【2023年 菊間まつり(お供馬の走り込み) 愛媛/今治市】 愛媛県無形民俗文化財の指定を受けた伝統行事

  

2023年10/14(土)・15(日)開催! 「お供馬の走り込み」は8/15(日)8時頃から

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秋の訪れとともに県内各地で開催される秋まつり。昨年までは自粛や中止のところもありましたが、行動制限がなくなった今年は、各地で胸騒ぐ通常開催の祭り風景が戻ってきます。

今治市菊間町の加茂神社で行われる「お供馬の走り込み」は、全国的にも珍しい馬を使用したお祭りで、愛媛県無形民俗文化財の指定を受けた伝統行事です。

美しい装飾品を身につけ正装した馬に、正装した少年が乗り、鳥居から神社までの約300mの参道を一気に駆け抜ける様子は迫力があり勇壮華麗。
毎年多くの見物客を沸かせています。

また東予地区で唯一という「牛鬼」も登場します。

乗子(騎手)は3歳から15歳までの少年12名

お供馬の走り込みは8時頃からで、間に神輿が入ったりしながら約3時間行われます。
乗子(騎手)は氏子や馬主によって決められた3歳から15歳までの少年で、祭用の鞍や装飾具を着けた馬に乗り込み、「ホイヤー、ホイヤー」の勇ましいかけ声とともに300mの参道を駆け抜けます。

毎年9月に入ると練習を開始し、祭礼の一週間前から参道の柵作りが行われ、参篭に入って毎日海で禊をとり神社に参拝します。
厩舎へは注連縄を張り、禊の際に持ち帰った塩水で清め、これが祭礼当日まで続けられるなど、600年以上続く伝統を今も大切に守っていることから、昭和40年に愛媛県無形民俗文化財の指定を受けました。

一気に疾走する迫力ある様をベストスポットを確保して見学しよう!

鳥居に向かって真正面の池の土手下が一番の見どころです。
ただ毎年この場所は争奪必至です。

場所取りは当日の6時以降なので、ルールを守って、思い思いのベストポイントを確保してくださいね。

お供馬の走り込み以外にも見どころたくさん

神輿や獅子頭をかぶった人が一番上に立って舞を舞う獅子舞「継ぎ獅子」、竹で作った胴を布で覆い、その中に入って担ぐ「牛鬼」なども披露されます。

【菊間まつり全体の日程表】

●祭礼

●お供馬

●牛鬼

●神輿

●獅子舞

●お旅所神事

駐車場や会場までのアクセスは必ずチェック&祭り見物の注意点

当日は駐車場として小中学校を6時頃から開放します。
駐車場が満杯になると、少し離れた(徒歩10分程度)緑の広場というグラウンドと駐車場に駐車してください。

また、このお祭りは人だけでなく、馬の存在が大きく、そのため馬の安全や暴走を防ぐため、柵内の横断、馬に近づく・触るなど、場内放送、看板掲示事項の厳守してください。

■ 菊間まつり
開催日/2023年10/14(土)・15(日)
開催場所/加茂神社
住所/愛媛県今治市菊間町浜1989
駐車場/あり
お問い合わせ/今治市菊間観光協会 0898-54-3450
今治市 公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部 しばぴー
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