「ツノチャ・マルシェvol.5」 津野町・3年ぶり現地開催!

  

オリジナルマグボトルで「つの茶」を飲み歩こう!

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最近、巷でよく開催されているマルシェ。
ナチュラルな雰囲気漂うフリーマーケットに、皆さんも一度は行ったことがあるのではないでしょうか?

かわいいハンドメイドグッズやアクセサリー、素朴な味わいのスイーツなど。
手作り感満載のアイテムとの一期一会が、その醍醐味のひとつでもありますね。

今回ご紹介するのは、高知県津野町で3年ぶりに開催されるマルシェです。
他とひと味違うポイントはやはりそのテーマ。
ここで毎年行われるマルシェは、津野町の特産品・お茶をコンセプトとした「お茶のマルシェ」なんです!

緑豊かな山あいの町である津野町は、昔から良質なお茶が作られてきました。
そんな津野町のお茶「つの茶」の魅力を存分に感じられるのが、10月30日(日)に開催される「ツノチャ・マルシェ」です!

お茶自体の販売のみならず、お茶を使った加工品やお茶に合う軽食、美味しいスイーツまで。実に幅広い形でつの茶を楽しめる「ツノチャ・マルシェ」。
また500円でイベント限定オリジナルマグボトルを購入すると、つの茶飲み放題&先着でツノトゥクツアー参加券もプレゼント!

さらに「明神ひろこ&大村太一郎」「ろみことひかる」「hotori*amigo」の三組によるライブや、「つの茶時間の豆皿・楊枝セットづくり」「森をつれて帰ろう ウッドチップボトル作り」などのワークショップ(先着順)まで。
多彩な魅力の詰まったマルシェに、今回はスポットを当てたいと思います。

細部までトコトンお茶尽くし!「ツノチャ・マルシェ」とは?

高知県中西部の山間地帯に位置する町、津野町。
この町で採れるお茶は「つの茶」と呼ばれ、その歴史は古く江戸時代にはすでに銘茶の産地として知られていました。
しかし昨今はつの茶に留まらず葉っぱでお茶を淹れ急須で飲む、という本来の飲み方をする人もずいぶん少なくなっています。

手軽に飲めるペットボトルのお茶も便利ですが、葉っぱから飲むお茶は香りや風味が段違い!
また今海外では健康ブームや美容効果の影響もあり、日本茶がちょっとしたトレンドにもなっているんです。

そんなお茶本来の魅力や味わいを、マルシェを通じて知ってもらいたい。
また津野町の自然に触れながら、新たなつの茶の一面に、素敵な雑貨やスイーツを通して触れてもらいたい。
このような思いで始まったのが「ツノチャ・マルシェ」です。

今回で5回目を迎えるマルシェは、例年「お茶のマルシェ」という共通コンセプトの元、様々なテーマを掲げています。

今回のテーマは、「TEA FOREST(ティーフォレスト)」!
津野町の特産品であるお茶×木や森のナチュラルさを題材に、大人も子どもも楽しめるお茶時間の提供がテーマです。

例年1,500~2,000人もの人々が町を訪れ、ツノチャ・マルシェでお茶の良さや町の自然をたっぷり満喫しています。
そんな魅力満載のマルシェでは、一体どんな点が見どころなのか。
ここからは、それをより詳しく解説していきましょう!

見どころ①:バラエティ豊かな出店ブースは要チェック♪

最初の見どころは、やはりたくさんのお茶に関する出店エリア!
例年約40店舗前後のブースが立ち並び、お店を見て回る人々の活気でマルシェはとってもにぎやかです。

また空間全体も、緑を基調としたナチュラルなハンドメイド感あふれるムード満載!
写真映えのする装飾やブースの雰囲気も、隠れた注目ポイントですよ。

特に見どころは特産品のつの茶を、直接農園さんやお茶工房の方から購入できるお茶ブース!
一口につの茶といっても様々な種類があり定番の煎茶やほうじ茶、華やかな香りの四万十紅茶や手作りの味わいが楽しめる釜炒り茶など。
実に多彩なお茶が一堂に会する非常に貴重な機会が、このマルシェでもあるんです。

中にはここでのつの茶の購入を楽しみに、毎年県外から足を運ぶ熱心なファンも。
自分用に、家族用に。そしてお土産やちょっとしたプレゼントにも◎
この機会にぜひ、おうちでも美味しいつの茶を飲んでみて下さい。

気になっているお茶を買い逃した!
あるいはお気に入りのお茶がなくなっちゃった…。
そんな方も後日、こちらのショップなどで購入する事ができますのでご安心を。

また他にも、つの茶やお茶というテーマで様々な創意工夫を凝らした出店がたくさん!
「TEA FOREST」というコンセプトに沿った、木の素材や緑、葉っぱなどの自然を感じさせるモチーフアクセサリー。
手作りの木工作品やガラス工芸、ストールなどの布雑貨など。
このマルシェならではのアイテムとの出会いも、大事にしてくださいね。

さらにマルシェといえば、見た目もカワイイ&美味しいグルメも見逃せません。
もちろんツノチャ・マルシェでも、多数のグルメブースが出店予定です。

ケーキに焼き菓子、サンドイッチやおにぎり。茶そばや「お茶×珈琲」などのユニークな組み合わせが楽しめるドリンクまで。
実に多彩なお茶グルメが、あなたを待っていますよ。

見どころ②:限定ボトルを買って「つの茶飲み比べ」を楽しもう!

とはいえせっかくお茶のマルシェに来たなら、本場のお茶そのものの味も楽しみたい…。
そんな方にぜひオススメなのが、こちらの「お茶飲み放題サービス」!

会場限定カップの購入で会場内ブースのつの茶が自由に試飲できる例年人気のこのサービス。
今年はカップから、会場限定の蓋つきオリジナルマグボトルに変更となっています。

ランダムの5色展開で見た目もカラフルなボトルを使って、お茶の試飲はもちろん、お持ち帰りもOK!
日常生活でも使いやすい、便利なポケットサイズです。

高知出身のクリエイター・かわぞえうどうさんのオリジナルイラストにも注目!
思わず誰かに自慢したくなるような、マルシェ限定の特別グッズとなっていますよ。

ボトル片手にたくさんのブースで、イベント当日は丸一日贅沢につの茶飲み比べを満喫…。
気になったお茶を気軽にいろいろ試しつつ、ぜひあなただけのお気に入りつの茶を見つけて購入してくださいね。

見どころ③:大人も子どもも楽しめるライブ&ワークショップも開催

美味しいお茶に目移りしそうな出店。
さらにこのツノチャ・マルシェの見どころは、それだけに留まりません。

にぎやかで、それでいてゆったりとしたマルシェのムード。
会場内で開催されるミニライブが、この空間に華を添えてくれます。

今年のライブはコンセプトに因んで、木を使っている楽器での演奏がメイン!
穏やかなアコースティックギターやカリンバのナチュラルな音が聴こえる中で飲むつの茶は、いつもよりずっと美味しく感じられることでしょう。

さらに、お子さんも一緒に楽しめるワークショップも開催予定!
今年は木材で自分だけのお皿が作れる「つの茶時間の豆皿・楊枝セット作り」と、可愛いインテリアにもなる「森をつれて帰ろう ウッドチップボトル作り」が行われます。
こちらもぜひ思い出作りのひとつとして、家族や友達と参加してみてください。

見どころ④:津野町の雄大な自然の景色を「ツノトゥク」ツアーで堪能!

のんびりとマルシェの空間をたっぷり満喫。
それだけでは終わらないのが、このツノチャ・マルシェのすごいところ。

イベントに遊びに来た際はぜひ、津野町名物のひとつ「ツノトゥク」に乗るのがツウ向けのイチオシポイントです!
先述のオリジナルマグボトル購入で、このツノトゥクツアーへの参加券も先着120名にプレゼントされますよ。

「ツノトゥク」とは、津野町の町中をぐるりと徘徊しているタイの乗り物・トゥクトゥクのこと。
津野町では毎年新茶の季節や風の心地よい秋のシーズンに、不定期でこの「ツノトゥク」に乗って町をぐるりと巡ることができるんです。

黄色と青の目を引くカラーのトゥクトゥクは、写真映えもバツグン◎
吹き抜けの開放感ある座席から野山の風を感じながら、緑鮮やかな町の景色を眺めつつ回るプチツアーはまさに贅沢な時間。

日々の忙しさを束の間忘れさせてくれるような、のんびりとしたひと時が楽しめる。
マルシェに来た際は、そんなツノトゥクにもあわせて乗っていってくださいね。

伝統とトレンドを織り交ぜて…現代に繋がる「つの茶」の魅力

マルシェの内容からも伝わる通り、多くの魅力が詰まった特産品「つの茶」。
このお茶が古くから大勢に愛され続ける理由には、一体どんなものがあるのでしょうか。

まずひとつは、津野町という町の土地の性質にあります。
山の斜面で作られるお茶は、日中の寒暖差や程よい日照時間によって非常に良質なお茶の葉に。

加えてこの津野町の土壌は、お茶の名産地として知られる静岡の本山茶の産地などと非常によく似た、水はけの良い地質でもあるのです。

豊かな土と太陽の光、そして綺麗な四万十川の水。
美味しいお茶を作る環境として申し分のない土地ではありますが一方で山の斜面は足場が急なため、お茶を育てるための作業もなにかと大変。

大型機械の導入も難しく、必然的にメインは人の手による地道な作業。
そのため大量生産は厳しいですがその稀少性もまた、つの茶の魅力のひとつにも繋がっているんですね。

生産量が多いわけでもなく、ものすごく知名度が高いわけでもありません。
しかし恵まれた環境で作られた津野町のお茶は、日本茶の世界やお茶のプロたちの間では知る人ぞ知る隠れた銘茶。

風味や苦み、味わいがはっきりした性質のため他産地のお茶と組み合わせてスパイス的な役割を果たすお茶として使われるケースもあり、飲み方・楽しみ方も実に多彩なのです。

お茶ツウがこよなく愛する、恵まれた自然環境の中で育まれた四国を代表するお茶のひとつ。
津野町の特産品・つの茶が古くから現代まで長年愛され続けている理由は、そういった点が大きなポイントにもなっているのでしょう。

知られざる銘茶・つの茶…隠れた魅力をマルシェで感じて!

今までつの茶の存在を知らなかった!という人も、名前は聞いたことあるけど飲んだことない!という人も。
ぜひツノチャ・マルシェで、その奥深い魅力を実際に見て、感じて、味わってみませんか?

2022年の日程は10月30日(日)10:00~14:00。場所は津野町かわうそ自然公園での開催です。(※雨天中止)
お友達や身近な家族、仲間を誘って。
みんなで美味しいつの茶や、自然豊かな津野町の景色を堪能してくださいね!

■ ツノチャ・マルシェ
開催日時:2022年10月30日(日)10:00~14:00
開催場所:津野町かわうそ公園
開催住所:高知県高岡郡津野町永野251-1
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
問合先:ツノチャ・マルシェ実行委員会
TEL:090-6135-1745
ツノチャ・マルシェ 公式facebookはこちら

reported by イマナニ編集部
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