愛媛県 ホタル観賞NAVI 2023

  

里山に初夏の訪れを告げる美しい光を見に行こう

01_TOP画像

夜の寒さもやわらぎ、だんだんと初夏の気配が近づいてきましたね。
みなさんは「ホタル観賞」をしたことがありますか?

“ホタルは水が綺麗なところにしか生息しない”といわれますが、実はそれだけではないんです。

“水の綺麗さ”とは、見た目の透明度ではなく、水辺全体の環境が大切!
ホタルは卵から成虫になるまで約1年かかり、その生涯の大部分を水中で過ごします。
そして、陸に上がり土の中で成虫の体作りのためにさなぎになります。

なので、
●水流が穏やか
●幼虫のエサとなるカワニナがいる
●川辺に上陸しやく、周辺に草が生えていて柔らかい土がある
●人口照明がない
●湿度が高い
など、条件がたくさん!

ホタルが暮らす水辺環境を守るのがとても大変だということが分かりますね。

そんな豊かな水辺環境が必要なホタルですが、実は愛媛県内には身近でホタルを観賞できるところがたくさんあるんですよ。
ということで、今回はホタルを鑑賞できるスポットをご紹介♪

ホタルの鑑賞時期は、西日本では5月中旬~6月、東日本では5月下旬~7月上旬と言われています。
時間は19時~23時の間が見頃で、20時前後がピーク!
初夏に向けてだんだんと過ごしやすくなってくる夜のおでかけはいかがですか?

伊予市にはホタルの名所がたくさん!

伊予市には町全域がホタルの名所となっている「中山町」と「双海町翠地区」があります。
川辺には街灯がないので、暗闇で乱舞するホタルの幻想的な風景に出会えますよ。

「双海町翠地区」では、ホタルと共生する環境づくりを目指して自治会や翠小学校の生徒たち、PTAが地区を上げて環境保全に取り組んでいます。

お手製の「翠ホタルマップ」では、オススメのホタル観賞スポットはもちろん、翠地区で見られる“ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタル”の特徴や光り方の違いも紹介!
とっても見応えのある、かわいいマップです♪

マップでも紹介されている伊予市双海町の県道221号線沿いのオススメスポット3カ所はこちら!

①双海町翠地区の農家を中心に地域住民の手で運営されている「石窯香房みどり」前の上灘川橋。川の上を飛ぶホタルを鑑賞できます。
②「にっこりいちご園」前の路肩からは、対岸の畑を飛び交うホタルが鑑賞できます。
③そこから東へ進んだ「桜の木とホタルの看板」がある、路肩が広くなっている所もオススメスポット!

伊予市双海町の県道221号線は、基本的に駐停車は禁止されていませんが、近隣住民や他の通行者、歩行者に十分配慮し、交通ルールを守って鑑賞してくださいね。
また、ホタルに見惚れてわき見運転しないように注意しましょう!

「中山町」では、伊予中山ホタル保存会のみなさんが35年以上ホタルの保護・養殖・幼虫の放流などを続けているおかげで、町内全域がホタルの鑑賞スポットになっています。

特に、
①佐礼谷地区 佐礼谷郵便局付近(中山川の川沿い)
②野中地区 旧野中小学校(野中地区公民館付近の栗田川の川沿い)
③永木地区 次郎丸橋付近(藤の郷川の川沿い)
の3ヵ所はとくにホタルの数が多いので、初めてホタル観賞する人にはオススメです!

※こちらの画像はイメージです。

中山町では、大型でゆったりと強く光る「ゲンジボタル」と、小ぶりで弱い光がチカチカと早く点滅する「ヘイケボタル」の2種類を鑑賞できます。

※こちらの画像はイメージです。

撮影すると「ゲンジボタル」は線のように、「ヘイケボタル」は小さなフラッシュのように点々と写るので、写真からも光り方の違いが見て取れますね。

「ほたるの里ふたみ」と「中山町のホタル」のオススメ観賞時期は5月下旬~6月中旬です!
よく観察してホタルのいろいろな違いも楽しんで見つけてみてくださいね♪

■ ほたるの里ふたみ
住所/愛媛県伊予市双海町上灘周辺
開催時間/見学自由
期間/5月下旬~6月中旬
駐車場/無
お問い合わせ/089-994-5852(伊予市観光協会)

■ 中山町のホタル
住所/愛媛県伊予市中山町全域
開催時間/見学自由
期間/5月下旬~6月中旬
駐車場/無
お問い合わせ/089-994-5852(伊予市観光協会)
伊予市観光協会 公式HPはこちら
イマナニで「ほたるの里ふたみ」の情報を見る
イマナニで「中山町のホタル」の情報を見る

平成と共に歩んできた「風早ホタル育成会」

北条地区のほたるの郷「風早ホタル育成会」では、平成元年に伊予市の翠地区からホタル育成を学び、平成と共に35年間ホタルの育成と放流を行ってきました。
北条地区も翠地区と同様に緑豊かで、ホタルの育成に適した水辺環境があります。

そこで、“蛍の光を取り戻して次世代まで里山の美しい風景を伝えよう”と地元住民が発足した「風早ホタル育成会」と正岡小学校の生徒たちが協力して年3,4回のホタル幼虫の放流を行っています。

最初は分けてもらった幼虫から人工養殖を始め、今ではなんと人工産卵箱を作り、捕獲したオスとメスから卵を採取・ふ化させて育てているんですよ。

年3回、1度目は8月の夏休み頃に、2度目は10月のお祭りの後に、3度目は3月の春休み前に放流するので、最長10カ月も育てることに!
初心者にはとても難しいので、ホタル育成を始めたばかりの人から放流していき、ベテランさんになると3月まで飼育するそうです。

今まで放流してきたホタルが「ホタルの郷」に定着しているのか調べるため、昨年は今までとは別の場所で放流が行われました。
ということは、今年「ホタルの郷」で飛び交うのは自然に生まれたホタル。
自然の状態でどれくらいホタルが戻って来たのか、みなさんも一緒に見守りに出かけてみませんか♪

北条地区で飛んでいるのは「ゲンジボタル」のみなので、鑑賞時期は5月20日頃~6月上旬が見頃です。
特に20時~21時頃、新月や曇りで薄暗く、湿気があると最高の観賞条件!

公式サイトの「ホタル掲示板」で状況が確認できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
人工養殖についても詳しく書かれていますよ。

県道は駐車禁止になっているのでご注意ください。
また、観賞スポット周辺は道が狭くなっています。ホタルも車のライトなど光を嫌うので、近くに停めて歩くことをオススメします。

■ ほたるの郷 風早ホタル育成会
住所/愛媛県松山市高田(院内川)
開催時間/見学自由
期間/5月20日頃~6月上旬 ※ホタル掲示板にて状況をお知らせします。
駐車場/あり ※小さな駐車場です
風早ホタル育成会 公式HPはこちら
イマナニで「ほたるの郷」の情報を見る

松山市中心部から徒歩5分!?「萬翠荘」でロマンティックな夜を

大街道駅から徒歩5分のところにある「萬翠荘」で、ホタル観賞ができるのを知っていましたか?

萬翠荘は、大正11年(1922年)に旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵が、別邸として建設したものです。
純フランス風の建物は、当時最高の社交の場で、建築その物が美術品といわれるほどの美しさがあります。

現在は国重要文化財に指定され、貸し会場として展示会やコンサートが催されたり、敷地内の「漱石珈琲店 愛松亭」で美味しいコーヒーが味わえたりと、松山市中心部にありながらも贅沢なくつろぎ空間。

萬翠荘の水路には、松山城中腹から湧き出る伏流水が流れてくるため、ホタルの幼虫の餌となるカワニナが生息しています。
水も緑も豊かな松山城麓という自然環境を利用して、2010年から松山経済研究会によるホタル育成事業「昆虫の森大作戦」がスタートしました。

カワニナの育成や蛍が育つ環境づくりに取り組み、現在ではゲンジボタルが自然繁殖するように!
年々ホタルの生息が増加してきました。
初めてホタルが飛んだ小さな光の感動から早数年、年々ホタルの生息が増加しています。

昼間の萬翠荘も素敵ですが、この期間にしか楽しめない「萬翠荘ホタル夜間観賞会」でロマンティックな夜を過ごしてみませんか?

■ 萬翠荘ホタル夜間観賞会
開催日/2023年5月中旬~6月頃 ※決まり次第公式HPに掲載されます
会場/萬翠荘
住所/愛媛県松山市一番町3丁目3-7
お問い合わせ/089-921-3711
萬翠荘 公式HPはこちら
イマナニで「萬翠荘」の情報を見る

歴史と伝統のまち「内子」の柿原川で夜さんぽ

内子町といえば、県内有数の観光スポットですよね。
江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋(もくろう)の生産によって栄えた町で、全国に先駆けて美しい村の風景を残す活動もされています。
なので、内子は町全体が最高のおさんぽスポット!

四季を通じで美しい町ですが、夏の夜ならではのホタル観賞にぴったりなスポットもあります。
五十崎地区にある柿原川では、延長約1kmに渡って野生のゲンジボタルが飛び交う美しい景色を堪能できます。

ホタルが飛び始める5月上旬から行灯も設置され、足元を照らしてくれるので家族連れでも安心♪
「五十崎自治センター(内子町平岡甲185-1)」の駐車場を利用することができるので、近くまで車でも行けますよ。

美しい川のせせらぎを聞きながら、夏の風物詩を探してゆっくり夜の“内子さんぽ”をしてみてくださいね。

■ 柿原川のホタル
住所/愛媛県喜多郡内子町平岡
開催時間/見学自由
期間/5月中旬~6月上旬
お問い合わせ/ 0893-44-3790(内子町ビジターセンター)
駐車場/あり
内子町 公式HPはこちら
イマナニで「柿原川のホタル」の情報を見る

竹灯籠とホタルの暖かい光が灯る「川の郷のホタル」

松山市の石手川ダム上流山あいにある川の郷町では、6月頃からホタルと地域の人々が手作りした竹灯籠の幻想的な灯りを見ることができます。

県道196号沿いにある「竹山荘」を目印に車を走らせていると現れるこの光景は、医療従事者への感謝と川の郷町へ訪れた人へのおもてなしの気持ちが込められているそう。

竹燈籠の点灯期間は6月1日から約1カ月です。
※雨風が強い日は中止します。

ホタルも6月上旬~中旬に見頃を迎えるので、竹灯籠の灯りと飛び交うホタルを一度に観賞できますよ。
虫の音や川のせせらぎを聞きながらゆっくりと鑑賞できる穴場スポットなので、ぜひカメラ片手に訪れてみてください。

さらに、「竹山荘」では川魚や採れたての山菜、猪や雉を使った料理など里山の季節を存分に感じられる食事が楽しめます。
宿泊だけでなく、日帰り温泉や宴会、つり堀、川遊びなども利用できるので、一日中のんびり豊かな自然を堪能してくださいね♪

■ 川の郷のホタル
住所/愛媛県松山市川の郷甲84
開催時間/見学自由
期間/5月末~6月末 ※6月上旬~中旬が見頃です。
お問い合わせ/089-977-6877(竹山荘)
駐車場/あり
竹山荘 公式HPはこちら
イマナニで「川の郷のホタル」の情報を見る

木造校舎を活用した「河辺ふるさとの宿」で楽しむホタル

「河辺ふるさとの宿」は、旧大伍小学校の木造校舎を活用した、なつかしい風情を感じさせる宿。
穏やかで雄大な自然に囲まれ、すぐそばには清流河辺川や四季折々の景色に魅了される河辺ふるさと公園もあります。

5月中旬~6月中旬にはゲンジボタルが多く発生し、初夏の河辺を美しく照らします。
宿のすぐ裏にある河辺川にかけられた「屋根付き橋」とホタルという情緒あふれる景色はフォトスポットとしても最高のロケーション◎
川のせせらぎを聞きながらのんびりとホタルを堪能してくださいね。

人工の灯りが少ないのでホタルだけでなく、星を見るにも最適なスポットです。
ホタルの暖かい光や、瞬く星を眺めてリフレッシュしてみませんか?

■ 河辺ふるさとの宿
住所/愛媛県大洲市河辺町三島134
開催時間/見学自由
期間/5月中旬~6月上旬
お問い合わせ/0893-39-2211
駐車場/あり
河辺ふるさとの宿 公式HPはこちら
イマナニで「河辺ふるさと公園」の情報を見る

「雨滝ほたるの里」のうっとりするようなフォトスポット

河之内地区の表川「雨滝ほたるの里」では、5月下旬から6月中旬にかけてホタルが舞いが見られます。
5月中旬から地元有志による整備が行われ、「ほたるの里」として有名なフォトスポットです。
幻想的な川辺を見ながら散歩できるので、家族連れにもぴったり。

「広報とうおん」の表紙にもなっている表川のホタル、ぜひ実際に足を運んでみてくださいね♪

■ 雨滝ほたるの里
住所/愛媛県東温市河之内
お問い合わせ/ 089-964-4400(東温市役所 広報担当)
東温市 公式Instagramはこちら

音楽と地元民のもてなしで盛り上がる「第2回松山くぼの町ホタル祭り」

奥久谷で20年間続いたほたる祭りを引き継いだ、大好評のライブと縁日イベント「第2回松山くぼの町ホタル祭り」が今年も開催決定!

ホタル観賞ができる窪野町の正八幡神社で、県内在住アーティストたちの演奏や、地元小学生の鈴舞、獅子舞が楽しめます。
地元住民による屋台販売や地産品販売もありますよ。

「くぼの町」は、市内中心部から車で約30分、標高60m~270mに位置する中山間地区で、彼岸花の群生地でもあります。
5月中旬~6月上旬には地域内の各スポットでホタルが観賞できるという暮らしやすく自然豊かな“ちょうどいい田舎”。

そんな「くぼの町」のお祭りがパワーアップして帰ってきました!
沖縄民謡「ウーマク」による演奏や、「LasMariposasChoir」(ラス・マリポーサスクワイア)のゴスペルなど、幅広い音楽が楽しめるゲストが続々登場!

世界に日本の音(篠笛・和太鼓)を届ける阿部一成さんの演奏も聞けますよ。
イベント参加費は無料なので、気軽に足を運んでみてくださいね。

屋台販売では、“昔懐かし炊き込みご飯”や“窪野米塩にぎり”など、地元の方の愛情がたっぷり詰まったメニューが並び、アルコールやジュース類の販売もあるので、その場での飲食が楽しめます!

特にオススメなのは、超甘~い“朝採れ焼きトウモロコシ”。
旬の旨味がたっぷり詰まっているので、ぜひ食べて欲しい一品です!
もちろん、地産品販売でも“朝採れトウモロコシ”が買えますよ♪

「お殿様も食していた」献上米の“窪野米”も購入できます。
こちらは耕作面積が限られていて市場にほとんど流通しないレアなお米なので、ぜひゲットしてみてくださいね。

子供向けイベント(輪投げ・よーよー釣りなど)や、お札などの授与も受けられます。

臨時駐車場3か所(松山市立坂本小学校・JA坂本共撰場・JA坂本出張所)と、坂本小学校から会場までの無料シャトルバスも出るので、小さなお子様連れでも安心♪
日没後は冷えるので、羽織るものを持参しておくのがオススメです。
ぜひ、ご家族みんなでお出かけしてくださいね!

■ 第2回松山くぼの町ホタル祭り
場所/正八幡神社
住所/愛媛県松山市窪野町1098番地
開催日/2023年6月3日(土)
時間/16:00~20:00
お問い合わせ/ shino109791@gmail.com
駐車場/あり
※臨時駐車場3か所(松山市立坂本小学校・JA坂本共撰場・JA坂本出張所)
※無料シャトルバス 坂本小学校から会場まで送迎(10~15分間隔で運行予定)
トイレ/あり (男性専用トイレ/2台、女性専用トイレ/3台)
くぼの里山会 公式HPはこちら
松山くぼの町ホタル祭り 公式facebookはこちら
松山くぼの町ホタル祭り 公式Twitterはこちら

未来へ続くふるさとを照らす「蛍の畦道ライトアップ2023」

足摺宇和海国立公園「滑床渓谷」に源流をもつ清流目黒川。
その流れは昔から変わることなく人々の生活と心に寄り添って流れています。

そんな松野町目黒地区の風物詩ともいえるイベント「蛍の畦道ライトアップ2023」が、今年も5月27日(土)に開催決定!
ステージイベントから始まり灯籠のライトアップで夕暮れを迎える幻想的なイベント。
会場では、ふるさとバザーや灯籠づくり体験、目黒の写真展も開催されますよ。

平成16年8月の豪雨災害によって川が荒れ、ホタルが激減したことをきっかけに発足した地域の住民団体「目黒の里ホタル愛好会」によって、「蛍の畦道プロジェクト」がスタート。

地域の景観をテーマとする風景街道の取り組みの一つとして国土交通省大洲河川国道事務所が目黒地区を取り上げ、愛媛大学や東京大学の学生、当時目黒にあった松野南小学校、地域住民とたくさんの人の協力によって続けられてきました。
目黒川沿いの農道を手作りの灯籠でライトアップした「蛍の畦道」は、今では地域のシンボルです。

大人気のステージイベントでは、地元からフォークバンド「ゆずの香り」と和太鼓チーム「松野鬼城太鼓」、大洲市出身のシンガー「ぼうしさき」さんなど多彩な出演者が登場!

また、町教育委員会「目黒の文化的景観」の報告、大学生の発表、そして西小学校児童による灯籠点灯式と、夕暮れまでの時間を存分に楽しむ催し盛りだくさん♪

イベント中は、目黒米のおにぎりや手づくり料理などの屋台、手づくり品やグッズ販売などの「ふるさとバザー」も開催します。

蛍の時期は雨も多い季節ですが、晴れでも雨でも楽しめるイベントになっています。
ぜひご家族で遊びに行ってみてくださいね。

【蛍鑑賞のお願い】
蛍は見て楽しんでください。
持ち帰っても長生きしないので、みんなで目黒川のホタルを守り育てる取り組みを応援しましょう。

■ 蛍の畦道ライトアップ2023
開催場所/旧松野南小学校および周辺
住所/愛媛県北宇和郡松野町目黒地区1460
開催日/5月27日(土)15:00~
※雨天時は体育館で開催
お問い合わせ/0895-42-1111(松野町役場内 目黒の里ホタル愛好会事務局)
目黒の里 公式HPはこちら
松野町 公式HPはこちら

2つの会場でお祭りとホタルをたっぷり楽しめる「柳沢ほたるまつり」

大洲の柳沢地区を流れる矢落川流域は、ホタルの発生地として愛媛県の天然記念物に指定されています。
ゲンジボタルが数多く生息しているので、毎年6月頭には「柳沢ほたるまつり」が開かれ、美しいホタルを観賞しながら地域を盛り上げようと様々なイベントが開催されます。

旧柳沢小学校でのイベントのほか、ほたるボランティアガイドによる案内(大洲市農村活性化センター)や愛媛県無形民俗文化財に指定されている藤縄神楽による夜神楽の奉納(田処熊野神社)など、見どころ満載です。

今年の「柳沢会場(旧柳沢小学校)」での開催は、6月3日(土)12:00~20:00と、4日(日)12:00~19:00の2日間!
もちつき体験、魚つかみどり、歌謡ショーと昼間も楽しめる催しがたくさんありますよ。

ちびっこお菓子まきや、各種バザー(うどん、カレー、たこ焼き、輪投げ、射的、花しょうぶ苗販売)など、家族連れにもぴったりのイベントです♪

「田処会場(大洲市農村活性化センター)」では、ボランティアガイドによるゲンジボタルの説明とお茶のお接待があります。
5月27日(土)~6月11日19:30~21:00開催、予約は不要なので気軽に足を運んでみてくださいね。

ホタルのことを知ると、美しい景色がよりいっそう神秘的に見えるかもしれません。
5月27日(土)は田処熊野神社にて「藤縄神楽」の夜神楽の奉納も見られますよ!

■ 柳沢ほたるまつり
場所/【柳沢会場】旧柳沢小学校【田処会場】大洲市農村活性化センター
住所/【柳沢会場】愛媛県大洲市柳沢甲760番地【田処会場】愛媛県大洲市田処甲213番地
開催期間/【柳沢会場】6月3日(土)12:00~20:00/4日(日)12:00~19:00
【田処会場】5月27日(土)~6月11日19:00~20:00
お問い合わせ/0893-25-2400(柳沢公民館)
駐車場/あり(市道丸ヲ線付近広場(朝霧ファームの上県道沿い) 60台/柳沢ふれあい広場 100台/波千ノ州渕カーブ 20台)
柳沢ほたるまつり 公式HPはこちら

みんなで守る故郷の自然「中萩ホタル祭り」

地元住民から熱望される「中萩ホタル祭り」が今年も開催決定!
東川を飛び交うホタルが見せる、幻想的で懐かしい風景を楽しみながら、バザーなどの出店も立ち並ぶ、どこか懐かしい地元ならではのお祭り。

なかはぎのまちづくりによる暖かい「おでん」や「あげたこ」は、まさに地元の味!
その他にも、PTAや青年団、親路の会からフライドポテトやからあげ、フランクフルトなどお祭りに欠かせないフードも販売されます。
かき氷やアイスクリーム、わたがしなどの甘味も外せないですよね。

子ども達お待ちかねの、大人気「スーパーボールすくい」もありますよ♪

開催日は6月3日(土)、「中萩小学校南側 自然園」にみんなで集合です!
※雨天時は翌日に順延、翌日も雨の場合は中止。

お祭りの最後はみんなで美しいホタルの光を観賞しましょう♪

■ 中萩ホタル祭り
開催日時/6月3日(土)18:00~20:30
※雨天時は翌日に順延、翌日も雨の場合は中止
開催場所/中萩小学校南側 自然園
住所/愛媛県新居浜市中萩町6-61
駐車場/あり(中萩小学校グラウンド)
主催/中萩校区まちづくり協議会
お問い合せ/0897-41-6735(中萩公民館)※9:00~17:00(土日祝除く)
なかはぎのまちづくり 公式HPはこちら

今しか見られない命の営みを見に行こう

愛媛県内には身近にもホタル観賞スポットがたくさんありますね♪

今しかみられない初夏の風物詩でもありますが、ホタル達にとっては大切な繁殖シーズンです。
邪魔をしないように、観賞マナーを守って幻想的な光を楽しみましょう!

reported by イマナニ編集部 さきち
イマナニ特集