【亜細亜の骨 影絵芝居『鯨生~GEIO~』 愛媛/新居浜市】 あかがねミュージアムで竜宮城の幻想的な世界に触れよう

  

2023年12月9日(土)開催 台湾の作家・リンモンホワンの影絵と生演奏が心に響きます

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あかがねミュージアムは、銅板葺の特徴的な外観が印象的な総合文化施設です。
新居浜市は別子銅山開坑によって繁栄してきた「銅(あかがね)の街」であることから、そんな伝統と現在技術が融合した仕上がりになっています。

美術館を中心に太鼓台ミュージアムや多目的ホール、カフェなどを併設し、新居浜の新たなスポットとして多くの方が訪れる人気施設です。

そんなあかがねミュージアムで2012年、台湾で初演された影絵の芝居「亜細亜の骨 影絵芝居『鯨生~GEIO~』」が上演されます。

「与那国島・花蓮姉妹都市提携30周年(2012年)」に台湾の作家・リンモンホワン(林孟寰)氏が創作した影絵芝居で、「台湾」と日本の最西端の「与那国島(よなぐにじま)」の竜宮城の物語です。

美しい影絵と生演奏の音楽で彩る、おとぎ話のような物語。

舞台は台湾。
花蓮の街の海辺で一人のお婆さんが歌を歌っています。
お婆さんの名前は「鯨生」といい、与那国島のお父さんと台湾のお母さんの間に生まれて、ずっと花蓮の街で暮らしてきました。

お婆さんは静かに自分が子どもだった頃の記憶を語りはじめます。
「あたしがお腹のなかにいる時に、母さんは夢を見たの。 それは海底遺跡の竜宮の夢だった」

与那国島、台湾、海底遺跡、竜宮城、くじらの使者、海の神様、果たされなかった約束と悲しい別れ…。

美しい影絵と心に響き渡る生演奏のギターの音色が織りなす幻想的な世界と、やさしい語り口で紡がれるおとぎ話のような物語。
今を生きる私たちにとって大切なことが込められた珠玉の作品です。
ぜひ会場でお楽しみください。

[出演] 久保恒夫 東盛あいか
[生演奏] 豪起
[脚本・演出・美術] リン・モンホワン(林孟寰/台湾)
[演出補佐・翻訳] E-RUN(山﨑理恵子)  
[日本語版台本監修] 島田健司
[音楽]レイ・ション(雷昇/台湾) 
[与那国島音楽指導] 與那覇有羽 與那覇桂子 山口和昭
[操り人形指導] チョウ・チュンポン(周浚鵬/台湾)リ・シューチアオ(李書樵/台湾)
[舞台監督] 倉本徹 [プロデューサー] E-RUN

■ 亜細亜の骨 影絵芝居『鯨生~GEIO~』
開催日時/2023年12月9日(土)14:00~
開催場所/あかがねミュージアム 多目的ホール
開催住所/愛媛県新居浜市坂井町2-8-1
駐車場/あり
料金/1,000円
お問い合わせ/ あかがねミュージアム運営グループ(0897-31-0305)
あかがねミュージアム 公式HPはこちら

reported by イマナニ編集部 ぱっつぁん
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