3姉妹の母・みほです。
松山市総合コミュニティセンターで行なわれた市民ミュージカルを子ども達と一緒に見に行ってきました。

テレビで放送されたアニメーション映画『アラジン』と、同作の実写版映画をみたので…短期間で3つめのアラジン!
正直「途中で飽きるかな?」と思っていたのですが、世界観にうっとり＆大爆笑している間に2時間30分の公演が終わっていました。

市民ミュージカルが26回も続いている理由がわかった気がします。
会場となったキャメリアホール、音響設備が良いのか役者さん達の声がよく通るので迫力満点でしたよ～!

難しい役であるランプの魔人・ジミーが陽気で面白く、また魔法のジュウタン・ジュピタを演じている俳優さんの動きが可愛いくて、2人が出てくる度にワクワクしてしまいました。

最大の見せ場であるアラジンとジェニファーの"夜空のお散歩”シーンは、想像以上の演出! アラジンと、魔法のジュウタンに乗ったジェニファーが共に歌う『新しい世界を』は「美しい」のひとことです。

そうそう、アラジンがジェニファーの手にキスをするシーンがあったのですが、「キヤーッ」という女の子の悲鳴があちらこちらから聞こえてきて可愛かったです。
もちろん我が家の娘たちも、砂漠の都で繰り広げられる恋物語にうっとり。

ロマンティックな雰囲気からランプを巡る戦いに突入すると、悪役の演技に目を塞ぐ子ども達。
観客席にキャストたちが降りてくるので、傍観者から当事者になったような気分になります。

そんな緊迫した戦いの中でも笑いを忘れないのがニクイ。
その笑いもシュールなネタが多いので、笑っているのは大人だけだったり…。

またそんな雰囲気も面白かったりするんですよね～。
子どもから大人まで楽しめる演出に大満足です。恋愛だけでなく、男同士の友情や家族愛を見せてもらったところで終幕。
大きな拍手が会場中を包み、それに応えるように、再び幕があがります。

あんなに堂々と演技をしていたのに、カーテンコールでは恥ずかしそうな仕草を見せるキャストもチラホラ。仲の良さを伺わせるポーズをとる子たちもいました。
そんな“素”の姿につい頬が緩みます。

4月から週に2回、みんなで集まって稽古をしていたとのこと。
舞台の裏では『アラジンと魔法のランプ』のように、恋愛や友情、家族の物語が繰り広げられていたんでしょうね。

公募で選ばれた7歳～69歳までの松山市民、総勢153名をまとめてこられた演出家の森田さんにも大きな拍手がおくられていました。

今回のミュージカルを見終わった瞬間、我が家の三姉妹は声を揃えて「私も出てみたい!」と言いました。
女の子にとって華やかなミュージカルのステージや衣装は魅力的ですよね。

もしかしたら来年度の市民ミュージカルのオーディションに挑むかも…?
新しい夢と、“ミュージカル鑑賞”という趣味を子ども達に与えてくれて本当に感謝です。

終わったばかりだというのに、もう来年が楽しみ。
こんなに面白いのなら、もっと早く見に行っていればよかった～!

第26回 市民ミュージカル「アラジンと魔法のランプ～魔法の力で願いを叶えて差し上げましょう！～」
開催日／7月14日（日）～7月15日（月）　10:30～、15:00～
開催場所／松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール（松山市湊町7-5）
駐車場／あり
料金／一般1,800円、高校生以下1,000円 （税込）
問い合わせ先／公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 事業振興部 事業振興課 　TEL.089-909-6154
URL／http://www.cul-spo.or.jp/comcen_event/musical/