釣りキャンプ! 鹿島再び【前編】

  

グルッタ    イマナニ体験レポート

愛媛のキャンプ場で遊ぼう! Vol.15

こんにちは~永遠の素人キャンパー・グルッタです。

今年は夏から秋まで季節の移り変わりが早いですね。
ついこの間まで海水浴や川遊びをしていた気がします。

さて、我が家のシルバーウィークですが、当然キャンプです。
気候も良くなり、迷いもなく釣りキャンプで決定!

近場でライトに楽しもうと再び北条鹿島へ。
ほんのひと月前に訪れた時は、海水浴で超満員でしたが、さすがに落ち着いたかと思いきや…。
本当にキャンプブームなんですね。

のこのこ10時過ぎに着くと「満車」の看板が。
案内の方に尋ねると夏以上の盛況ぶりだそうです。

とりあえず、車を並べて駐車場すぐ側にある川崎釣具店さんで、餌のジャミ大400円を購入。
ラッキーなことに待ち時間はわずかで駐車場が空きました。

無料リアカー2台に荷物を満載して島へ渡ります。
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先月来たばかりなのに、コスパに惹かれて…。
先月来たばかりなのに、コスパに惹かれて…。 「満車」とは…予想してない展開に。 雰囲気のあるおばあちゃんが迎えてくれます。 駐車場の側ですし、品揃えも豊富。 島に渡るくらいまでは晴天でした。
上陸すると…これはスゴイですね。
テントだらけです。

見本市かってくらい様々な形、サイズ、メーカーが乱立です。
でも、スノーピークが多いかな。
夏と違いタープは殆どいませんね。

相変わらず風はかなり強いです。
前回同様、小川張りに挑戦している方もいましたが、やっぱり難しい感じです。

ある程度、妥協して限られたスペースに設置開始。
お隣さんとの距離は近めですが、我が家の大きなテント&タープが張れたただけでも感謝。

荷物の片付けが終わると持参したおにぎり・揚げ物で軽く昼ごはんを済ませ、早速釣りの準備です。
小5長男はやる気満々。
小2次男はいつもどおりスロースターターな雰囲気。

我が家の場合、釣具はホント安物でいわゆる「サビキ釣りセット」の竿です。
サビキ釣りは、先端にあるプラカゴの中にジャミと呼ばれる小さなエビを入れて、たくさん釣り針の付いた竿で釣る方法です。
チビ達は、餌を針に付けることを嫌がるので、初心者向けの手軽なサビキをいつも楽しんでいます。

キャンパーも大勢いますが、釣り人もかなりです。
みんな考えることは同じなのかもしれません。

家族連れで釣りキャンプの方も多く見受けられますね。
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奥までびっしりテントが並んでいます。
奥までびっしりテントが並んでいます。 我が家の「サビキ釣りセット」 長男は自力で準備開始。 サビキ釣りの仕掛けです。カゴにエビを入れます。 最初はまだ空いていたのですが夕方に向かうと…。

まさかの大漁! 小アジ&小サバがザックザク!

正直、期待はしていなかったんですよね。
ちょっと楽しめたらイイなぁ~くらい。
坊主じゃなかったらOKって感じです。

ところが、時刻にして3時~4時くらいでしょうか。
ウヨウヨ集まってきて海面から見えるほど。

長男は早速ゲット!
続けざまに複数釣ってイイ感じ。

妻はためらいもなく撒餌をバンバン。
こんな時の彼女は、勝負感がメチャ冴えます。

最初は食べられないチビサイズだったのですが、そのあと集まってきた小アジ・小サバを釣りまくり。
食材としていけそうなサイズになって来ました。

でも、次男はしょぼ~ん。
全然釣れていない。
文字通りゼロ。

その真横で長男ガンガンなので、ふてくされ気味。
フォローしようかと思った矢先、1匹ゲットです。

1匹釣れたら気が楽になったようでマイペースで釣れ始めました。
父親としてホッ…って気持ち。

場所的にもイイなぁ~と思う理由として、釣り針が海底に引っ掛かりにくい点も大きいです。
キッズ釣りなので、投げ方や釣り方はかなり適当です。

釣り場によっては、針が引っ掛かり何度も取り替える必要がある場合も。
でも、ココは今回もそうしたことがなく、最初の仕掛けで最後まで行けました。
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必要以上に力が入りすぎの長男。
必要以上に力が入りすぎの長男。 魚がたくさん泳いでいます。 この笑顔。達成感バリバリです。 これなら食材としてもバッチリ。 小さなバケツにどんどんお魚が溜まっていきます。
20匹以上は釣れたと思います。
釣れすぎても処理に困るので、途中からはリリースしまくりです。

テントに戻ると、チビ達はドヤ顔で自慢大会。
ワイワイ盛り上がる姿を眺めていて、来て良かったと実感。
子どもたちの「楽しかった」が、僕にとって何よりのご褒美ですから。

こんなにたくさん釣れたので、この機会に僕も妻から魚の手ほどきを。
内臓出してエラ取って…なるほど、なるほど。
回数をこなすと段々上手に捌けるようになっていけるような。

こうして技術が身につけば、計画中のソロキャンに釣りを加えてもっと楽しくなるかも。

残念だったのは、夕食で釣った魚までたどり着けなかったこと。
アルミ鍋で白米を炊くのにトライしたのですが、これがメチャ美味しくて食べ過ぎ。
ホタテをオリーブオイル&バジルで炒めてホタテ丼にしたら止まらなくなりました。

自宅の電気炊飯器を使うより10倍は美味しいかもしれない。
正にアウトドア効果。

焼き肉も用意していたのにかなり肉も余っています。
ちょっとごはん炊きすぎたかな。
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次男しょぼ~ん。
次男しょぼ~ん。 が、この笑顔に。 妻から調理を教わります。 内臓出してエラを取って…。 夕食のバーベキューは…やっぱり海鮮です。
そんなわけで満車事件でつまずき、どうなるかと思いましたが結果オーライの1日でした。

現地で食材を調達できる釣りってスゴイ魅力ですよね。
改めて鹿島の懐の深さも実感しています。
メチャ混みになるほど人気が高いのも納得です。

炊事場で小魚を捌いていた時、玄人釣り人風の方が大きな魚を持ってきて調理をしていました。
刺し身にしてカッコよく盛り付けているのを見て、ちょっと羨ましかったですね。

釣りにもハマってしまいそうで怖いです。

10月はキャンプのベストシーズン!
皆さんもお出掛けすることをオススメします。

後編は釣りとは違う鹿島・秋キャンプの魅力をお届けする予定です。

北条鹿島キャンプ場
開催場所/北条鹿島キャンプ場(愛媛県松山市北条辻(鹿島))
駐車場/普通56台・障害者用1台(渡船乗り場に付随)一般料金(7時から22時まで)520円・夜間料金(17時から翌日8時30分まで)580円
料金/無料(渡船料/往復:大人210円・小児(小学生以下)110円が別途必要)
問い合わせ先/松山市役所 観光・国際交流課 TEL.089-948-6558
URL/https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kanko/kankoguide/shitestukoen/kashima/kyannpu.html
reported by グルッタ