愛媛県いもたきNAVI
旬のいもたきスポットをご紹介!
いもたきは「どこで食べても一緒」と思い、毎年決まったいもたき会場で秋の味覚を楽しんでいた我が家。
しかしいもたきについて調べてみると、会場によってベースとなるダシの味が違うだけでなく、具材にも運営陣のこだわりがたくさん!
「景観の美しい会場」「イベント盛りだくさんな会場」「多世代で楽しめる配慮がなされた会場」など、それぞれのいもたき会場の“ココ!”というポイントをご紹介したいと思いますので、おでかけの参考にしてくださいね。
ちなみにいもたきの由来や具材の秘密などについては、昨年の『月夜に囲もう! いもたき鍋』特集にて詳しくまとめていますので、合わせてご覧いただけますと嬉しいです。
2018年『月夜に囲もう! いもたき鍋』特集を見る
海へと落ちる夕陽を見ながらいただく「五色浜のいもたき」
源平合戦の際、平家の5人の姫が身を投じて五色の石になったという伝説が残る「五色姫海浜公園」。
夏には年間14万人が訪れる人気のある海水浴場としても有名です。
こちらで開催されている「五色浜のいもたき」は、なんといっても景観が素晴らしい。
海へと落ちる夕陽を見ながらいもたきを食べることができる場所は、県内を探してもココだけでしょう。
ダシは地元の削り節を使用した、あっさりとした味。
全国有数の水揚げ量を誇る伊予灘の新鮮な鱧(ハモ)が入ったいもたきを昨年はじめて提供したところ、大きな話題に!
こちらは2日前までの要予約制なので気を付けてくださいね。
雨が降った日は、公園近くにある「彩浜館」でいもたきを食べることもできます。
座席料は1人100円かかりますが、予定していた計画が崩れないのは嬉しいですね。
■五色浜いもたき
住所/伊予市尾崎
お問い合わせ/089-982-0360(五色浜いもたき会)
開催期間/9月2日(月)~10月12日(土)
開催時間/17:00~21:00
料金/一人前予約1,700円、当日1,900円
イマナニで「五色浜のいもたき」の情報を見る
SNS映え間違いなし! 「南楽園観月祭いもたき」
四季折々の花を愛でることができる「南楽園」では、園内の中央芝生広場にて、風味豊かないもたきを食べる「観月祭」を9月6日(金)から開催します。
「観月祭」の期間中は、竹灯篭で園内をライトアップ!
幻想的に彩られた日本庭園はSNS映え間違いなしなので、いもたきと一緒に楽しんでくださいね。
ジャズや津軽三味線の演奏、歌謡ライブなどの催しも開催する予定だそうですよ。
鍋には里いも、鶏団子、旬の野菜、こんにゃく、ゆで卵などの具材がたっぷり!
夏の暑さにバテた身体にも良さそうです。
座席は、ゆったりとしたスペースが設けられているので、小さな子ども連れでも安心ですよ。
■日本庭園 南楽園観月祭「いもたき」
住所/宇和島市津島町近家甲1813
お問い合わせ/0895-32-3344
開催期間/9月6日(金)~9月23日(月・祝)
開催時間/18:00~21:00(南楽園は9:00~)
料金/いもたき&お月見弁当 2,180円 ※別途、南楽園の入園料が必要
※いもたきは要予約制
イマナニで「南楽園観月祭「いもたき」」の情報を見る
3時間煮込んだダシが美味しい! 「土居のいもたき」
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四国中央市・関川河川敷の「ふるさと広場」で毎年行なわれている「土居のいもたき」の特徴は、なんといっても、鶏がらを煮込んだしょうゆベースのダシ!
当日3時間かけて煮込んで作られているので、とにかく美味しいと人気です。
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具材は、土居町産の里芋「伊予美人」をはじめ、人参やゴボウ、鶏肉、イカゲソ、うどんなど盛りだくさん。
1日250人前限定なので予約は必須。
予約は8月28日(水)より開始(※8月31日(土)、9月1日(日)は休み)
1組3人前以上は3日前まで、15人前以上は5日前までとなっています。
■土居のいもたき
住所/四国中央市土居町関川河川敷
お問い合わせ/0896-74-8825
開催期間/9月10日(火)~9月30日(月)
開催時間/17:30~21:00
料金/一人前1,700円
イマナニで「土居のいもたき」の情報を見る
テーブル&イス席のある「新居のいもだき」
新居浜の国領川河川敷で行なわれているいもたきは、“いもだき”と濁って発音します。
ダシは老若男女に人気のあるしょうゆベース。
定番の具材に加え、もち巾着、エビ団子、ホタテといった珍しい食材もたくさん入っています。
ゆったりとした座敷だけでなく、テーブルとイスが完備された席もあるので、年配の方も安心していもだきを食べることができますよ。
今年は新居浜市、西条市、四国中央市を舞台に開催されている地域振興イベント「えひめさんさん物語」のひとつとして、会場内に音楽要素がプラスされるので、美味しいいもだきと共に秋の夜長を楽しんでくださいね~。
■新居のいもだき
住所/新居浜市市民体育館前鉄塔南国領川河川敷
お問い合わせ/0897-33-3920
開催期間/9月1日(日)~10月14日(月)
開催時間/18:00~21:00
料金/一人前予約1,800円、当日2,000円
イマナニで「新居のいもだき」の情報を見る
昭和59年から続く「出合の観光松山いも炊き会」
重信川に架かる「出合橋」の河川敷で行なわれている「出合のいも炊き」は、昭和59年から続いています。
伊予名産花かつをと昆布、しいたけを使ったダシはあっさりとしているのにコクがあります。
具材は珍しいタコやじゃこ天を含めて、たっぷり12種類!
うどんに味がしみて、食べ応えがありますよ。
9月21日(土)、28日(土)、10月12日(土)は「沖縄琉球太鼓」や「よさこい」などのイベントも開催しています。
中でも「沖縄琉球太鼓」は、毎年楽しみにしている人が多い人気イベントなので、予定を合わせてみてはいかがでしょう?
■出合の観光松山いも炊き会
住所/松山市出合町地先河川敷
お問い合わせ/089-989-5506
開催期間/9月13日(金)~10月19日(土)
開催時間/18:00~21:30
料金/一人前予約1,800円、当日2,000円
イマナニで「出合の観光松山いも炊き会」の情報を見る
地元愛に溢れる「元祖大洲のいもたき」
一級河川「肱川」の川原で毎年行なわれる「大洲のいもたき」は、300年以上の伝統を誇る大洲の秋の風物詩。
農民が里芋を河原へ持ち寄り、ダシで炊き食べながら相談をするという、素朴な親睦融和の風習から始まったそうです。
初日の8月30日(金)には「初煮会」、9月中旬には観月会など、様々なイベントも開催されるのでお楽しみに!
具材に地元特産の煮崩れしにくい里芋を使用いている「大洲のいもたき」は、10月中旬頃まで味わうことができるので、観光がてら立ち寄りたい場所ですね。
飲み物の持ち込みが自由なのも高ポイントです!
■元祖大洲のいもたき
住所/大洲市柚木
お問い合わせ/0893-24-2664
開催期間/8月30日(金)~10月中旬
開催時間/夕方~21:00
料金/一人前2,000円~
イマナニで「元祖大洲のいもたき」の情報を見る
切りカニの入った贅沢な「ウェルピア伊予のいもたき」
プールや宿泊施設、レストランなどを兼ね揃えた「ウェルピア伊予」でも、9月1日(日)からいもたきがスタート!
良質なダシの秘密は、具材に入っている切りカニ。
コースは2つあり、1,800円は切りカニ、里芋、こんにゃく、しめじ、にんじん、ゴボウ、長ネギ、厚揚げ、鶏肉、ごぼ天、〆のうどん、おつまみの枝豆付き。
2,500円コースは、1800円コースに豚肉とつみれをプラス。
そしてオードブルのおつまみとおにぎりが付きます。
▲こちらの写真は贅沢な2,500円コース5人前。
オプションメニューで、おにぎりなどの追加も可能です。
雨天時は場所を室内に変更することが可能なので、団体客にもオススメ!
予約特典として、体育施設2時間半額、大浴場の無料入浴券プレゼント、無料送迎サービスなども行なっているので、上手に利用してくださいね~。
■ウェルピア伊予
住所/伊予市下三谷1761-1
お問い合わせ/089-983-4500
開催期間/9月1日(日)~10月31日(木)
開催時間/17:00~21:00
料金/消費増税に伴い、10月以降は料金の変更有
※3日前までの要予約
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最後に
秋になると、「いもたき行く?」ではなく、「いつ行く?」と声が掛かるほど、県民から愛されているいもたき。
家で食べるのも美味しいけれど、家族や仲間と共にワイワイと鍋を囲むいもたきは特別ですよね。
雰囲気を盛り上げてくれるイベントもたくさん開催されていますし、秋の夜長を楽しみましょう!