初のひとり石鎚山登山! 紅葉に間に合うか?! 【愛媛/西条市】
UFOラインをドライブして土小屋登山口へ
こんにちは!登山歴3年目のmomoです。
とは言え、ひとり登山は4月に登った鋸山のみで、まだまだ初心者マークが取れない若輩者です。
そんなmomoの憧れの山が石鎚山。
愛媛に住んでいながら、未だに登ったことがないので、今年こそは!と先日ロープウエイとリフトを乗り継いで成就社の登山口まで下見に行きました。
そして、今回はいよいよ本番ですが、私の山の師匠である登山ガイドの松本智広さん曰く「最初は土小屋からの方が登りやすいよ」とのことだったので、ロープウエイには乗らずに、土小屋遥拝殿側の登山口から登ることにしました。
今年の紅葉のピークは10月16日頃でしが、momoが登ったのはその10日後でした。
土小屋の登山口に続くUFOライン。すごく気持ちよかった~。
道端に立っていた石鎚山の案内板とその奥に見える石鎚山。
登山口までの道中も紅葉が楽しめる。
西条ICから1時間55分のドライブを経て土小屋駐車場(無料)に到着。
土小屋遥拝殿の登山口から、登山スタート!
登山口から登り始めたのが10時。
ちょっと遅いスタートだったので、登り始めてから15分くらいは誰の姿も見かけませんでした。
ようやく一人目の登山者と出会ったと思ったらその方は下山者で、山に登る人は朝が早いですね~(というか私が遅いだけですが)。
ガイドの松本さんからは「ゆっくりゆっくり楽しんで」と言われていたものの、出遅れの焦りでついつい早足に。
いつの間にか前を行く人に追いついて、数名追い越してしまいました。
登山道は、初心者コースと言われているだけあって勾配も緩く、紅葉や遠くの山々を眺めながら、休憩も忘れてどんどん登りました。
木の階段など登山道が整備されていて登りやすい。
美しい山並み。
高山の湿った草地に生えるミヤマリンドウ。
頂上まであと2キロ、半分超えた~。
ゴロゴロ岩のグレーに、黄色やオレンジの紅葉が映える。
登り始めること約1時間半で、成就社登山口からの合流地点にたどり着きました。
ここからは鎖場もありますが、もちろんmomoは鎖を使わず迂回ルートから登ります。
急な勾配で結構きつかったですが、合流地点からは人もぐっと増えて賑やかな雰囲気に。
予定ではあと30分で山頂だったので、ひーふー言いながら登っていると、すれ違いざまに「あともう少しですよ」と教えてくれる人もいて、一人登山者にとっては本当にありがたかったです。
山頂までの道のりは、アルミの階段や通路が続き、手すりを持つと手がひやっとするのでグローブがあると快適でした。
土小屋ルートと成就社ルートの合流地点には鳥居がデーンと。
正面に見えるのは瓶ケ森かな?
合流地点のすぐ上のトイレは100円必須です!(小銭のご用意を)
鎖場と迂回路の分かれ道。
最後の力を振り絞って登っていくと、見えました山頂!
2時間15分かけてようやく登頂しました~。
山頂・弥山には石鎚神社の奥宮 頂上社のほか山荘まであり、たくさんの人がいました。
初心者としてはこんなところに宿泊施設があることにも驚きです。
そして、早速お目当ての天狗岳を見ると紅葉は…既に終わっていました。
でも憧れ続けたその姿は美しく、登る勇気はなかったものの、眺めるだけで十分でした。
山頂でお弁当を食べていると、電話が2件もかかってくるわ、チャットワークやラインも数件受信するわで、電波よすぎ!
標高1982メートルの西日本最高峰の山頂とは思えない快適な通信環境でした(笑)。
山頂到着!
憧れの天狗岳。
10日前は赤や黄色の鮮やかな紅葉が見られたそう。
早起きして作ったサバの味噌煮弁当。
奥宮 頂上社で来年受験生となる長女のお守りを買う。
帰りはクロスポイントさんに立ち寄って至福のコーヒータイム。
山頂には1時間半ほど滞在し、名残惜しさを感じながら下山しました。
急こう配の下り坂にふくらはぎはピリピリ、ひざはガクガクしながらも、すいすいと1時間半で登山口に到着。
帰りにモンベルさんが経営するカフェ「土小屋 terrace」に立ち寄りましたが、石鎚山初登山の帰りはクロスポイントさんでコーヒーを飲む!と決めていたので、車に乗り込み、UFOラインを通って、一目散にクロスポイントさんを目指しました。
到着するや否や「だたいま~」感満載で、久保さんが入れてくれたコーヒーを飲みながらイイ感じに初石鎚山登山を締めくくることができました。
来年はベストな紅葉シーズンに行こう!ヤッホー。
■ 石鎚山
開催住所/愛媛県西条市・上浮穴郡久万高原町
駐車場/あり 500台
料金/なし (ただし、お賽銭やトイレなどの小銭のご準備を)
お問い合わせ/西条市観光振興課(0897-52-1690)
石鎚山系 公式HPはこちら
イマナニで「石鎚山」の情報を見る