【第70番】 七宝山 持宝院 本山寺

【第70番】 七宝山 持宝院 本山寺

弘法大師による「一夜建立」の寺

 大同2年(807)、本山寺は平城天皇の勅願で弘法大師が一夜ほどの短い間に建てたと伝えられることから、「一夜建立」の寺として知られている。この時大師は本尊の馬頭観音、脇士の薬師如来と阿弥陀如来を一刀三礼にて刻んだ。阿弥陀如来は「太刀受けの弥陀」とも呼ばれていて、その由来は戦国時代にさかのぼる。長宗我部元親が讃岐に攻め入った時、本山寺にも軍勢が押し寄せた。当時の住職が境内に押し入ろうとする兵を押し留めたが、斬られてしまう。兵が境内に入ると、阿弥陀如来の右の肘から血が滴り落ちていた。驚いた兵が境内から退いたことで、本山寺は兵火を免れたという。

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住所 香川県三豊市豊中町本山甲1445
お問い合わせ先名 七宝山 持宝院 本山寺(もとやまじ)
電話番号 0875-62-2007
休日 無・宿坊なし
駐車場 あり(無料、30台)境内まですぐ

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