「鳴門春の渦まつり」春は鳴門海峡・渦潮のベストシーズン!

  

スリル満点の観潮船や海の幸!世界最大級 渦潮の魅力を体感!

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<↑鳴門百景フォトコンテスト令和2年度わたろうせとうち大鳴門橋賞 特別賞「鳴門海峡と渦潮」>

四国の北東部に位置する徳島県鳴門市。
淡路島を介して本州ともつながる場所で、関西から四国への玄関口として知られています。
そして鳴門市といえば、世界最大級で有名な渦潮です。
条件が整えば渦の直径は最大30mに達することもあり、潮流の速度は日本一です。

<↑鳴門百景フォトコンテスト令和2年度世界遺産をめざそうの部 入選「渦が見える橋」>

そんな迫力満点の渦潮ですが、季節によってベストシーズンがあるのを、皆さんはご存知でしょうか。
寒い冬を終え、これから訪れる春。
実は1年の中でも、春と秋は特にこの鳴門の渦潮がよく見える季節なのです。

渦潮の旬とも呼べるシーズンを迎える鳴門市で、毎年この時期に開催されるのが「春の渦まつり」!
2023年は3/4(土)~5/31(水)が開催期間となっています。

たくさんの人を惹きつける鳴門の渦潮。
迫力の景色と共に、渦潮で育まれる美味しいグルメも知る人ぞ知る魅力が溢れています!
そうした秘密の数々についてイベントを通して、今回はご紹介致しましょう!

海開きならぬ渦開き!?ベストシーズンを「春の渦まつり」で迎えよう!

鳴門名物・渦潮の見頃の時期に毎年行われる「春の渦まつり」。
一番の見どころとなる催し物は、イベント初日3/4(土)に開催される「鳴門春の渦開き」です。

毎年3~4月は、鳴門海峡周辺に渦巻く渦潮が特に大きく観測できるベストシーズン。
そのため海開きや山開きのような形で「渦開き」が行われます。

イベント当日には、2港でそれぞれにセレモニーが行われます。
まず亀浦漁港で開催されるのは、うずしお汽船の「小型高速観潮船」によるオープニングセレモニー。
船上にて今年1年の安全祈願が行われた後、シーズンインを記念した渦開き観潮船が出港となります。

<↑鳴門百景フォトコンテスト平成24年度受賞作品「接近遭遇」>

この「小型観潮船」は乗船定員86名。小型ならではの特性を活かし、船上から間近に見る渦潮は迫力抜群!
水しぶきが感じられる近距離から、大きな渦潮を眺められます。
手が届きそうな近さで、スリルのある渦潮観光を楽しみたい人におすすめですね。

<↑鳴門百景フォトコンテスト平成29年度世界遺産をめざそうの部 入選「うず潮」>

イベント当日のセレモニー船出港は午前10時。
それ以外の日も、港からは原則毎日午前8時~午後4時30分の間30分おきに観光船が出航しています(冬季は午後4時まで)。
運賃は大人1,600円、子供800円。予約なしでも乗船する事が可能です。

そして同日にもう一ヵ所セレモニーが開催されるのが、大型観潮船「わんだーなると」の出港場所となる亀浦観光港。
こちらでは渦開き観潮船の出港の他、黄金の鍵を海へと投げ入れる渦開きセレモニーや、ご当地キャラクターとの撮影会なども予定されています。

観潮船「わんだーなると」は乗船定員399名の大型船。
安定感があるため、船酔いが心配な方や小さなお子さんと一緒の家族連れにもおすすめの観光船です。

船の2階は一等客室になっていて、展望デッキでゆったりと渦潮を見ることができます。
優雅な船旅のように渦潮観光を満喫したい方向けですね。

<鳴門百景フォトコンテスト平成30年度 最優秀賞「渦見物」>

こちらのセレモニー船出港は、イベント当日の午前11時を予定。
こちらの船も毎日出航しており、午前9時~午後4時20分の間40分おきの頻度となっています。
運賃は大人1,800円、子供900円。
2階の一等客室は別途料金がかかりますが、違った景色が見られるのでおすすめです。

さらにイベント当日はどちらの港でも、観潮船に乗船した方に鳴門わかめや鳴門金時スイーツのプレゼントが配られます。
(先着順、なくなり次第終了)
ぜひ観潮船に乗って海の上での渦開きを楽しんでください!

鳴門海峡は世界に誇る渦潮スポット!どうして渦潮ができるの?

<↑鳴門百景フォトコンテスト令和3年度世界遺産をめざそうの部 入選「海峡の夜明け」>

ところで、なぜこの鳴門海峡周辺の海に渦潮ができるのか。その秘密を、皆さんはご存知でしょうか?
潮の満ち引きと特殊な地形によって、海面に発生する渦潮。
実は鳴門の渦潮は、世界でも最大級の大きさを誇ります。

<↑鳴門百景フォトコンテスト令和元年度世界遺産をめざそうの部 最優秀賞「歓声が聞こえる」>

地球の引力の影響を受けて起きる潮の干満。
その中で潮が高い所から低い所へ流れる際に激流が発生します。

また鳴門海峡は幅1.3km、深さ約100mのV字型の地形で速度の異なる潮流が発生しやすく、その結果激流の渦潮が多発する場所となっているのです。

<↑鳴門百景フォトコンテスト令和元年度わたろうせとうち大鳴門橋賞 特別賞「激流」>

特殊な地形に加え約6時間ごとに起こる潮の満ち引きにより、鳴門では大潮時には潮流速度時速約20km、大きさ約30mもの渦潮が発生することも。

ここまで大規模な渦潮は世界的にも非常に稀な現象です。
そうしたことから現在、鳴門の渦潮を世界遺産に登録しようという動きも活発になっています。

<↑鳴門百景フォトコンテスト令和2年度Instagramの部 最優秀賞「潮流」>

地球規模で見ても珍しい世界に誇れる自然現象が、ここ日本・徳島で観測できる。
そう考えると、この鳴門の渦潮がどれだけ魅力的なものか実感できますよね。

3~4月が見頃の時期であることに加えて、潮の満ち引きから、さらにおすすめの日や時間帯があります。
渦潮を見るベストタイミングのカレンダーについては、観潮船の案内サイトなどに掲示されています。
観光の際は事前にチェックしておきましょう!

四国や徳島に住んでいる人も、そうでない人も。
「まだ見たことない!」という人は、ぜひこれからのベストシーズンに、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

壮大な景色だけじゃない!渦潮に育まれる「うずの幸グルメ」も要チェック

また鳴門の渦潮の魅力は、その大迫力の景色だけではありません。
渦潮の元となる潮の流れによって、鳴門海峡近海は非常に豊かな海の幸が育まれる海域でもあります。

激流に揉まれて育った魚たちは、身も引きしまって歯ごたえもぷりぷり。
春夏秋冬それぞれの季節で旬となる魚や海産物は、どれも旨味たっぷりです!

鳴門観光の際は壮大な景色とあわせて、渦潮の恵みも味わっていかないともったいない!
ここ鳴門市では、そんな鳴門海峡近海で育った旬の海の幸を使用した「うずの幸グルメ」と呼ばれる美味しい食事が、市内のあちこちの飲食店や宿泊施設などで手軽に楽しめるようになっていますよ。

各店でうずの幸グルメに認定されているメニューの条件は、「鳴門海峡近海の3種類以上の魚介が楽しめるもの」かつ、「鳴門市と海を挟んで隣接する兵庫県南あわじ市の2市の特産食材が使われているもの」。

定番はやはり色鮮やかで鮮度も抜群のお造り盛り合わせや、贅沢な気分になれるお寿司!
またボリュームたっぷりの海鮮丼も人気メニューのひとつですね。

さらに和食のみならず中華や洋食など、多彩なジャンルのグルメが味わえるのもポイント。
パスタやハンバーガー、定食の他、特別な人との時間を過ごすのにもぴったりな、本格フレンチのフルコースが楽しめるお店もあります。

現在鳴門市内各所のお店で楽しめるうずの幸グルメは約30種類。
さらに2023年3月には、新たな第2弾メニューも追加で登場予定です。

公式サイトには詳細メニューの他、見るだけでお腹が空いてきそうな写真もずらり。
せっかく鳴門市に遊びに行くなら、この場所ならではのグルメも要チェックです!
うずしおぐるぐる 公式HPはこちら

さらに現在期間限定で、うずの幸グルメをより楽しめるInstagramキャンペーンも実施中!
期間中にうずの幸グルメを食べに行った際に料理の写真を撮影し、ハッシュタグ「#うずの幸グルメ」を付けてInstagramに投稿した方の中から、兵庫・南あわじ市または徳島・鳴門市の豪華宿泊券50,000円分を抽選で10名様にプレゼント!

キャンペーン期間は2023年1月27日(金)~3月15日(水)。
期間中の投稿は一人何回でもOK!

抽選応募の際はハッシュタグ投稿と、キャンペーン公式アカウント「@uzushio_guruguru」のフォローもお忘れなく。
美味しいグルメを堪能しつつ、抽選にも応募して豪華賞品をゲットしちゃいましょう!

鳴門ならではの春の名物!桜もいいけど渦潮もね♪

今回開催される「春の渦まつり」や、ご紹介したうずの幸グルメキャンペーンの他、鳴門市での宿泊におすすめの「春に泊まろう!!キャンペーン」など、春の鳴門市には地元の見どころにまつわるイベントが満載です。

鳴門市が世界に誇る大きな魅力、渦潮。
海の力強さや壮大さを感じさせるその景色を楽しむなら、まさにこれからの時期がベスト!

冬の寒さも一山超え、春の足音が徐々に近づくこの時期。
春の海を眺めに足を伸ばしてお出かけしてみてはいかがでしょうか。

<↑鳴門百景フォトコンテスト令和元年度学生の部入選「大鳴門橋から見た迫力あるうず」>
ここでしか見られない絶景を楽しみに、ぜひ今年の春は「春の渦まつり」に参加したり、迫力満点の渦潮を間近で見られる観潮船に乗ってみたり。
そして豊かな海が育む絶品グルメを、みんなで味わいに行ってみてくださいね!

■ 鳴門春の渦まつり
開催日時:2023年3月4日(土)~5月31日(水)
開催場所:徳島県鳴門市
問合先:一般社団法人 鳴門市うずしお観光協会
TEL:088-684-1731
鳴門春の渦まつり 公式HPはこちら
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reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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