たらいで海の王にオレはなる!?松前夏の陣2018〜はんぎり競漕〜
「はんぎり競漕」って知ってる?
はんぎり競漕とは松前町の伝統的な競技で、海の上で、はんぎり(たらい)に乗って進むというもの。
まずは昨年の大会の様子を動画でご覧ください。
「まさき町はんぎりH-1グランプリ2017」~はんぎり甲子園編~」
※動画提供:南海放送様
歴史やうんちくも知りたい人は、こちらのまさき広報誌2015.9月号にくわしく掲載されていますので是非読んでみてください。
まさき広報誌2015.9月号「特集 はんぎり競漕」(PDF)
今年も松前町の塩屋海岸ではんぎり競漕が開催されるということで、松前町役場の加藤さんにお話を伺いに行ってきましたよー!
はんぎり競漕ココが面白い!
簡単そうに見えるかも知れませんが、やってみると実は意外と難しいんです。
不安定な水の上で落ちないようにはんぎりに乗っておくのが難しく、うまく乗れても、進むための漕ぎ方にもコツがいるんです。
速い人は華麗なはんぎりさばきでいとも簡単に進んでしまうそう。
しかし、面白いのはココから。
スタート直後にバランスを崩し海に落ちる人や、漕いでいる間にはんぎりの中に水が溜まってしまいそのまま沈没。乗り直そうにも、ゴムボートと同じで、1人で上がるのが難しく、スタッフに端まで連れて行ってもらいなんとか体制立て直し…が、端に戻ってしまったため、また振り出しに。
そのスキに後続に抜かれ大逆転。その熱戦たるやまさに海上のF1…!
また、塩屋海岸は遠浅のため、大会中にどんどん引き潮になっていき、一番砂浜側のレーンでは座礁してしまうという珍事件も…(笑)
あなたも優勝を狙える!
見てるだけじゃ物足りない!あなたも優勝を狙ってみませんか?!
20mのレーンで速さを競います。個人、団体、高校対抗の部があり、団体戦は4人一組のリレー形式で行います。
さらに、入賞するとメダルやカップ、商品券など、豪華賞品ももらえちゃうんです。
そこで加藤さんから教わったうまく乗るためのコツを特別にご紹介!
コツその① 前後の体重移動
はんぎりの前を沈めて後ろを持ち上げて水をかきあげ進みます。バタ足のような感じ。
コツその② 手には力は入れず、ひじは曲げない!
肘を曲げてしまうとはんぎりの前後両方が沈んでしまい、進みません。そして無駄な力を加えてしまうと、途中で疲れてゴールまでたどり着けません。
コツその③ 膝の屈伸運動
うまく勢いをつけて進むには膝の屈伸運動が肝心です。
これを押さえればあなたもうまく乗れる…はず!?
今年の大会概要はコチラ!
◯はんぎり競漕
日時/8月4日(土) 8:30〜12:30(予定)
会場/塩屋海岸(伊予郡松前町大字北川原地内)
お問い合わせ/まさき町夏祭り実行委員会(TEL.089-984-1427)
2018まさき町夏祭り 出場者募集について
当日はかなりの暑さが予想されるので、水分補給、休憩をしっかりとって熱中症対策も忘れず、松前町で夏を満喫しよう!