さいさいきて屋の生産者さんシリーズ Vol.1 ~美味しい野菜が生まれる理由~
星歌子まい イマナニ体験レポート
野菜の出荷は、さいさいきて屋オープンがきっかけ
さいさいきて屋には、毎日500組を超える農家さんがとれたて野菜や果物を搬入しています。
その中に、毎朝欠かさず、一番に朝採れ野菜を届けてくれるご夫婦がいます。
第1回目のレポートは生産者のお一組、誰よりも早く朝採れ野菜を出荷される丹下さんご夫婦をご紹介いたします。
さいさいきて屋の野菜の搬入開始時間は、朝も早い午前6時です。
ときにはその時間よりも早く、たっぷりの野菜をカートに乗せてさいさいきて屋の売り場に到着するのは、丹下さんご夫婦。
お2人にとって野菜作りのきっかけは、お孫さんの「家で作ったトマトが食べたい」の声でした。
もともとJAの会員だった奥さんの洋恵さんが、「今治に直売所のさいさいきて屋がオープンする」と言う話を聞いた2000年に、ご夫婦で自前の野菜を出荷することを決意したのだそうです。
野菜、植物に対する愛着は人一倍大きい丹下さんご夫婦。
これまでに作ってきた野菜の種類は、オクラ、ナス、キュウリ、大根、白菜、レタス、キャベツ、ブロッコリー、里芋、さつまいも、ネギ、ホウレンソウ…などなど多種多様です。
大根と一言で言っても、夏大根、秋大根、冬大根、春大根と種類も豊富。
「ハウスで作った春大根は白くてツヤツヤ、立派で惚れ惚れするような美しさでね」と優しい表情でご主人の岩夫さんは仰います。
その中に、毎朝欠かさず、一番に朝採れ野菜を届けてくれるご夫婦がいます。
第1回目のレポートは生産者のお一組、誰よりも早く朝採れ野菜を出荷される丹下さんご夫婦をご紹介いたします。
さいさいきて屋の野菜の搬入開始時間は、朝も早い午前6時です。
ときにはその時間よりも早く、たっぷりの野菜をカートに乗せてさいさいきて屋の売り場に到着するのは、丹下さんご夫婦。
お2人にとって野菜作りのきっかけは、お孫さんの「家で作ったトマトが食べたい」の声でした。
もともとJAの会員だった奥さんの洋恵さんが、「今治に直売所のさいさいきて屋がオープンする」と言う話を聞いた2000年に、ご夫婦で自前の野菜を出荷することを決意したのだそうです。
野菜、植物に対する愛着は人一倍大きい丹下さんご夫婦。
これまでに作ってきた野菜の種類は、オクラ、ナス、キュウリ、大根、白菜、レタス、キャベツ、ブロッコリー、里芋、さつまいも、ネギ、ホウレンソウ…などなど多種多様です。
大根と一言で言っても、夏大根、秋大根、冬大根、春大根と種類も豊富。
「ハウスで作った春大根は白くてツヤツヤ、立派で惚れ惚れするような美しさでね」と優しい表情でご主人の岩夫さんは仰います。
「おいしい野菜には土質が肝心なんよ」。
こちらはご主人が一番に伝えてくださった大切なお話。
砂質のよい土は水はけが良好で、絶妙な水管理をしやすいとのことです。
そして水については「玉川の伏流水が、枯れることなくうちの畑にいい水を運んでくれるんよ」。
植えた野菜を元気に育てると同時に、「土も手入れして良質な土を育てていく」とも。
ご主人の言葉に、「土の中には良い虫もたくさんいるからね」と奥さんは仰います。
農薬は減らし、なるべく無農薬の野菜を育てることは、土に良い働きをしてくれる良い虫を守ります。
ひいては土を守ることになるのだと、ご夫婦の阿吽の呼吸で話してくださいました。
こちらはご主人が一番に伝えてくださった大切なお話。
砂質のよい土は水はけが良好で、絶妙な水管理をしやすいとのことです。
そして水については「玉川の伏流水が、枯れることなくうちの畑にいい水を運んでくれるんよ」。
植えた野菜を元気に育てると同時に、「土も手入れして良質な土を育てていく」とも。
ご主人の言葉に、「土の中には良い虫もたくさんいるからね」と奥さんは仰います。
農薬は減らし、なるべく無農薬の野菜を育てることは、土に良い働きをしてくれる良い虫を守ります。
ひいては土を守ることになるのだと、ご夫婦の阿吽の呼吸で話してくださいました。
「野菜は愛情をかけた分だけ返ってくる」
野菜の旬や、さいさいきて屋のお客さんのニーズを考えて、丹下さんご夫婦はたくさんの種類や品種の野菜を育てています。
その中でも“オクラ”を1年の中で長く栽培し、さいさいきて屋に出荷しているそうです。
丹下さんのオクラは、大好評!
それもそのはず…!
納得のお話をたくさん伺いました。
オクラは苗から育て、半年後には実をつけます。
キャベツやブロッコリーのように一度の収穫では終わらず、何度も花を咲かせ実をつけます。
長く栽培できる野菜の一つです。
一日の中でも、オクラの一番よい収穫時間帯は、朝と夕。
夫婦お2人での出荷作業も楽ではないそうで、2人掛かりで丹下さんの畑を回るのに、4時間は要するそうです。
熱い夏には次々と花が咲き実がなるので、作業も急ピッチで進めます。
天候はその年の野菜の発育、収穫に大きく影響します。
少しの変化も見逃すことはできません。
「オクラの花は、なんとも可憐で愛らしくてね。畑一面に咲いていると、作業中も癒されるんよね」と畑を前に、笑顔で話すご主人。
淡い黄色の、ふわりとした大きな花弁の花が、オクラ畑の緑に映えます。
「南国を思わせる華やかな花よねぇ」と話す奥様の言葉に、「オクラは高知での生産が盛んでね。有名な生産地があるんだけど。そこにお邪魔してね」とご主人が続けてくれます。
「私たち2人が、もう少しだけ若くて元気だったころに(笑)」と2人で笑いながらお話してくれたのは、高知への自主視察。
「立派なオクラを育てている農家さんを見かけたら、飛び込みでその場でご挨拶して相談にのってもらってね」「皆さん、真摯にお話してくださって、そのおかげでたくさん勉強することができた」のだそうです。
オクラの株はいわゆる“一本立ち”の茎状にして上へ伸びる様に育てます。
一本の根本から生える茎の周りに、実が上向きに成ります。
オクラの実が成る茎の間隔は“節間(せっかん)”と呼ばれ、その間隔も生産率を決める重要なポイントだそうです。
収穫のタイミングも大事です。
お2人の目利きで“一番おいしい食べごろ”を見抜いて収穫します。
「うちのオクラは、硬くもなく筋張ってもなく、やわらかくて美味しいのが評判よ」。
お2人が選び抜いたオクラの品種に加え、最適な時期に収穫して出荷。
これらの条件が重なって、さいさいきて屋のお客さんに満足いただける野菜が提供されます。
その中でも“オクラ”を1年の中で長く栽培し、さいさいきて屋に出荷しているそうです。
丹下さんのオクラは、大好評!
それもそのはず…!
納得のお話をたくさん伺いました。
オクラは苗から育て、半年後には実をつけます。
キャベツやブロッコリーのように一度の収穫では終わらず、何度も花を咲かせ実をつけます。
長く栽培できる野菜の一つです。
一日の中でも、オクラの一番よい収穫時間帯は、朝と夕。
夫婦お2人での出荷作業も楽ではないそうで、2人掛かりで丹下さんの畑を回るのに、4時間は要するそうです。
熱い夏には次々と花が咲き実がなるので、作業も急ピッチで進めます。
天候はその年の野菜の発育、収穫に大きく影響します。
少しの変化も見逃すことはできません。
「オクラの花は、なんとも可憐で愛らしくてね。畑一面に咲いていると、作業中も癒されるんよね」と畑を前に、笑顔で話すご主人。
淡い黄色の、ふわりとした大きな花弁の花が、オクラ畑の緑に映えます。
「南国を思わせる華やかな花よねぇ」と話す奥様の言葉に、「オクラは高知での生産が盛んでね。有名な生産地があるんだけど。そこにお邪魔してね」とご主人が続けてくれます。
「私たち2人が、もう少しだけ若くて元気だったころに(笑)」と2人で笑いながらお話してくれたのは、高知への自主視察。
「立派なオクラを育てている農家さんを見かけたら、飛び込みでその場でご挨拶して相談にのってもらってね」「皆さん、真摯にお話してくださって、そのおかげでたくさん勉強することができた」のだそうです。
オクラの株はいわゆる“一本立ち”の茎状にして上へ伸びる様に育てます。
一本の根本から生える茎の周りに、実が上向きに成ります。
オクラの実が成る茎の間隔は“節間(せっかん)”と呼ばれ、その間隔も生産率を決める重要なポイントだそうです。
収穫のタイミングも大事です。
お2人の目利きで“一番おいしい食べごろ”を見抜いて収穫します。
「うちのオクラは、硬くもなく筋張ってもなく、やわらかくて美味しいのが評判よ」。
お2人が選び抜いたオクラの品種に加え、最適な時期に収穫して出荷。
これらの条件が重なって、さいさいきて屋のお客さんに満足いただける野菜が提供されます。
そんな丹下さんのオクラを、お孫さんが様々に料理して食卓に並べてくれるそうです。
涼し気なビンの中に入ったオクラの写真は、“オクラ水”。
水にオクラを一晩漬けておくと、オクラに含まれるネバネバ成分のペクチンと水溶性食物繊維が水に溶け出すそうです。
オクラ水には“血糖値を下げる”“便通をよくする”効果が期待されるそう。
また、天ぷらや、オクラを湯がいて千切りしたものに塩をまぶしただけのシンプルな一品も白いご飯にとても合ってお勧めだそうです!
涼し気なビンの中に入ったオクラの写真は、“オクラ水”。
水にオクラを一晩漬けておくと、オクラに含まれるネバネバ成分のペクチンと水溶性食物繊維が水に溶け出すそうです。
オクラ水には“血糖値を下げる”“便通をよくする”効果が期待されるそう。
また、天ぷらや、オクラを湯がいて千切りしたものに塩をまぶしただけのシンプルな一品も白いご飯にとても合ってお勧めだそうです!
畑に向かって野菜を見つめる目は終始やさしく、野菜が可愛くてたまらない、と言うご様子のご夫婦。
「日中の暑さで葉っぱが萎れていたら“喉が渇いたなぁ”としゃべりかけてくるようなんよ。水をあげれば、見る間に葉っぱがシャキッと開いて元気な姿になるんよね」。
こちらが手をかけたことが“目に見えて分かる”野菜の成長。
その野菜とのやり取りが、丹下さんご夫婦の楽しみのひとつとなっています。
「野菜は愛情をかけた分だけ返ってくるんよ」。
愛情をたっぷり受けて育った野菜たちが、今日もさいさいきて屋の直売所に搬入されています!
「日中の暑さで葉っぱが萎れていたら“喉が渇いたなぁ”としゃべりかけてくるようなんよ。水をあげれば、見る間に葉っぱがシャキッと開いて元気な姿になるんよね」。
こちらが手をかけたことが“目に見えて分かる”野菜の成長。
その野菜とのやり取りが、丹下さんご夫婦の楽しみのひとつとなっています。
「野菜は愛情をかけた分だけ返ってくるんよ」。
愛情をたっぷり受けて育った野菜たちが、今日もさいさいきて屋の直売所に搬入されています!
さいさいきて屋
開催日/9:00~18:00 定休日 1月1日~1月3日
開催場所/さいさいきて屋(愛媛県今治市中寺279-1)
駐車場/あり 230台
料金/なし
問い合わせ先/さいさいきて屋 TEL.0898-33-3131
URL/https://www.ja-ochiima.or.jp/business/saisaikiteya/saisaikiteya/
開催日/9:00~18:00 定休日 1月1日~1月3日
開催場所/さいさいきて屋(愛媛県今治市中寺279-1)
駐車場/あり 230台
料金/なし
問い合わせ先/さいさいきて屋 TEL.0898-33-3131
URL/https://www.ja-ochiima.or.jp/business/saisaikiteya/saisaikiteya/
reported by 星歌子まい