いしづち編集学校カリキュラムの集大成、大発表会!

  

観光をキーワードに、いしづちエリアを盛り上げよう!

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ソラヤマいしづちがお送りする「いしづち編集学校」の魅力に迫る、2021年最終章!
カリキュラムの集大成「第2期生修業式・最終プレゼンテーション」についてご報告です。

「いしづち編集学校って何?」という方は、こちらの記事をご覧ください。
「熱いぜ!いしづち★バラエティに富んだ起業育成プログラム」はこちら

「いしづち編集学校」とは、いしづちエリア(西条市・久万高原町・高知県いの町・高知県大川村)の自然や経営ノウハウについてプロから学び、地域資源を活かした起業を目指す人を応援する、2019年から開校した『人財育成プログラム』のこと。

2年目となる今年度はコロナ禍の影響でオンラインによる授業が中心でしたが、安全な場所では感染症対策をしっかりしてフィールドワークも行われました。
高知県の大川村や石鎚ふれあいの里へ出向き、実際に現地を盛り上げようと精力的に活動している人々のお話をお聞きしました。

最終プレゼンテーションって何をするの?

約半年にわたって実に様々なノウハウが学べるプログラムが展開された、最終回はプレゼンテーションの決勝戦!
令和3年1月15日(金)、受講の集大成ともいえる『最終プレゼンテーション』が行われました。

最終プレゼンテーションとは、いしづち編集学校を受講したメンバー全員が、自らが今後取り組んでいく事業プランを発表したプレゼンテーションのうち、上位5名に選ばれたメンバーによるプレゼンテーションです。

最終プレゼンテーションでは、1人当たり12分間で、事業プランを発表しました。

具体的には、収益性・地域貢献度・新規性と独創性・実現可能性・意欲・連携と協力体制といった点が考慮されている事業プランであるかどうか?に着目し、会場の受講生や講師の先生、オンラインでプレゼンテーションを視聴した総勢約40名による採点で、その最上位を決めるといった内容でした。

奨励賞『絶景スパイス』

奨励賞を獲得したのは、野口さんによる『絶景を眺めて食す、移動販売の本格カレー』。

スパイスから作る本格カレーを、いしづちエリアの山や川・海などの絶景スポットで、キッチンカーを用いて販売するという事業プランです。

フードロスの問題や、野外での販売なので四季の利用者さんへの対策などの課題を乗り越え、「ぜひ、一度は食べてみたい」という声の多かったプランでした。

ソラヤマいしづち現場責任者である常務執行役の竹内さんは「絶景カテゴリーを作り、その場所でしか食べられないスペシャルなカレーをコンテンツ化して売れば、収益性も上がる」と絶賛!

野口さんは「一番、印象に残っている先生はYAMAPの春山先生。もの凄い熱量で起業されたのが、ビシビシと伝わってきました!」
「盛りだくさんの内容で、こんな貴重な講座はなかなかありません。来期も開校予定とのことですので、迷っている方はぜひ!」と目を輝かせました。

優秀賞『私だけの物語』

優秀賞を獲得したのは、山口さんによる『撮影付きプライベートガイド』。

旅先の楽しい想い出を振り返る際に、残念な写真しかなく悔しい想いをしたという経験から、旅先でプロの写真撮影とその場所のガイドを兼任する、プライベートガイドが居たらどうか?という事業プランです。

講師として最終プレゼンテーションまで参加された一般社団法人そらの郷 事務局次長の出尾さんは「ツアーのオプションとしてすぐに販売可能。いしづちエリアの鎖道を登るシーンなどのような、自力では撮れない動画などをメインにしてみても面白そうだ」と具体的な販売モデルの提案をされ、盛り上がりました。

山口さんは「参加人数が11人という少人数だったので、すぐにメンバーと打ち解けられた。コロナ禍の中であっても、横のつながりは強く築けたので、来期もきっと良い出会いがあるでしょう。恥ずかしがらず、グイグイと自分を出していくと良いですよ!」と笑顔。

最優秀賞『お母さんの自然教室』

最優秀賞を獲得したのは、果樹園を営む金光さんの『お母さんの自然教室』。

自身が経営する果樹園において、ヨガなどのワークショップイベントを行い、育児中のお母さんを癒すというアイデアは、多くの支持を得ました。

泉谷校長は「果樹園で受け入れるという託児機能や育児ストレスフリーは、エリア内外のお母さんにとって高いニーズがあるはず。公共機関と協力することで、幅広い展開が可能となるでしょう」と、地域ぐるみでの取り組みを提案されるなど、西条の女性の希望となる果樹園の可能性を絶賛されました。

「受講前は、まだ漠然としていたサービスが、事業として形になりました。普通では出会えない講師の皆さんの個性的な講義や、愛媛大学生たちによるサポートも心強かったですね。新たな発見・自分の思考の整理ができ、力強い一歩が歩みだせたので、受講して良かったです!」と、金光さんは熱く語ってくれました。

泉谷校長のお言葉

「いしづちエリアの地域資源を活用して、何かをはじめたい」と考えた受講生たちが集まったのは、8月のことでした。

その時はまだ、大雑把だった想いやアイデアが、プレゼンという他人に伝えられる「形」としてまとめられたのは、素晴らしいこと。
しかも、誰一人欠けることなく、受講生全員が各々の自らの思いを形にして発表することができたのは、本当に素晴らしい。

今期のメンバーは「各事業は個別なのに、親和性が高い事業」ばかり。
補い合える部分を互いに補い、繋がっていって欲しい!と願います。

ユニークな事業アイデアを持つ人材の発掘ができたことは、ソラヤマいしづちにとっても大きな収穫です。

プレゼンはゴールではなく、単なる通過点。
もしかしたら、「スタート」かもしれませんね。

これからも、日々の気付きや学びを通し、レベルアップしていってください。
我々も、課題解決のお手伝いをしていきたいと思っています!

受講生1人1人に寄り添う、いしづち編集学校

筆者である私自身も、5ヶ月間、いしづち編集学校で学びました。

一つ一つの講座がとても濃厚で、思考などは即時に役立つものばかり。
今年はコロナ禍ということもあり、残念ながらwebセミナーが中心となってしまいましたが、少しでも多くの収穫が得られるようにと本当に様々な配慮がなされていて、安心して受講することができました。

私がいしづち編集学校に参加してみて、一番収穫だと感じたのは、人脈と考え方でした。

受講生も講師の皆さんも、こちらに応募しなければ、私が繋がる可能性は無かったでしょう。
そして自力ですでに成功している(または挑戦している)講師の皆さんの言葉は、どれも具体的でストンと腑に落ちる内容でした。

熱意のある方々による講師選びと、選ばれた講師の熱意が合わさり、最高のカリキュラムを受けることが出来たのは、とても幸運だったと思っています。

修了証書に書かれている内容は、1人1人違っていて、本当によく見てくれていたなーと胸が熱くなりました。
いしづち編集学校を受講して、良かったです!

第3期いしづち編集学校も開講予定!

現在、いしづち編集学校3期生のためのカリキュラムに向けて準備が進んでいるそうです。
まだ募集は開始されていませんが、後々、こちらイマナニでも告知予定!

個性豊かな講師の皆さんと困った時でもしっかりサポートしてくれる運営スタッフで、一緒に学習しませんか?
いしづちエリアを盛り上げるために、共に頑張って行きましょう!

■いしづち編集学校(2020年度の実施内容)
開催日時:2020年8月6日(木)~2021年1月15日(金)開催
開催場所:オンライン形式を中心に、一部プログラムは会場で開催しました
お問い合わせ先:ソラヤマいしづち 担当 石川
お問い合わせ電場番号:0897-47-6030
メールによるお問い合わせ先:info@sorayamaishizuchi.co.jp
ソラヤマいしづち公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部 Natuorhytym
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