手すき♡和紙婚活、紙のまち四国中央市で 【愛媛/えひめ結婚支援センター】
「多羅富來和紙」で男女が出会う
こんにちはえひめ結婚支援センターのmomoです。
私は愛媛県の少子化対策事業として、婚活イベントの企画やお見合いなど男女の出会いの場を創出する仕事をしています。
つい先日も四国中央市と共催で「手すき和紙婚活」を開催しましたので、その様子をレポートしたいと思います。
ところでみなさん、四国中央市は”お札”と”切手”と”収入印紙”以外の紙なら何でも作れる「紙のまち」だということをご存じでしょうか。
その中にはもちろん”手すき和紙”も含まれますが、かつてこの地域に約700軒あった手すき製紙所も現在は3軒のみ。
今回は、その1軒「多羅富來和紙(たらふくわし)」さんで婚活を行いました。
婚活の舞台となった手すき和紙工房「多羅富來和紙」さん。
工房を営むのは24歳の若き和紙職人、大西満王(おおにしまお)さん。
工房は四国中央市新宮町の山あいに佇んでいます。
以前使われていた工房を借り受けたそう。
当日の朝、ご参加者より一足早く工房に着くと、満王さんが笑顔で出迎えてくれました。
煙突からはもくもくと煙が出ており、和紙の原料になる三椏(みつまた)の皮を煮ているとのこと。
この日は手漉き和紙の体験だけでしたが、待ち時間に薪くべ体験などもできるようにと、朝から火を起こしてくださっていたのでした。
満王さんとイベントの流れを確認し終えたところで、ご参加者を乗せたバスが工房に到着したので、早速みなさんを工房へと案内しました。
まずは、三椏の皮を煮ている釜を見学。
続いて、すき船のある工房の中へ。
工房の外からは、ボランティアさんが優しく見守ります。
いよいよ手すき和紙体験。
男女ペアで行います。
漉(す)いた紙は板に張り付けて天日干し。
漉くより貼り付ける方が難しそうでした。
奥の院仙龍寺で1対1のプロフィールトーク
全員が手すき和紙を終えると、今度は車で2~3分の所にある仙龍寺へ移動。
ここは四国88カ所霊場第65番札所「三角寺」の奥の院で、まず誰もが驚くのが舞台造りの建物。
迫りくる岩山の上にそびえ立つ木造4階建の通夜堂は明治13年に増築され、当時は宿坊として300人が寝泊まりできたとのこと。
まるでタイムトリップしたかのようなこの場所で1対1のプロフィールトークを行います。
電波が届かなかったので、スマートフォンのプロフィール画面ではなく、お互いの顔を見合って3分間ずつお話ししました。
その後は空海の像が祀られた御本堂でお参りしたり、お庭を散策したりしながら仙龍寺を堪能。
急こう配の参道を歩きながら見上げる仙龍寺の姿、圧巻です。
趣のある建物の中へ。
赤いカーペットが敷かれた入口は古旅館みたいでした。
お座敷をお借りしてプロフィールトーク。
お遍路さんもたくさん訪れていました。
予定では、この後「多羅富來和紙」さんに戻り、天日で乾いた和紙を受け取る予定でしたが、この日は朝から小雨が降っていて乾かなかったため急遽予定を変更し、和紙は後日郵送することに。
帰りのバスの中では各自のスマートフォンから希望登録(マッチング)を行いました。
マッチングといってもまずはお友達になるために、名前や連絡先を交換をするお相手を選ぶもの。
「もっとあの人と話したかったな」といったちょっと気になる人を第三希望まで登録します。
結果はバスが駐車場に着いたところで、各自のスマートフォンに通知されます。
ご参加者には坂ダイ.ニングさんの特性弁当のお土産。
地元の食材がふんだんに使われた、地元愛を感じるお弁当。
乾いた和紙は後日ご参加者に郵送。
大西満王さんに書いていただいた「恋」の文字をチラシに。
この日のマッチングは1組でした。
手すき和紙といった穏やかなイメージの婚活だったので、おとなしい方が多かったのかもしれませんね。
「和紙は1000年もつ」と言われています。
四国中央市産の三椏を漉きこんだこの和紙に、みなさんはどんな言葉を刻まれるのでしょうか。
和紙の繊維のように結ばれた出会いにロマンを感じたmomoでした。
えひめ結婚支援センターの婚活イベントでは、このように普段できない体験をしながら出会うことができます。
みなさまもぜひ楽しみながらすてきな出会いをしてくださいね。
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