。
山頂まで行かなくても、山に一歩足を踏み入れるだけでも癒しの世界が広がっていますよ。

今の時期は気候も良く、最高に気持ちいいのでお弁当やおやつを持ってぜひオオタニサンへGO!。

■ 大谷山
開催場所/大谷山
開催住所/登山口は唐谷峠
駐車場/愛媛県側約５台・香川県側約10台
料金/なし

■ 真鍋家住宅
開催場所/真鍋家住宅
開催時間/8:00～17:00 定休日なし
開催住所/愛媛県四国中央市金生町山田井2030-2
駐車場/約10台
料金/入館料200円
問い合わせ先/真鍋家16代目当主・真鍋 潤
電話番号/ 真鍋家住宅 0896-58-8078
平家の里 切山 公式HPはこちら
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