「いきものだいすき」石村嘉成展・愛媛県美術館 【愛媛/松山市】
思わず歓声があがる! 全長26m大迫力のアニマル画
こんにちは、真鈴さにです。
松山市・愛媛県美術館にて9月10日(日)まで開催されている、石村嘉成展。
20日で来場者が1万人を超えるほど大盛況!
この展示では、新居浜市の画家・石村嘉成さんが描いたたくさんの作品を鑑賞できます。
これがもう…言葉にできないほどの大迫力!
会場に一歩足を踏み入れると、あまりにも想像を超えた作品の数々に至るところで思わず歓声が上がるほど。
全長26m大迫力のアニマル画。
堀之内公園内に美術館があります。
大盛況のグッズ販売が入り口にあり。
当日チケットの支払いは現金のみです。
チケットをタッチで読み込んで入場。
版画やアクリル画で描いていく石村さんは、2歳の時に自閉症と診断されています。
石村さんが大好きなのが生き物。
作品の題材として生き物以外に興味を示さないと言うほど、どの作品にも動物や植物など石村さんの大好きが描かれています。
その繊細で力強いアートはお見事!
今回展示されている作品の1つ、全長26mの新作はすべての来場者が「すごい…」と声を漏らしたでしょう。
生き物1つ1つに込められた命。
製作期間はなんと1年の超大作。
どこを切り取っても「この動物好きだな」「この色合いかわいい」とあなたの”好き”に出会えます。
入場すぐに広がる「すごい」世界。
近くでじっくり鑑賞できます。
親子で描かれているところが石村さんらしい。
パネルごとに描かれた生き物が表記されています。
描いた全長26mの作品を繋げて見るのは石村さんご本人も初めてだとか!
「作品は僕のことば」
石村さんが過去に制作した作品は400点以上。
大好きな生き物の気持ちになって制作されているそう。
作品のなかには、「山に挑む」という文字と共に大きく翼を広げて飛ぶクマタカ。
「どうだ どうだ すごいだろ」という文字と共に威嚇ポーズをとるカマキリなど、石村さんならではの表現があり見どころいっぱい。
作品内に文字は書いていなくても、動物の目の温かさや仕草から石村さんの感情を感じとれます。
遊び心を入れたユニークな作品もありますよ。
お気に入りの作品がきっと見つかるはず。
どうだ どうだ すごいだろ。
ぐるん ぐるん にょきり。
版画で表現された「ザリガニ絵本」。
毎日数時間かけて完成させる絵日記。
展示数が多くいくら時間があっても足りません。
石村さんがここまでアニマル画にのめり込んだ背景も展示会場で拝見できます。
今は亡きお母様との思い出。
会場に同行して石村さんを支えるお父様。
1つ1つの作品が家族全員で作り上げたものなのかなと感じました。
石村さんのアトリエを再現したブースにはお母様の絵も展示されています。
大きな瞳で優しくほほえむお母様。
石村さん一家が一生懸命に、楽しく、愛情深く過ごしたであろう様子が目に浮かびました。
アトリエを再現。
もう描けなくなった色鉛筆すらもアート。
仕掛けがしてあり印象に残ったユニークなアート。
どこから何色を使って描いたのだろう…。
また必ず訪れたいほど力強く優しい展示会でした。
想像を超える迫力で隅々まで細かく見たくなる「いきものだいすき」石村嘉成展。
1時間でも足りないほどどの作品も魅力的で胸を打たれるものがありました。
会場にはグッズ販売もあります。
ポストカードは110円。
ポスターや大きなパネルも購入できます。
会場には石村嘉成さんご本人もいらっしゃっていて、運良くサインを頂くことができました。
「オッケー!」という言葉と共にサインを書き終えて一緒にお写真を撮ってくださった石村さん。
そのお人柄にもますます勇気を与えていただいてすっかりファンに。
「今までの作品を全部この会場に持ってきている」とお父様もおっしゃっていましたよ。
石村さんが愛する生き物の命。
ぜひ会場でご覧ください。
■ 南海放送開局70年記念 石村嘉成展「いきものだいすき」
開催時間/7月15日(土)~9月10日(日) 9:40~18:00(入場17:30まで)
開催場所/愛媛県美術館
開催住所/愛媛県松山市堀之内
駐車場/あり
料金/一般1,400円(1,200円)、高大生700円(500円)、小中生500円(300円)
障がい者手帳等を持っている人とその介護者1名は無料
※()は前売料金、団体(20名以上)は前売料金 (税込)
お問い合わせ/「石村嘉成展」実行委員会事務局(南海放送 愛媛アライアンス戦略局内)(089-915-8889)
南海放送 公式HPはこちら
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