旬の果物を丸かじり! 味覚狩りへ出かけよう

  

「美味しい」がいっぱいの秋を、お腹いっぱい頬張れ!

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スポーツや読書、芸術もいいけれど、秋といえばやっぱり食欲ですよね! 夏の日差しをたっぷりと浴びた果物はどれも格別。しかも自分の手でもぎ取った果物はより一層あまく、美味しく感じるんですよね~。
思い出づくりにもピッタリの味覚狩りを、家族や友人と楽しんでみませんか?

味覚狩りの醍醐味と言えば…食べ比べ!

ひと言で「梨」「ぶどう」「キウイ」といっても、品種が違えば味も違ってきます。

「酸っぱいほうが好み」という人もいれば、「とにかく甘い品種が好き」という人もいますよね。そういった自分の好みを覆される体験ができるのも、味覚狩りの楽しみ。
私自身、甘い品種の梨しか食べなかったのに、中学生の頃に訪れた梨狩りでさっぱりとした品種の梨を食べ、「美味しい~!」と衝撃体験をしたことがあります。それ以来、毎年いろんな品種の梨を堪能しています。

愛媛は県全域でいろんな果物が収穫でき、“フルーツ王国・愛媛”と呼んで過言ではありません! 品種も農園によって様々なので、食べ比べにチャレンジするのもいいですね。
私のように、“新しい味覚との出会い”があるかもしれませんよ〜。


▲『幸野観光なし園』の梨は、幸水、豊水、あきづき、新高、豊月と品種豊か。農園のスタッフとじゃんけんをして勝つと、梨がもらえるかも…?

珍しい品種に出会えるのも味覚狩りならでは

農園主の中には遊び心や冒険心を持った人もたくさん。一般的に知られている人気品種を育てながらも、“おためし”で珍しい品種を育てている農園もチラホラ。スーパーで見かけない品種を見つけたときは、ぜひ試食してみて。もう2度と出会えない品種かもしれませんよ。


▲『愚禿山(ぐとくさん)』では様々な品種のキウイを育てています。中でも赤いキウイ『Rainbow Red』は珍しい品種なので、ぜひ一度味わってみたいもの。

キウイのほかにも、ぶどうといちじく狩り体験も有り。人情味あふれる農園主が育てる果物はすべて無農薬。だからこそ味わえる“素のまま”の果物は、子どもの成長体験にもピッタリです。

三世代でのんびり果物狩りがしたい

小さな子どもやお年をめした方は果物が大好き! でも、味覚狩りを楽しむとなると、農園選びには気を使いますよね。

よく三世代で味覚狩りを楽しんでいる友人は、レジャーシートと折りたたみチェア、ハサミ、ウェットティッシュ、着替えを準備。あと冷やして食べたいからクーラーボックスに氷を入れて持って行くそう。
小さい子どもがいると、ただでさえ荷物が多くなるのに…。もうその準備の段階で挫折しそう、と思った人に朗報! 手ぶらで楽しめる農園を2つご紹介します。



▲5品種のぶどう狩りを楽しめる『竹森ガーデン』は、ハサミやカゴ、敷物等すべて準備してくれています。冷たい山の湧水があるので、ぶどうを冷やして食べることも可能。
またお弁当を食べることができる休憩スペース“どんぐりの森”があり、中にはインスタ映えしそうなハンモックも! バーベキューもできるので、気になった人は要問合せを。



▲一年中なにかしらの果物狩りができる周年観光農園『エコファームうちこ』も、シートやハサミ、氷水を用意してくれているので、手ぶらでの来園OK! 約40名分の予約席(午前・午後の交代制)と約60席の自由席があるので上手に利用しましょう。

果物は健康やダイエット、美容効果にも期待!

農林水産省が作成した『食事バランスガイド』によると、女性は1日に果物200g(みかん2個分)の摂取が理想とされています。
だけど「果物は甘いから太る」といって、果物を食べない人が増えているのだとか…。

でもそれは大きな誤解。むしろ果物は低エネルギー食品なので、ダイエットに最適! 便秘解消にも効果があるんですよ。また最近の研究では、血圧を下げたり、がんを予防したりする効果にも期待できるのだとか。
ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がたっぷりと詰まった果物には美容効果も有り。味覚狩りをきっかけに、果物を日常の中に取り入れてみませんか?



▲リピーター続出の『青木農園』のりんご&プラム。プラムには葉酸が含まれているので、貧血に悩む人や妊婦さんにもオススメ。有機肥料を使用しているので、安心して食べることができます。


▲「不老長寿の果物」と呼ばれるほど美容効果の高いいちじくを育てている『はっきり農園』には、シャリっとした爽やかな食感の柿も。焼き栗付きの栗拾い体験もできます。

味覚狩りは、秋の思い出作りにもピッタリ

果物を狩ったり食べたりしているときはもちろん、道中や帰宅してからのひとときも楽しい思い出のひとつ。「こんなことがあったね」と話しながら、直売店で購入した果物を食べるのも中々いいものですよね~。
すべて含めて“秋の思い出”。味覚狩りには「美味しい」と「楽しい」がたっぷり詰まっています。


瀬戸内海を眺めながら育った『友浦園芸』のみかんは絶品のひと言。狩りの後、みかんのお土産を持たせてくれるので、帰宅してからも思い出話に花が咲くこと間違いなし!

味覚狩りには、予約してからでかけよう!


たくさんの農園&果物を紹介しましたが、行ってみたい場所は見つかったでしょうか。
この秋No.1の“お気に入り果物”を見つけてもらえると嬉しいです!

なお、農園の多くは要予約制。予定が決まったら、電話で問合わせてから狩りに出かけましょうね。

【今回ご紹介した施設】

■竹森ガーデン
営業期間/8月20日(月)頃~10月上旬または下旬まで
料金/デラウエア、キングデラは中学生以上1,000円、小学生700円、3歳以上300円。紅伊豆、ピオーネ、シナノスマイルは中学生以上1,300円、小学生1,000円、3歳以上500円
竹森ガーデンの味覚狩り情報を見る
竹森ガーデンのサイトを見る


■エコファームうちこ
営業期間/ぶどうは~10月初旬まで
料金/ぶどうは中学生以上1,200円、小学生900円、3歳以上500円。ブルーベリーは中学生以上1,000円、小学生700円、3歳以上300円
エコファームうちこの味覚狩り情報を見る
エコファームうちこのサイトを見る


■幸野観光なし園
営業期間/~10月下旬
料金/中学生以上600円、小学生400円、3歳以上200円
幸野観光なし園の味覚狩り情報を見る
幸野観光なし園のサイトを見る
幸野観光なし園のYouTube動画を見る


■青木農園
営業期間/りんごは~10月下旬、プラムは~9月下旬、ブルーベリーは要問合わせ
料金/りんごは一般600円、子ども400円、幼児200円。プラムは一般700円、子ども500円。ブルーベリーは一般1,000円、子ども600円
青木農園の味覚狩り情報を見る


■愚禿山(ぐとくさん)
営業期間/いちじくは9月上旬~11月上旬、ぶどうは9月上旬~10月上旬、キウイは10月下旬~12月下旬
料金/いちじくは中学生以上800円、小学生600円、3歳以上200円。ぶどうは中学生以上1,300円、小学生1,100円、3歳以上700円。キウイは中学生以上800円、小学生600円、3歳以上100円
愚禿山(ぐとくさん)の味覚狩り情報を見る
愚禿山(ぐとくさん)のサイトを見る


■はっきり農園
営業期間/いちじくは8月下旬~11月上旬、栗は9月上旬~10月上旬、柿は11月下旬~12月上旬
料金/いちじくは中学生以上800円、小学生600円、3歳以上200円。栗は中学生以上500円、3歳以上200円。柿は中学生以上300円、3歳以上200円
はっきり農園の味覚狩り情報を見る
はっきり農園のサイトを見る


■友浦園芸
営業期間/10月~
料金/一般1,000円、小学生500円
友浦園芸の味覚狩り情報を見る

reported by イマナニ編集部
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