農園とワクワク体験をコラボしたい!いしづち編集学校の卒業生②

  

親子で楽しめる自然いっぱいの果樹園でリフレッシュ!

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「やりたいことや好きなことを、思いっきり楽しみたい!」
「出産してから、より強く思うようになりましたね」

「世の『お母さん』って、頑張ってるからリフレッシュが大事だと思う」
「時間が無いからこそ、できることからやらなくちゃ!」

「忙しいからこそ楽しみたい!」

いしづち編集学校、2期生。
卒業時に行われる、起業プランの最終プレゼンテーションにて、最優秀賞を受賞した、金光史さんを訪ねました。

いしづち編集学校に応募したきっかけ

以前、自然ガイドの仕事をしたい!と思っていた時期があり、イマナニで「いしづち編集学校」を知って、自然を学ぶプログラムや課外授業に魅力を感じていました。

第1期の開催時は、西条市丹原町で営んでいる「輝(き)らり果樹園」が忙しかったこともあって、思い切ることができず、ためらってしまって。

第2期の募集時、私は「お母さんが全力で、自然の中で遊ぶ!」というコンセプトで、『丹原自然の遊び舎』という親子サークル活動を行っていました。
その活動を活性化させるヒントも得られるかも?という期待もあって、第2期は参加することにしたのです。

期待以上の経験値となった『いしづち編集学校』

時々、果樹園を開放してヨガを楽しんでもらったり、子どもを遊ばせたりしていました。
そういったイベント等を事業プランとして、収益を上げるには…?

その手順を、思い描いていなかった部分まで学べたのは、本当に良かったです。
マーケティングや事業計画など、言葉では聞くことはあっても勉強する機会はなかったですし、それを馴染みない私たちにも分かるような内容で説明してくれました。

収益性はともかくとして、現時点ですぐに実践に移せるものは試すことにしたのです。
愛媛大学の井口ゼミ生のヒアリングも、素晴らしく良かったですね。

第三者である愛大生に事業プランを説明することで、改めて「私がしたいことは、こういう事なんだ!」と再認識できたり、ディスカッションすることで新しい発見があったり。

一人では、まとめるのが難しかったプランの組み立てが上手くいきました。
この愛大生とのやり取り、とても良いプログラムだと思いましたね。

いしづち編集学校に参加したことで「こういうサービスやプランが展開できそう」と、視野が広がりました。

今の私に出来ること①

いしづち編集学校に参加後、さっそく2つのプランをお試しで実践しています。

1つは、農園開放DAYの開催。
これはオフシーズンの農園を1日、一般開放する試みです。

SNSで開催を告知し、30人程の参加がありました。

果樹園内で、焚火をしたり、ハンモックで揺られてもらったり。
地元の整体師さんに来てもらった、青空整体の10分間クイックマッサージはお母さん達に大人気でしたね。

今後も継続して開催するにあたり、色々な課題が見えました。
一つ一つ、調整していきたいと思います。

今の私に出来ること②

もう1つのプラン実践は、アクティビティプランのサイクリングとハイキングツアー。

サイクリングは、丹原を巡るサイクリングツアーを企画されている、西条市の自転車屋さん「WINDS BIKES」の田坂さんに協力していただいて、サイクリングツアーを体験させていただきました。

所要時間は、2時間程度。
輝(き)らり果樹園を出発し、E-BIKEに乗って田坂さんオススメの丹原ロードを巡りました。

田坂さん曰く、「丹原のなりたちが感じられる集落の細い道など、サイクリストには最適」とのこと。
いつも車で走る道もE-BIKEで走ると目線が変わり、山や川など、丹原の美しさに目を奪われました。

ハイキングは、親子サークル『丹原自然の遊び舎』のイベントとして、4歳以上の子どもと親を対象とした「世田山ハイキング」。

世田山は、散歩ついでにハイキングに行けるくらいの難易度の低い山。
登山道もちゃんと整備されていて歩きやすいし、4歳以上であれば親子で歩いても1時間かからないくらい。

そんな気軽に行ける山ですが、山頂からの景色が最高なんです!
西条市側の石鎚山系、今治市側の瀬戸内海の端まで見渡せる、360度のパノラマ世界が広がります。

頂上で景色を眺めながらお弁当を食べたのですが、参加者さんから「気晴らしになった!」「息抜きになったよ、来てよかった!」とのお声をいただきました。
私にとって「大人『が』楽しめる」という点は重要なポイントだったので、嬉しかったですね。

でも、ハイキングなどで大人が自然を楽しむとなると、0歳~3歳くらいまでのオムツが外せない子たちの参加が難しい。
どちらも「託児」がなかなか進まず、小さなお子さんを持つお母さんが参加できないという課題が見えたので、その点を解決しなければと思います。

新たな拠点の模索と広がる夢

今後、新たな拠点を作りたいですね。
畑や果樹園横に、建物を作りたいと思っています。

トイレや休憩、託児施設が併設できたら、小さな子どもを持つお母さんがリフレッシュしやすくなりますし、収穫や栽培などの農業体験もご提案しやすくなります。

レンタルサイクルの拠点や、宿泊できるスペースも確保できたら!
そんな自然を楽しむ拠点ができたら…夢が広がります。

丹原の魅力をギュッと集めたマップを

いつか新たな拠点ができたら、『丹原巡りマップ』を作りたいと思っています。

「ここ、丹原の集落の良さを広めたい!」
前回の特集、『絶景カレー』で活動しようとしている野口さんも、その志を持つ一人です。
イマナニで『絶景カレー』の特集を見る

そういった志を持つ人たちと一緒に、丹原の素敵なスポットを集めたマップを作って、宿泊される方や、レンタルサイクルを利用される方に配りたいですね。

「一人でも多くの人に、西条市丹原の良さを知ってもらいたい!」そう思っています。

楽しみながら、周りを巻き込んでいく生き方

いしづち編集学校で学んだことの1つは「一人では成せないことも、誰かと組めば達成できる」ということ。
そして、一緒にやりたいと思っている仲間が身近にたくさんいたということ。

今後は、自分が心から「やりたいな!」と思うことを、出来ることからコツコツ試していくつもりです。
そういった中で出会える人とマッチングしながら、どんなサービスが提供出来るのか!?とてもワクワクしています!

また、いしづち編集学校が終わっても、色々な形でソラヤマいしづちさんとお付き合いが続けられる点は、他のセミナーとの大きな違いですね。

私が発表した事業プランについて、少しでも多くの人に知ってもらえるように、取材の手配をしてもらったり、モニターツアーを計画しているときにもいろんな相談に乗ってくれて、自信をもって取り組みを進められました。

また、ソラヤマいしづちさんには、西条市のふるさと納税の請負業者として「輝(き)らり果樹園」の商品を扱っていただいています。
実際に繋がりを断つことなく、受講生の今後をサポートしてくださって…本当にありがたいことです。

やりたい事がぼんやりと色々あって、モヤモヤしている人。
独りで考えていても、進め方が分からない人。
想いはあるんだけど、一歩が進めない人。

そんな人は、ぜひいしづち編集学校に参加してみて欲しいな!と思います。
特にこの地域で「コレが好き!」というモノがあれば、何かしら、そこから事業として広がっていったり、形になっていったりするでしょう!

ちょっとした事でも、行動を重ねることで自信やヤル気に繋がると思うんです。

私自身、いしづち編集学校に参加したことで、自分のやりたい事に真剣に向き合えたし、多くの可能性を感じました。
これからも西条市に根差す『輝(き)らり果樹園』という私の宝箱を軸に、色々と挑戦していきたいと思います!

募集期間:2021年6月25日(金)~2021年7月30日(金)

■ いしづち編集学校(2021年度の実施内容)
2021年8月5日(木)~2022年1月14日(金)の全11回

※新型コロナウイルス感染症対策のため、一部プログラムはオンライン形式にて実施します。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては開催日時や開催方法が変更となる場合があります。

お問い合わせ先:ソラヤマいしづち 担当 石川
お問い合わせ電場番号:0897-47-6030
メールによるお問い合わせ先:info@sorayamaishizuchi.co.jp
ソラヤマいしづち公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部 Natuorhytym
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