圧巻！大武者行列『伊達なうわじま お城まつり』

  

秀宗公入部 伊達五十七騎大武者行列がスゴイ！

大空にたなびく鯉のぼりが気持ちよさそうで、ふと空を見上げることが増える、晩春。
忙しく日々を過ごす私たちに、端午の節句が近づいたことを教えてくれます。

近年、五月人形は戦国武将の兜飾りや鎧飾りが人気ですね。
伊達政宗や真田幸村、上杉謙信と織田信長などが好まれているようですよ。

さて、今年も端午の節句に合わせて、宇和島市では『伊達なうわじまお城まつり』が5月4日・5日に開催されます。
お笑い芸人やアコースティックライブなどが行われ、春の天守は大賑わい！

特に注目すべきイベントは、一般公募された『秀宗公入部 伊達五入七騎大武者行列』でしょう！
時代劇でも使用されている本格甲冑を纏った武者やこども武者隊たちが、伊達家の三つ引き両紋を掲げて約3キロの道を練り歩きます。

南国の自然あふれる宇和島市

開催地の愛媛県宇和島市は、南予みかん発祥の地『吉田地区』と三間米で有名な『三間地区』、四国最大規模の日本庭園がある『津島地区』、そして伊達十万石の城下町『宇和島地区』の4つで成る、人口約7万5千人の地方都市です。

リアス式海岸で獲れる、鯛やハマチをはじめとした新鮮な海の幸や真珠、愛媛みかんの中でも注目度の高い「宇和島みかん」など、南国特有の温暖な気候で育まれる宇和島市の味覚はどれも逸品。

特に『宇和島鯛めし』は宇和島を代表するソウルフードの一つで、最高級卵かけご飯といってもよいかもしれませんね。

伊達なお城『宇和島城』

宇和島地区の中央に位置する『宇和島城』。
海抜80mの城山にある天守閣からは、城下町や海が良く見えるため、観光客だけでなく市民のお散歩コースとしても人気です。

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宇和島城天守は、築城の名人で知られる武将「藤堂高虎」が創建したものを、伊達家二代目「伊達宗利」により、寛文六年頃に再建されました。
このように歴史ある宇和島城天守は、昭和9年に国の重要文化財に指定されています。
イマナニで『宇和島城』の情報を見る

なぜ「伊達な」お城なの？

独眼竜で知られる仙台の名武将「伊達政宗」の長男、「伊達秀宗」。
慶長19年（1614年）、宇和島藩伊達家初代藩主として、秀宗公は25歳の時に伊予国宇和郡十万石を治めることになりました。

初代秀宗公から9代伊達宗徳に渡り、宇和島を約260年間治めた伊達家。
だから「伊達なお城」なんですね。

秀宗公の入部を再現！？

今から405年前、五十七騎の武者を従え、仙台より宇和島へ入部した秀宗公。
その様子を再現するイベントが、『伊達なうわじま お城まつり』の中で開催される『秀宗公入部 伊達五十七騎大武者行列』なのです！

伊達秀宗役は、愛知を中心に活動している人気男性アイドルグループBOYS AND MENのメンバーの一人、小林豊さん。
去年に続き、今年もボイメンのイケメンが、伊達な甲冑姿を披露してくれるなんて！
歴史好きでなくても、その姿を一目見ようと参加したくなりますね！

一般公募された内容は、①伊達五十七騎が57名、②姫が3名、③旗持ちが2名、④船曳が4名、⑤・⑥こども武者隊が男女各15名 等々、総勢120名！
宇和島市民だけでなく、各地の戦国ファンが集まるイベントとして有名です。
来年はぜひ、参加してみませんか？
イマナニで『秀宗公入部 伊達五十七騎 大武者行列 参加者募集！』の情報を見る（募集終了）

秀宗公入部伊達五十七騎大武者行列は5月4日の13時から開始されます。
きさいや広場を出発し、国道３２０号から商店街を歩き、宇和島城へ登る約3キロのコース。
終了は17時を予定しているので、参加者も見学者も、たっぷりと戦国気分を楽しむことができますよ。

同時開催！伊達なうわじまお城まつり！

5月4日と5月5日、宇和島城では『伊達なうわじまお城まつり』が開催されています。
伊達なうわじまお城まつりは、今年で3回目。宇和島城、きさいや広場、商店街などを中心に盛り上がりますよ。

もちまき＆お菓子まきに加え、宇和島ならではの「じゃこ天まき」！
小魚をまるごとすりつぶして揚げる、宇和島名物じゃこ天が宙を舞います。
持ち帰って、フライパンや網を使って軽く炙ってから食べると、揚げたての香ばしさが戻りますよ。
このイベントは4日11時から20時、5日10時から16時 城山公園にて開催予定。
フィナーレを飾る「もちまき＆じゃこ天まき」は、16時前に天守から投げられる予定です。
ラストのみ、開催場所が違うので注意しましょう。

5月4日はTHEイナズマ戦隊によるトーク＆アコースティックライブが、城山公園のステージにて19時から開催される予定です。
普段は閉城している、夜のお城でのアコースティックライブ。
ちょっと特別な体験をしてみませんか？

毎年人気の「お笑い芸人のライブ」は、今年は5月5日に城山公園のステージで開催されます。
今年は麒麟・田村裕、バンビーノ、ポップマン、ひめコロン、フジノミヤの5組が出演予定。

子ども向けに、忍者先生のオリジナル手裏剣教室、うわじま歴史紙芝居、キラキラ万華鏡づくりなどの無料体験ブースも出店予定。
さらに今年はお城ファン必見！現存十二天守ジオラマ展示もあります。

スタンプラリーに参加して、お城山をぐるりと巡りましょう。
見事達成した参加者には、抽選で宇和島の特産品をプレゼント！

お城にはスイーツからおつまみ、軽食まで、多数の飲食ブースが出店しているので、小腹が空いても安心ですよ。

宇和島お城下、必見スポット ①伊達博物館

せっかく宇和島城へ来たならば、こちらにも足を延ばしてみては。
『宇和島市立 伊達博物館』は、宇和島城から歩いて約15分程の距離にある、伊達家の文化遺産を展示している博物館です。

宇和島伊達家の甲冑をはじめ、馬具や刀剣類などの武具、伊達政宗直筆の文や、ゆかりの品々、婚礼道具一式などが展示されていますよ。
うわじま紙芝居で得た情報と合わせて、ぜひ見学してみてくださいね。
イマナニで『宇和島市立伊達博物館』の情報を見る

宇和島お城下、必見スポット ②天赦園

宇和島市立 伊達博物館の目の前、『天赦園』は、伊達家による大規模な大名庭園。
伊達家の家紋にちなんだ竹に、藤や花菖蒲の咲き誇る、とても落ち着いた日本庭園は、昭和47年に国から「名勝」の指定を受けています。

様式は、池泉回遊式庭園。
大きな池を中心に様々な名所が点在していて、見ごたえ抜群！
池を渡る「白玉藤」は特に有名で、湖面に映る「上り藤」の美しさは見事そのものです。（見頃は4月上旬～下旬）
イマナニで『天赦園』の情報を見る

いっぺんきさいや！伊達な宇和島！

温暖な気候のもとに生まれる、あったかい人情の町、宇和島。
陸・海交通の要衝であったことに由来するロマンあふれる歴史や、恵まれた環境で育つ魚介類に農産物と、宇和島の魅力は尽きることがありません。

『伊達なうわじまお城まつり』で、お城を中心に栄えた伊達十万石に思いを馳せながら、伊達な宇和島を堪能してみませんか？

■伊達なうわじまお城まつり
開催期間／5月4日（土）～5月5日（日）
開催時間／土曜11:00～20:00、日曜10:00～16:00
開催場所／愛媛県宇和島城周辺
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