超フォトジェニック!内子の笹まつり

  

浴衣で歩く!七夕飾りに彩られた古い町並み

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『内子ジェニック』という造語ができるほど、喜多郡内子町にはフォトジェニックな場所がたくさん。
今回は、内子の中心部「八日市地区」で行われる、『映える』夏祭りをご紹介します。

歴史ある町で開催される、カラフルで可愛い「内子笹まつり」は、カップルで!ファミリーで!おひとり様で!どんな方でも楽しめるお祭りなのです。

古き良き面影を残す町、内子

歴史情緒あふれる街並みを残す、山間の町『喜多郡内子町』。
松山ICから車で南へ進むこと約25分、JR松山駅から特急宇和海で約25分。
松山市から30分ほどで辿り着くことのできる、アクセスの良い人気の観光地です。

国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された『八日市・護国地区』は、江戸時代後半~明治時代にかけて建てられた町家や豪商の屋敷などが、今でも残されています。

その懐かしさを感じる街並みと徒歩で回れるサイズから、まち歩きスポットとして広く知られています。
観光ポイントである八日市・護国地区をはじめ、内子座までの主要ルートを歩いて回っても2~3時間ほどで楽しむことができるスケール感はとても魅力的です。

趣のある町並みを、浴衣でぶらり

「あでカワイイ!キモノでめぐる恋する町並み」というプロジェクトをご存じですか?
艶やかに可愛く着物を着て、内子町並みそぞろ歩き、最高の思い出を作る!というプロジェクトです。

7月~8月の暑い夏の間は、浴衣の体験が楽しめますよ。
和装体験が初めての方にもオススメなので、手持ちのサンダルとも合わせやすい、カジュアルな浴衣からトライしてみては。
料金は、20種類から選べる浴衣レンタルが一人3500円(税込)
本格的な着物レンタル体験も楽しめ一人4,500円(税込)です。
※一週間前までの要予約(先着順)、美容師によるヘアアレンジはオプション料金

男性用の着流しもあります。
カップルで、夫婦で、ご家族で、いつもと違ったシチュエーションを楽しみませんか?
※大人用の体験なので、子どもの浴衣は持ち込みください。

『内子笹まつり』当日は、さらに違った雰囲気の町並みが楽しめてオススメですよ!


「内子町公式観光サイト あでカワ着物体験」の情報を見る

カラフルな七夕飾りが古き町を華麗に彩る

昭和32年から始まった、愛媛県でも有名な七夕まつりの『内子笹まつり』。
約2万人が集まるこの夏の祭りは、今年でなんと68回目を迎えます。


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毎年、旧暦の七夕の日、8月7日前後に開催。
歩行者天国になる旧八日市エリアの「内子町本町通り商店街」を中心に、長さ約500mに渡って、大きく豪華な笹飾りが町を彩る風景は壮観です!

一つ一つ、手作りされた輪つなぎ

笹まつりに華を添える笹飾りは、約50本が商店街を彩り、くす玉や、わっか、吹き流しが装飾され、訪れた人たちは煌びやかで美しいさまを鑑賞できます。
笹まつり一番の魅力でもあり、手作りの笹飾りは、内子の夏の風物詩といえる光景です。

この大きな笹飾りは、商店街の店主さんや、児童館に遊びに来た親子が一つ一つ、丁寧に手作りしています。
現代ではテープが主流の吹き流しも、内子では輪つなぎによる手作りが主流。
輪つなぎの色や個数などが緻密に計算され、出来上がった吹き流しはモザイク画のようです。

吹き流しは織姫の機織りの糸を表す飾りとされ、「手芸が上達するように」「糸のように長生きできるように」などの意味合いがあるそう。
輪つなぎには「心に抱いた夢がいつまでも繋がるように」という意味があるので、より強くおめでたい願いが込められそうですね。

甘いものが欲しくなったら、内子の和菓子屋さんを食べ歩こう

老舗和菓子店『坂見輝月堂』の和菓子職人が作る「あいすキャンディー」は、いちご、おれんじ、抹茶、あずきの4種類。素材を活かし、丁寧に作られた素朴な味わいのあいすキャンディーは、1本180円から。

『沖野月美堂』では、ソフトクリームとかき氷が楽しめます。「栗入りむし羊かん」は短冊の意味もあるそうなので、この時期にはぜひチョイスしたい逸品。1パック4個入り280円。

どちらのお店にも共通して売っているのが、内子の銘菓「栗饅頭」。
内子は栗の産地が近く、美味しい栗饅頭が楽しめます。
店舗によって味わいが違うので、バラ売りを買って食べ比べてみては。1個120円です。

もっとガッツリしたものを食べ歩きたい!という方には、『魚市』の焼き鯖がオススメ。
串に刺さった鯖を、じっくりと炭火で焼いた内子の名物です。
適度に水分が飛んでいるので、冷めても美味しいですよ。
また、下芳我邸の周囲には、色々な屋台が並んでいます。
見事な笹飾りを眺めながら、ぜひ味わってみて。

とどけ!お願いたんざく

新暦の七夕に、短冊にお願いを書いて吊るしましたか?

まだの方に朗報です!
歩行者天国の本町通り商店街に「お願いたんざく」コーナーが設置されています。
用意された短冊に、願い事を自由に書いて、笹に吊るすことができます。

集まった短冊飾りは、本町通り商店街の中心に位置する、天正19年に建立された歴史ある「八幡神社」で御祈祷してもらえます。
みんなの願いが、天に届くといいですね。

川遊びもできる、道の駅 からり

笹まつりや街並みを一通り楽しんだあと、もし子どもが目新しさを求めだしたり、美味しいジェラートが食べたくなったりしたら、ちょっと足を延ばして「フレッシュパーク からり」はいかがですか?

本町通り商店街から歩いて15分の距離にある道の駅には、新鮮な内子の名産品や、地元産にこだわったオリジナル商品がたくさん並んでいます。

この季節は、ジェラートがオススメ。トマトやヨモギ、紅イモなど、地元の旬の果物や野菜を使って作った手作りジェラートが、シングル・ダブルで楽しめますよ。
とまとソルベ&じゃばらジェラートが人気です。

道の駅からりから、「からり橋」と呼ばれる素敵な吊り橋がかかっており、からり橋を渡ると「知清公園」という、キャンプに利用される広場があります。

からり橋の下を流れる小田川は、浅くて綺麗なので、親も安心。
足元をアマゴやハヤなどの小魚が泳ぎ、それを捕まえて放す水遊びをする子どもたちも多いそう。

水着や着替え、タオルなどを持参して楽しく遊びましょう。
川は炎天下なので、帽子などの日差し予防対策をしっかりと。
イマナニで「内子フレッシュパークからり」の情報を見る

笹まつりは夜も熱い!『笹踊りコンクール』

日も沈みはじめ、笹飾りがライトアップされ始める頃、なにやら賑やかな音楽が町を包みはじめます。

その音楽こそ、「内子音頭」!
8月7日(水)の19時からの『笹踊りコンクール』のメインテーマ曲!
伝統的な優雅な踊りや、独自の衣装に振り付けなどを競う、チームによる踊りが披露されます。

審査本部がある「内子児童館前」は、特に気合の入った踊りを閲覧しやすいそうです。
1,000人程が約1kmを笑顔で踊り歩く姿を観たら、思わず一緒に踊ってしまいそう!
歌と踊りと飾りのコラボレーションを楽しみましょう。

被写体は私!?映える写真を撮ってもらえるかも?町並み撮影会

内子笹まつりは、見た目の派手さからも写真好きに愛されており、毎年写真コンテストが開催されています。
内子笹まつり当日に、大きなカメラを持った写真好きの方に声を掛けられたら、素敵に撮ってもらえるかもしれませんよ。

撮影会(写真コンテスト)には誰でも参加できるので、写真に自信のあるあなたも参加してみませんか?
内子笹まつり期間中に撮影した「内子笹まつりと町並み」をテーマにした未発表の作品を、8月31日までに朝日新聞松山総局へ送付しましょう。

映える!内子の笹まつり

最優秀賞を受賞したこともある「久保昭和堂」や「武田商店」は、大作が期待できます。
古民家を背景に、素敵な笹飾りが撮れるでしょう。

もっと内子の魅力が知りたい方は、地元のガイドさんと一緒に巡る「まち歩き(基本コース)」はいかが?
ガイドブックに掲載されていないような、ディープな内子を楽しめますよ。
※一週間前までの要予約(先着順)。


「内子町公式観光サイト まち歩き(基本コース)」の情報を見る

内子は観光地整備もしっかりとされており、トイレやオムツ交換所が点在していて、子連れでも安心です。
臨時の駐車場も多数用意されるので、ぜひ内子笹まつりへ行ってみませんか?
フォトジェニックな古い町並みが待っています!

■内子笹まつり
開催日時:8月6日(火)~8月7日(水)
開催場所(施設)名:内子商店街
開催住所:愛媛県喜多郡内子町本町5
お問い合わせ先:内子笹まつり実行委員会事務局
お問い合わせTEL:0893-44-2066
※『笹踊り』は8月7日に行いますが、雨天の場合は8月8日に延期します。
イマナニで「内子笹まつり」の情報を見る

reported by イマナニ編集部 Natuorhytym
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