子どもに見せたい、幻想的な内子町の町並みと美しい月夜【八日市町並観月会】(愛媛/内子町・にこひめプロジェクト)
こんにちは!まだまだ暑い日が続きますが、気が付けばもう9月。
夏休みが終わり、一人ほっとしているえぷりライターのゆとです。
これからの季節、夜の時間も少しずつ長くなり、秋の風情を感じる機会が増えてきます。
そんな秋の楽しみのひとつが「中秋の名月」。
小さい頃、夜の空を見上げるとどんなに走っても追いかけてきた月。
内子町の町並みと幻想的な空間で、秋の一夜を家族でゆっくり過ごしてみませんか。
内子の町並みと月の灯に没入!
今回ご紹介するのは、内子町八日市(ようかいち)町並観月会です。
この行事は昭和62年(1987年)から始まり令和8年度で40年目を迎える、内子町の秋の恒例行事となっています。
でも、どうして内子町の町並みで月を観るの?
観月会の開催場所となる八日市護国伝統的建造物群保存地区は昭和57年(1982年)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、現在も地域の方々がそこで暮らしています。
江戸時代から明治時代に蝋燭の原料と和紙で栄えた町。
観月会では住民手作りの行灯の灯と月明かりで当時の暮らしを再現しています。
夜になると、昼間とはまた違う表情を見せる町並み。
行灯の柔らかな明かりに照らされた白壁や木々の影を眺めながら歩けば、いつもの夜とは違う時間を過ごせそうです。
白い壁に映った木々の影と温かな月明かりを愛でてみてはいかがでしょうか。
夕方18時30分から21時までは町並保存地区内が車両通行止めに。
お子さんと一緒に、ゆっくり町並みを歩きながら楽しめます。
優しく照らされた外壁と美しい月の夜空。
自然と行灯の明かりが幻想的な空間を作っています。
月夜を楽しむ、内子町ならではの催しも
観月会では月を観るとともに、地域の方々による様々な催しが行われています。
町並み各所では俳句を自由に作ったり、手すき和紙の作品展示を見たりできます。
琴の演奏や「はぜとり唄・踊り」も楽しむことができます。
毎年違う内容で開催される上芳我邸の催しは、内子狂言くらぶによる披露公演だそうです!
「上芳我邸」とは国内最大規模の製蝋業者だった本芳我家の筆頭分家・上芳我家の邸宅。
明治時代から大切に引き継がれてきた歴史のある建物で狂言が観られるって、特別な夜になりそうですね。
普段とは違う、タイムスリップしたような夜は、きっとお子さんの特別な思い出になるのではないでしょうか。
はぜとり唄・踊りの様子。
和ろうそくの原料となる「櫨(ハゼ)の実」を収穫する時の作業を歌と踊りで表現しています。
格子からの光が美しい上芳我邸。
竹行灯のライトアップ。
竹からこぼれる光が幻想的に辺りを照らしてくれ、白壁に映る木々の影も風情があります。
観月会に対する保存会の想いを伺いました
保存会では、町内外の人に保存地区ならではの雰囲気や景観を楽しんでもらえるよう、町並みの保存・整備に努めているそうです。
2025年4月から八日市・護国町並保存センターで勤務する大久保さんに観月会の見どころについて伺いました。
大久保さんがおすすめするのは、月明かりの中、行灯に照らされた町並みの建造物や通りの様子。
櫨とり踊りや町家での琴演奏の催しも見どころの一つです。
観月会は夕刻からのイベントですが、曽我邸では午前10時頃から手漉き和紙を使った創作展も開催されます。
お子さんと一緒に創作展を見て、内子町の伝統文化に触れる時間も楽しめそうですね。
また、通りの各施設に設置された投句処や上芳我邸での催しものも人気とのことです。
夜の時間帯の開催ですが、お腹が空いたら、地区内の店舗で軽食やお団子を楽しむことも。
清正ひろばや上芳我邸には休憩できる場所もあるそうです♪
第1回の観月会が行われた「上芳我邸」。
お月見と言えば、やっぱりお団子は欠かせません。
行灯の美しさを謳った俳句。
八日市町並観月会へ出かけてみませんか?
保存会の方と地元の方に大切にされてきた伝統ある行事・八日市町並観月会。
内子町の風情ある町並みが優しくライトアップされた幻想的な空間は、きっと小さなお子さんから大人まで心に残る夜となるでしょう。
お車で行かれる場合、護国町並駐車場が当日17時から無料で開放され、普通車が約100台駐車可能です。
会場周辺にも70~80台分の臨時駐車場が開放されるそうですが、時間帯によっては混み合ったり、駐車できなかったりすることもあるようなので、電車に揺られて足を運ぶのもお子さんにとって貴重な体験になると思います。
JR内子駅を降りると蒸気機関車がお出迎えしてくれます。
会場までは20分ほどかかりますが、道中の町並みを楽しみながら歩けば、車では気づけない内子の新しい発見があるかもしれません。
心に残る思い出作りに、ぜひお出かけください♪
町並みの歩き方、催し物情報掲載の地図。
駐車場とトイレ情報が優しいです。(内子町HPより)
八日市町並観月会の情報
イベント名/令和8年 八日市町並観月会
開催日/令和8年9月25日(金曜日・中秋)、26日(土曜日) 夕方(18時頃)~
開催場所/八日市護国伝統的建造物群保存地区
開催住所/愛媛県喜多郡内子町内子
駐車場/あり 護国町並駐車場:100台(ほか近隣に70~80台)
料金/入場無料
問い合わせ先/八日市・護国町並保存センター
電話番号/0893-44-5212
メール/machinami-g@town.uchiko.ehime.jp