今が見ごろ!南楽園梅まつり

  

千    イマナニ体験レポート

四国最大規模の庭園は、広々ゆったり

こんにちは、花木が好きな千です。

2月と言えば、梅の季節。
四国で有名な梅園と言えば『南楽園』。

ずっと行ってみたいと思いつつ機会がなかったのですが、思い立ったが吉日、家族で出かけてきました。
私が住んでいる新居浜から、南楽園のある宇和島までは、結構な距離があります。

途中「道の駅みま」で「南予流鯛めし」や「ジビエ丼」を食べながらのんびりと向かいました。
到着すると、今は梅の見ごろとあって、園内は結構な賑わい。

意外だったのは、子供を連れた家族が多かったこと。
園のすぐ隣に子供が遊べる施設があったので、家族連れでも楽しめるようです。
1-1
奥に見えるのが梅園
奥に見えるのが梅園 今が見ごろとあって、にぎわっています 園内はとても広々、ゆったりと散歩できます 梅以外にも美しい景色がいっぱい この橋を渡った先が、梅園!
園内に入ってまず感じたのが「ひろーい!」でした。
南楽園はたくさんの見どころがあるので、園内をゆったり散歩するのがおすすめ。

今は冬なので色が少なめではありましたが、池の中に浮かぶ小島の美しさや、橋の上からみえる景色をのんびり眺めながら、目的の梅園まで向かいます。
3歳の息子も悠々と歩き回れるのが嬉しいらしく、ご機嫌であちこち散策していましたよ。

そして『梅園』にたどり着くと、ふわりと梅の香りに包まれます。
入ってすぐに目に飛び込んできたのが、満開のしだれ梅。
想像以上の美しさに、つい足を止めて見入ってしまいました。
2-1
満開のしだれ梅が見事!
満開のしだれ梅が見事! 梅園の入り口。梅のいい香りがします あちこちで咲き乱れる梅 ため息が出るほど綺麗なしだれ梅 園内の売店では梅の幼木が買えます

梅だけじゃない!南楽園の魅力。

実は私、しだれ梅を間近であまり見たことがありません。
特にこんなに大きくて見事な木を見たのは初めて。

ここまで育てるのにどれほどの時間と手間がかかっているんだろう……と感動しきりでした。
梅園には160本の、さまざまな種類の梅が植えられているそう。

私が見に行ったときはちょうどしだれ梅が満開でしたが、一ヵ月の間に見頃の梅が移り変わっていくので、時期をずらして行くのもよさそう。
梅園の奥には売店もあり、甘味や花の苗が買えたり、梅見茶屋では梅茶の無料サービスがあったりしました。
3-1
石に描かれたお雛様がずらり
石に描かれたお雛様がずらり ひとつひとつ個性に溢れています ここは初夏になると花菖蒲、藤でいっぱいになるそう 休憩所から見える景色も美しい 集まってくる鯉たち
梅園を堪能したあとは、その他の景色や展示を楽しむことに。
ひな祭りが近いこともあり、園内では石に描かれたお雛様「石雛」が飾られているエリアがありました。

描かれている絵は本格的な画風のものから、アニメちっくな絵もあり、個性豊かなお雛様たちを楽しめます。
最後に立ち寄った休憩所・売店にも、見事な座敷雛と地元の園児たちが作ったお雛様が飾られていて、ひと足早くひな祭り気分を味わえましたよ。

私は東予に住んでいるせいか、牛鬼のお土産ものや座敷雛が新鮮で、そういった意味でも楽しめました。
4-1
南予(八幡浜)といえば座敷雛。
南予(八幡浜)といえば座敷雛。 景観と共に楽しむお雛様 地元の園児が作ったお雛様も 宇和島ならではのお土産もいっぱい 今人気のジビエですね!
東予からだと南予は遠く感じてなかなか足を運べないでいたのですが、今回思い切って行ってみてよかったです。
道の駅での食事や、地元の特産品も物珍しいものが多くて、同じ愛媛なのに旅行気分が味わえました。

今は遠出が難しい時期ですが、近くでも新たな発見がまだまだあるんだな~と再確認。
南楽園は季節ごとにさまざまな花祭りが開催されているそうなので、また足を運びたいと思います。

梅の見ごろはまさに今!
皆さんもぜひ行ってみてくださいね。
南楽園梅まつり
開催日/2021年1月30日~3月7日
開催時間/09:00~17:00
開催場所/日本庭園 南楽園(愛媛県宇和島市津島町近家甲1813)
駐車場/あり
料金/大人310円、小人150円 (税込)
問い合わせ先/日本庭園 南楽園 TEL.0895-32-3344
URL/http://www.nanreku.jp/
reported by 千