【令和5年度 松山市考古館特別展 『弥生時代のヤマト~奈良県唐古・鍵遺跡から纒向遺跡へ~』 愛媛/松山市】 古代日本へタイムトリップ!
2024年1/27日~3/10開催 展示会で探索する古代の秘密に迫ろう!
松山総合公園内にある松山市考古館は、埋蔵文化財センターの付属施設として設置されています。
研究者のための専門機関としてだけでなく、市民や観光客が気軽に憩いの場として利用でき、かつ児童生徒の校外学習の場としての役割も担っています。
古代ハスの育成が有名で例年6月中旬~7月下旬にかけて美しい花を見ることもできます。
※イマナニ・松山市考古館スポット画像流用
そんな松山市考古館で1月27日(土)より特別展『弥生時代のヤマト~奈良県唐古・鍵遺跡から纒向遺跡へ~』が開催されます。
この特別展は、奈良県磯城郡田原本町と奈良県桜井市の連携事業で開催される展示会です。
展示会では、弥生時代の畿内を代表する遺跡である奈良県田原本町唐古・鍵遺跡や桜井市纒向遺跡、大福遺跡から出土した貴重な出土品を一堂に展示します。
さらに、同時代の松山市内の遺跡出土品も展示される予定です。
奈良の貴重な遺跡出土品を一堂に。 弥生時代の謎に迫る特別展示
桜井市教育委員会提供
奈良県田原本町の唐古・鍵遺跡から出土した46点の出土品は必見ですよ。
なかでも、国の重要文化財に指定されている絵画土器「楼閣が描かれた弥生土器」は特に注目されています。
この絵画土器は、弥生時代のヤマトの文化を象徴するものであり、その美しさに魅了されることでしょう。
田原本町教育委員会提供
さらに、展示会では他の貴重な出土品も展示されます。
例えば、同じ唐古・鍵遺跡から出土した「弥生の宝箱」と言われている「ヒスイ勾玉2点と、勾玉が入っていた褐鉄鉱容器」や、桜井市の纒向遺跡から出土した「木製仮面」や大福遺跡から出土した「木製の甲」など、弥生時代の貴重な遺物が展示されます。
また、本邦初公開の「銅鐸の破砕実験で破砕した銅鐸片」も展示予定です。
これらの出土品は、弥生時代のヤマトの文化や習慣について貴重な情報を提供してくれます。
田原本町教育委員会提供
田原本町教育委員会提供
展示会は広く一般に公開されており、どなたでもご覧いただけます。
また、展示品の解説や質問にも丁寧に対応してくれるスタッフも常駐していますので、気軽にお声がけください。
田原本町教育委員会提供
松山市考古館特別展『弥生時代のヤマト〜奈良県唐古・鍵遺跡から纒向遺跡へ〜』の詳細は、松山市考古館の公式ウェブサイトをご覧ください。
展示会に関する最新情報や開催場所など、詳しい情報が掲載されています。
ぜひ、この機会に弥生時代の謎に触れてみませんか?
■ 令和5年度松山市考古館特別展『弥生時代のヤマト~奈良県唐古・鍵遺跡から纒向遺跡へ~』
開催時間/2024年1月27日(土)~3月10日(日)
開催場所/松山市考古館
開催住所/愛媛県松山市南斎院町乙67‐6
駐車場/あり 普通100台(松山総合公園第4駐車場)
料金/特別展観覧料 一般(個人)200円、一般(団体割引)160円、高齢者割引100円
お問い合わせ/松山市考古館(089-923-8777)
松山市考古館 公式HPはこちら
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