2年連続!いしづち編集学校で大人気の魅力溢れる講師をご紹介!

  

キッチンから始まるこだわりピクルスのサクセスストーリー

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愛媛県内子町で美味しいピクルスを作っている、小さな工房をご存知でしょうか?
その名は「GOOD MORNING FARM(グッドモーニングファーム)」。

この小さな工房は現在、首都圏を中心に人気高い、ピクルスブランドとなっています。
主婦がキッチンから始めたピクルス作りが、どうしてここまで大きく成長したのでしょう?

無料で経営ノウハウや石鎚エリアの自然についてプロから学び、地域を活かした起業を目指す人を応援する、去年開校した『起業育成プログラム』の「いしづち編集学校」では、GOOD MORNING FARM代表の齊藤美香さんの講義を受けることができます。

さて、いしづち編集学校の魅力に迫る第6弾。
一期目に続いて二期目の登壇となる、齊藤美香さんの成功の秘密について、少しご紹介いたしましょう!

ピクルスで生計を立てていくなんて、思っていませんでした

さっそく、齊藤美香さんにお話を伺いました。

自分が何をしたいか?と突き詰めていったら、自然と内子でピクルスを売っていた感じですね。
私自身、ピクルスで生計を立てていくなんて、正直思っていなかったのです。

私は宇和島に産まれ、海と山に囲まれて育ちました。
実家はミカン農家。

私が小さい頃は漁業もしていたので、漁船で無人島へ行って素潜りしたり、飛び込んだりしていましたね。
今でも、その頃のチャレンジ精神は無くなっていません。

東京へ出てグラフィックデザインや映像制作など、ピクルス屋にたどり着くまで、色々な仕事をこなしてきました。
きっと私は「モノ作り」が好きなのでしょう。

そんな折、2011年の東日本大震災をきっかけに走り続けた足を一度止め、改めて将来について考え、地元愛媛に戻って来ることを決心しました。
東日本大震災がなければ、そのまま東京にいたかもしれません。

そして宇和島の実家と程よく離れた内子に移り住み、美味しい野菜に感動したことが、GOOD MORNING FARMの誕生に繋がることになります。

最初は、プレゼントから始まったピクルス作り

内子の露地栽培の野菜が本当に美味しくて、東京に居る友だちに送ったのです。
でも、友だちは忙しくて、食べてもらえた頃には、結構な時間が経っていました…。

採れたての味を、忙しい方に簡単・便利に食べてもらいたかったので、「すぐに食べられる加工品があったら、どうだろう?」と思ったのです。

各ご家庭の好みがあるだろうからシンプルなピクルスが完成しました。

ものづくりは思いが強すぎると尖ってしまい、一部の方しか楽しめなかったり、作り手が自己満足に陥るケースもあると感じています。
私が作るピクルスは、自己主張をちょっと抑えてご家庭でアレンジの効く仕上がりにしました。

ピクルスを初めて食べる方にも癖が少なく楽しめる工夫を凝らし、子供にも美味しく野菜を食べてもらうことを大切に、好みの味付けを加えやすい商品にしています。

そんな思いでピクルスを作り送ってあげると好評だったので、友だちに会うついでに東京のマルシェに出店してみたら、これが大人気に。
出品したピクルスが全て完売となりました。

そういったイベント会場で、企業さんから卸のご相談をいただいたり、その時の出会いがいしづち編集学校につながったり…。
色々なご縁が広がった、貴重な機会とチャンスの場でしたね。

自分自身を知り、ブランディングする

専業主婦を2年程隔て、さて仕事をしよう!と思った時に「自分に合った働き方はなんだろう?」ということについて、真剣に考えました。

自分のことを俯瞰して「働きたい環境は?」「私は何がやりたいのか?」「できることや、好きなことは何か?」などを、色々と書き出していったのです。

そうして円と円を交差させていったら、「私は食べることが好き」で「お野菜が美味しい」場所に住んでいて、しかも「材料費(野菜)が安くて、継続しやすい」環境があって、「私はモノ作りが好き」というキーワードが出来上がりました。

そして「本格的にピクルスを作ろう」という結論となり、今に至ります。

いしづち編集学校で講師を行った経験について

初めての講演では、「なぜピクルス屋さんになったのか?」という経緯や、挑戦していったことについて詳しくお話しました。

私は好奇心旺盛で、どうなるか分からなかったけど、色々なことに挑戦していったので、そのことについても話しましたね。
受講生の方には、ビジネス論では語れない部分を汲み取っていただけていたら、嬉しいです。

いしづち編集学校の魅力について

いしづち編集学校は、実際に現場で働かれている方の「生の声」が聞ける、とても貴重な学びの場です。

それぞれの講師がどんな想いで仕事をされているかが伝わってくるし、疑問点をその場で質問出来ます。
本やネットの記事をただ読むだけとは違った、ライブならではの「一歩進んだ学び」が可能です。

少しでも気になったことがあれば、色々と訊ねてみてください。
きっと親身になって教えてくれますよ。

これからのGOOD MORNING FARM

GOOD MORNING FARMはピクルスの工房ですが、今後どうなっていくかは、まだ誰も分かりません。
GOOD MORNING FARMという名前自体、なんでもできそうな可能性があると思って名付けました。

例えば、私の実家の宇和島のみかんとコラボしたり、他県のフルーツ農園とコラボしたり。

テーマのもとに一番美味しく、面白いものを作る!
人や素材と上手いことリンクできたら、個性を育てながら伸ばしていく!
それが大事なんじゃないかな?と思っています。

ポコポコと泡が湧いてくるように、人々が連携できていくと面白いですよね。
自由度が高く、多様性に富んだものが、今後生み出されていくことでしょう。

いしづち編集学校での出会い、横のつながりは、ぜひ大切にしていって欲しいと思います。

何をしたらいいのか分からない方へ

もうすでに、みなさんの掌の中には「何かの種」が入っています。

その種を、どこにまくのか?いつまくのか?
しっかりと見極めて、「いまだ!」というタイミングで、サッと種を撒くことが大切です。

そのヒントを貰えるのが、いしづち編集学校!

あなたにとって、とても貴重な体験が待っていることでしょう。
二回目となる、いしづち編集学校の講演、頑張りますので皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

齊藤美香さんのお話をお聞きしていると今現在も通過点に過ぎず、好奇心旺盛で様々な可能性を探求している姿勢が感じられます。
しかも、とても自然体でナチュラルな生き方はきっと共感する方も多いはず。

きっと今回の講演でも心惹かれ魅力的な時間になることは間違いないでしょう。

GOOD MORNING FARMの商品は下記よりご購入が可能です。
ご興味のある方は、ぜひこだわりのピクルスをどうぞ。
GOOD MORNING FARM公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部 Natuorhytym
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