面河山岳博物館 企画展 「やまのぬし ヒキガエル」に行ってきた! 【愛媛/久万高原町】
大自然のど真ん中でカエルについてかんがえる企画展
こんにちは!
母方の実家が久万高原町でお馴染み(?)のイマナニライターもり氏です。
今回は面河山岳博物館で開催中の企画展「やまのぬし ヒキガエル」を観に行こうと家族3人で久万高原町、面河まで馳せ参じました。
松山インターから車で約1時間20分程の距離にある面河山岳博物館。
すぐ側には国指定の名勝、面河渓の絶景を見ることができます。
せっかく面河まで来たのでまずは面河山岳博物館を少し過ぎた先にある面河川が堪能できるスポットをお散歩しました。
エメラルドグリーンに輝く川の美しさは圧巻!
面河の魅力を早くも感じつつ、いよいよ面河山岳博物館にいざ入館!
石鎚国定公園の立派な鳥居を過ぎた先に面河山岳博物館があります。
ここまで来ればあと少し!
面河渓の美しい自然に癒されます。
久万高原町の「道の駅さんさん」でバイキング弁当を事前に購入!
パックで収まる分までなら自由に詰め込んでOKなのです。
遂に面河山岳博物館に到着!
入り口には今回の企画展のポスターが。期待感が高まります!
入館料をお支払いし、早速カエル達が展示されているブースにGO!
水槽をマジマジと見つめていると、端っこの方にベターっと張り付いているアオガエルを発見しました。
すぐ真上にカエルの種類や大きさ、生息分布や鳴き声などの詳細情報が記されていて勉強になることばかり。
シュレーゲルアオガエルはコロコロコロ、キリキリキリ、といった鳴き声。
ミヤコヒキガエルはクックックッ…と鳴くのだそう。
カエルと言えばゲロゲロ〜と鳴いているイメージでしたが、種類によって鳴き声にも個性があるのだな、と新しい発見ばかりでした。
早速カエルを発見!
こちらはアマガエルそっくりですが、シュレーゲルアオガエルという種類です。
ペットとしてもよく飼育されるミヤコヒキガエル。
鳴き声は「クックックッ…」とかなり特徴的です。
オタマジャクシもたくさん!
企画展が終わる頃には立派なカエルに成長しているかも?
東日本に生息するアズマヒキガエルは絶滅危惧種に指定している地域も複数あるそうです。
貴重なカエルさんにお目にかかれました。
長老のような迫力と威厳が伝わってきます!
カエルの魅力で溢れかえる味わい深い時間
さらに展示会場の奥へと進むと、そこにはグリーン、イエロー、ブルーのカラーに身を包んだ、まるで戦隊ヒーローのような色合いのニホンアマガエルが!
一般的には黄緑色が多いニホンアマガエルですが、突然変異などの何らかの理由で色素の一部が欠如し、黄色や青色に見えるカエルが時折生まれるのだそう。
目立つ色のカエルは天敵にも見つかりやすく、自然界では生存率も低いと言われており、とても貴重な個体なのです。
ぜひ訪れた際はその目に焼き付けていただきたいですね!
カエル戦隊登場!? 色合い鮮やかです。
河原の石のような色合いを持つカジカガエル、どこにいるか分かるかな?
2階展示室では久万高原町のヒキガエル分布も細かく紹介されていました!
とてもリアルなニホンヒキガエルの模型を発見。
今にも動き出しそうです。
ヒキガエルは日本生まれ日本育ちなのですね!
2階の展示コーナーには、カエルが脱皮をする貴重なシーンや産卵の様子を映像で見ることができます。
さらにはニホンヒキガエルの骨格標本や、アジアヒキガエルの耳腺から分泌される毒を活用した医薬品の展示コーナーもありました。
カエルの存在をなんだか身近に感じられ、さらに興味を惹かれる展示がいくつもあり、興味津々で会場内をぐるぐると回らせていただきました!
生まれて初めてニホンヒキガエルの骨格標本を見ました。
足の骨の形が特徴的。
ヒキガエルの毒「センソ」は狭心薬として医薬品にも使用されているのです。
お腹が赤いことが特徴のアカハライモリもいましたよ!
充実のお土産コーナー。
ここでしか買えない貴重な一品ばかり!
やまのぬし様、ありがとうございました!
面河山岳博物館は売店のお土産コーナーも大充実!
日本の蛙てぬぐいやお手軽価格のニホンヒキガエル缶バッチなど、今回の企画展ならではの痒いところに手が届くラインナップ。
手に取りたいアイテムが盛り沢山です!
場内は比較的こじんまりとした空間ですが、手作り感溢れる温かみに溢れた館内の空気感は居心地がよく、面河の雄大な自然と合わさって開放的な気持ちに包まれました。
そして全てを悟ったような表情で出迎えてくれるカエル達。
しばし日頃のバタバタした生活を忘れて、面河山岳博物館企画展「やまのぬし ヒキガエル」に訪れて癒しのひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
■ 面河山岳博物館 企画展 「やまのぬし ヒキガエル」
開催日/2024年4月27日(土)~2024年6月23日(日)9:30~17:00(入館は16:30まで)
開催場所/面河山岳博物館
開催住所/愛媛県上浮穴郡久万高原町若山650-1
駐車場/あり 10台
料金/一般300円、小中学生150円
※20名以上の団体は50円割引
※65歳以上の高齢者は半額(年齢を証明できるものをご提示ください)
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の所持者及びその介護者1名は半額
問い合わせ先/面河山岳博物館
電話番号/0892-58-2130
面河山岳博物館 公式HPはこちら
面河山岳博物館 公式Instagramはこちら
面河山岳博物館 公式Xはこちら
イマナニで「面河山岳博物館」の情報を見る