【“ことばのがっしょう”群読コンクール 愛媛/松山市】 誰でも出来て奥深い…群読に挑戦する大会!

  

2023年2/18(日)開催 朗読を大勢で行う「群読」の魅力を発見しよう

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皆さんは、“ことばのがっしょう”群読コンクールを知っていますか?
正岡子規や夏目漱石の「坊っちゃん」、司馬遼太郎の「坂の上の雲」など。
俳句や様々な文学作品に所縁の深い松山の街で、「ことばのちから」を大切にする。
そんな思いで街を元気にする「ことばのちから実行委員会」によって、毎年開催されているのが“ことばのがっしょう”群読コンクールです。

複数人で行う声の表現である「群読」。
その表現を競いつつも、ことばの持つエネルギーや力を皆で感じ合って楽しむ機会にする。
そんな本コンクールには毎回市内各地から、小学生~大学・専門学生までの大勢の児童生徒や学生が参加しています。

今年2024年は、2月18日(日)に松山市民会館大ホールにて開催。
入賞団体には副賞の授与もありますよ。

皆で気持ちをひとつに! ことばに思いを乗せて詩を読もう

ほとんどの人が子どもの頃、国語の授業などで経験したことのある「朗読」。
一人で文章を音読するこの朗読を複数人で行う。
それが群読です。

一人きりで文章を読むのとはまた少し異なる、声の重なりや抑揚による表現の幅の広がり。それが群読の奥深い魅力のひとつでもあります。
一人で歌を歌う楽しさと大勢で合唱をする楽しさ。
その違いに似た部分もありますね。

“ことばのがっしょう”群読コンクールは、今回の2024年で開催16回目を迎えます。
コンクールには毎年、市内各地の小学生~大学・専門学生までの児童生徒や学生で構成された団体およそ10~20グループが参加。
グループごとに様々なことばに思いを乗せ、心をひとつに練習を重ねてきた成果を、毎年ここで発表しているのです。

さらに群読の魅力のひとつでもあるのが、スポーツやアートのように難しい技術がさほど必要ではない点。
先述の教科書などの朗読は、誰しも一度は経験したことがあるもの。
誰でも、明日からでも。
簡単に挑戦を始められるのも、群読の良さの一つでもあることでしょう。

普段何気なく口にしている「ことば」の意味を改めて見つめなおし、そこに思いを乗せながら朗読する面白さを再発見する群読。
コンクールでは毎年1月半ば頃を〆切として参加団体の募集があり、集まったグループによって2024年2月18日(日)の本大会で、各団体の群読発表及び表彰が行われます。

文章をみんなで口に出して朗読する。確かに誰にでもできる表現の方法のひとつではありますが、一度その世界に触れてみると、今まで意識もしなかった奥深さや面白さにも気づくはず。
学生や子どもさんを中心に、興味のある方はぜひ、まずは2月に開催の本大会へ気軽に足を運んでみては。

■ “ことばのがっしょう”群読コンクール
開催日/2024年2月18日(日)
開催場所/松山市民会館大ホール
住所/愛媛県松山市堀之内
料金/入場無料
お問い合わせ/松山市役所 文化・ことば課(089-948-6524)
ことばのちから実行委員会 公式HPはこちら
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reported by イマナニ編集部 曽我美なつめ
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