春の花めぐりNAVI
花から元気をわけてもらおう!
新年を迎えて早2か月。
道端に可憐な花が咲いているのを見かけるようになり、ワクワク感が抑えきれない今日この頃です。
そんなワクワク感を胸に抱き、今回の特集「春の花めぐり」先を探してあちらこちらへと飛び回ってきたのですが、対応してくださった皆様の陽気なこと!
花には人を癒やし、パワーを与える力があるといいますが、「正解」としかいいようがありません。
真面目な人ほど、頑張りすぎてしまうといいます。
日々の生活に疲れている人こそ、机の上にペンを置いて、花めぐりにでかけてみませんか?
松山市の花・椿を知るなら「松山総合公園」へGO!
「松山総合公園」の敷地内には、「椿園」を中心に約500種類、2500本の椿が植えられています。
「椿園」に一番近い駐車場は第2駐車場。
入り口には園内案内図があります。
少し坂をのぼったところには、椿について詳しく説明してくれている看板も。
特徴のある木にはそれぞれ名前と説明の書かれた看板が添えられているので、椿についての知識がなくても楽しむことができるのですが――、今回「椿園」で働いている方にお話を伺ってきましたので、園内の見どころポイントと一緒に、椿についてお勉強しましょう!
椿は道後温泉の「椿湯」や石井地区にある「伊豫豆比古命神社(椿神社)」など、昔から愛媛県で親しまれている植物です。
昭和47年には“松山市の市花”として制定されたこともあり、市民にとっては思い入れのある花でもありますよね。
椿の花びらは通常、一重咲きは8枚以内なのですが、種類によっては八重咲き、千重咲き、牡丹咲きの木などもあります。
色は「完全な美しさと」の花言葉をもつ白、「控えめな愛」の意味をもつピンク、「謙虚な美徳」の赤といった単色が基本ですが、品種改良により複数の色をもつ椿もたくさん!
鮮やかな花にばかり目を奪われがちですが、実は枝葉にも個性があります。
こちらの「白錦魚葉椿(しろきんぎょばつばき)」はその名の通り、葉が金魚のしっぽのような形をしています。
木の枝がねじれるように成長するこちらの椿は「大島雲竜(おおしまうんりゅう)」。
竜が雲に乗って昇天するさまを意味する“雲竜”そのものといった雰囲気ですね。
また園内には“愛媛の椿”を集めたコーナーも。
県民にとって馴染みの深い「石鎚」「伊佐爾波赤藪(いさにわあかやぶ)」「小松姫」といった名前がつけられた椿もありテンションがあがりますよ!
私がお話を伺ったのは2月の上旬だったので開花という雰囲気は少なかったものの、ふっくらと膨らんだ蕾をつけた椿もチラホラ。
3月に向けてドンドン開花していくとのことなので楽しみです。
「中央広場」から「俳句展示板」のあるこちらの場所では、3月下旬頃から桜と椿のコラボを見ることができるかも…? とのこと。
写真はあいにくの曇り空ですが、晴れた日は景観も素晴らしいそうです。
園内にはハイキングを楽しむご夫婦もたくさんいらっしゃいました。
歩いてみるとわかりますが、日々の運動に最適な山道です!
みなさんも夫婦や友達同士で椿を見ながらの散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「総合管理棟」の前もお花でいっぱいなのでお見逃し無く。
■ 松山総合公園
住所/松山市朝日ケ丘1丁目外
問い合わせ先/089-923-9439
定休日/無
料金/無料
見頃/~2020年3月下旬頃
イマナニで「松山総合公園」の情報を見る
イマナニで「松山総合公園 椿園」の情報を見る
天候に左右されない花めぐりスポット「なかやまフラワーハウス」
季節によって様々な花や実を楽しむことができる熱帯植物園が、中山町の「栗の里公園」近くにあります。
植物園なので雨が降った日も予定を変更すること無く“花めぐり”を楽しむことができます。
普段あまり見ることができない珍しい熱帯の花や実を間近で観察できるのも高ポイント!
植物園では現在、ブーゲンビリアとドンベアが見頃を迎えていますよ。
派手な色合いはさすが熱帯といった雰囲気ですね。
園内には水が流れる滝や木製のアーチなどもあり、子どもの冒険心をくすぐる空間になっています。
大人もコーヒーでホッと一息つけるような、穏やかな空気が流れています。
ちなみにコーヒーは売店で販売されていますよ。
多肉も数多く育てられているので、見どころは満載!
植物の販売も行っているので、ガーデニング好きの人にもオススメのスポットです。
植物園から坂道を1~2分のぼると、たくさんの鹿が飼育されている場所に到着します。
100円でエサを買うことができるので、動物との触れ合いも楽しんでくださいね。
■ なかやまフラワーハウス
住所/伊予市中山町中山(栗の里公園内)
問い合わせ先/089-967-5020
定休日/月曜(祝日の場合は翌日)
料金/無料
見頃/通年
イマナニで「なかやまフラワーハウス」の情報を見る
1万6,000本の梅が咲く「七折梅園」
約30種・1万6,000本もの梅が育てられている七折の梅園。
砥部町の特産品「七折小梅」は、酸味が少なく香りが良いので年齢を問わず大勢の人から愛されています。
その品質の高さから「青いダイヤ」と称されており、現在も高値で取り引きされているのだとか!
梅干や梅シロップ、梅肉はネットから購入することも可能ですが、「直接商品を手に取って見てみたい」という方は、3月10日(火)まで開催している「第30回七折梅まつり」へ予定を合わせて出かけてみてはいかがでしょうか。
梅を使用した加工品のほか、梅の花や農産物もたくさん販売されていますよ。
土・日曜は混雑するので平日の参加がオススメ!
■ 七折梅園
住所/伊予郡砥部町七折109
問い合わせ先/089-962-3064
営業時間/10:00~16:00
定休日/無
見頃/~2020年3月上旬
イマナニで「七折梅園」の情報を見る
イマナニで「第30回 七折梅まつり」の情報を見る
「南楽園」で日本の初春を感じよう
銘木・古木15種類160本の紅白梅が咲く「南楽園」は、四国最大規模の日本庭園としても有名です。
梅のほかにもたくさんの花が咲いているので、花めぐりをしながらのウォーキングにもピッタリ!
なお、梅の見頃は「例年より早め」とのことでした。
園内では 3月1日(日)まで「梅まつり」を開催しています。
梅茶無料サービスのほか、甘酒やぜんざいの販売。
饅頭やおもち、じゃこ天の実演販売が各所で行なわれているので、梅とともに食も楽しむことができます。
管理棟では「南楽園の座敷雛」の展示も同時開催中!
山野の情景を再現した場所にお雛様を飾り付けているので、とっても華やかな雰囲気。
梅の季節を楽しんでくださいね。
令和元年度梅まつりTVCM
■ 南楽園
住所/宇和島市津島町近家甲1813
問い合わせ先/0895-32-3344
営業時間/9:00~17:00
定休日/無
料金/一般310円、小学生~高校生150円
見頃/~2020年2月下旬
イマナニで「南楽園」の情報を見る
イマナニで「南楽園梅まつり」の情報を見る
標高892mの「翠波高原」で約30万本の菜の花に包まれよう
春になると、約30万本の菜の花で覆い尽くされる「翠波高原」。
展望台まで500mほど歩くので、ちょっとした登山気分を味わうことも◎
4月19日(日)には、音楽ステージイベントやバザーなどで賑わう「菜の花まつり」を予定しているそうですよ。
4月中旬頃からはワシントン桜の園のソメイヨシノや山桜、八重桜が咲き始め賑やかな雰囲気になるので、花見にもピッタリのスポットです。
なお、道中にある「法皇トンネル」は1車線で高さ3.5m制限となっているほか、大型バスは通行不可になっているので、団体で訪れる人は気を付けてくださいね。
■ 翠波高原
住所/四国中央市金砂町平野山乙
問い合わせ先/0896-28-6187
定休日/無
料金/無料
見頃/2020年4月中旬~5月上旬
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イマナニで「翠波高原の菜の花畑」の情報を見る
「見奈良菜の花まつり」はベビーカーや車椅子の人でも安全・安心
複合レジャー施設「レスパスシティ」の南側にある広大な土地は、春になると菜の花畑に変身。
毎年多くの人が花見に訪れ、菜の花の彩りや香りを楽しんでいます。
花畑の周りの道路は舗装されているので、ベビーカーや車椅子の方でも安心。
近隣施設「あさつゆマルシェ」では、春の野菜や果物をGETすることができるので立ち寄ってみて!
「坊っちゃん劇場」では、4月14日(火)より新作「鬼の鎮魂歌(レクイエム)」の上演がスタートするので、こちらにも注目です!
■見奈良菜の花まつり(レスパスシティ南側花畑)
住所/東温市見奈良1125
問い合わせ先/089-990-7200
定休日/無
料金/無料
見頃/2020年3月初旬~4月初旬
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14万本のチューリップ祭や芝桜、5月には大バラまつりも開催「レオマ花ワールド」
今春30周年がスタートする「レオマリゾート」は、春のおでかけにピッタリな注目スポットです。
3万坪の敷地に、年間100種42万株の季節の花々が咲き誇る「レオマ花ワールド」も春がオススメ。
亜細亜の遺跡を再現した「オリエンタルトリップ」エリアでは、3月14日(土)から「チューリップ祭」を開催。
おすすめフォトスポットは、一面のチューリップ畑の中を散策できる「フラワーロード」だそうですよ。
少し先にはなりますが、5月9日(土)~6月14日(日)まで、四国最大10万本のバラが咲き誇る「大バラまつり」がスタート!
今年はベルサイユのばらシリーズの華やかなバラを集めた「ベルばらガーデン」と、19世紀のヨーロッパで大流行した“モス(苔)バラ”や苔を使った癒しスポット「モスバラガーデン」の2つが新登場するのでお楽しみに♪
パーク内では、「30周年アニバーサリーパレード(3月14日~)」や、キャラクター&エンターテイナーと一緒に30周年を祝う「30周年アニバーサリーショー(4月18日~)」で盛り上がる!!
その他、限定イベントやグッズ、フードも続々と登場!
パーク内がイースター一色になる「レオマイースター2020」も3月14日(土)~5月6日(水)に開催されます。
パーク内に隠された謎を解く「イースターエッグラリー」やたまご型のジェルキャンドル作り体験(有料)などが人気!
パーク内では4月11日~30日頃まで、湖面沿いに約10万本の芝桜のじゅうたんを楽しむこともできるのでお見逃しなく。
「レオマ花ワールド」やパークで遊んだあとは、250万球のイルミネーションが輝く「レオマ光ワールド」で、360°3Dプロジェクションマッピング“レジェンドパレス”や“奇跡のオーロラショー”を見て締めくくりましょう。
3月20日(金)~22日(日)と5月2日(土)~5日(火・祝)には、「花火ファンタジア」も開催されます。
泊まりで遊びに出かけるプランも楽しそうですね。
春休みにおすすめの宿泊プランや、宿泊者限定の愛媛からの無料直行バスもあるので、HPを要チェック!
ホテルレオマの森 公式HPはこちら
■レオマリゾート
住所/丸亀市綾歌町栗熊西40-1
問い合わせ先/0877-86-1071
定休日/無(6月4日はメンテナンス休業)
営業時間/10:00~16:00※時季により異なる
料金/入園券一般1,700円、小学生~3歳1,200円。フリーパスは一般4,000円、小学生~3歳3,500円他
見頃/チューリップ祭は2020年3月14日(土)~4月19日(日)
レオマ花ワールド 公式HPはこちら
イマナニで「レオマリゾート・レオマ花ワールド」の情報を見る
イマナニで「レオマ花ワールド チューリップ祭り」の情報を見る
今年の開花は例年より早め
今年は暖冬の影響もあり、どの施設にお話を伺っても「開花は例年より早め」とおっしゃっています。
花めぐり先が決まったときはすぐ行動にうつしましょう。
見頃を逃さないよう、気を付けてくださいね。