躍動する生命「MOTHER むすひ」
トマル@爆心 イマナニ体験レポート
これぞ総合芸術!美術・音響・照明が一つに
こんちには、トマル@爆心です!
金曜日のお仕事を終えて、週末のわくわく感を胸に、ひめぎんホールへ。
HIROKO T. DANCE COMPANY によるダンス公演「MOTHER むすひ」を観てきました!
会場に到着してまず目に飛び込んできたのは、ひめぎんホールの入り口から、サブホールまで続く長い行列。
これは…俄然、期待が高まります!
いい席がとれることを祈りつつ、列の後ろにつきました。
ホールに入ると、黒い緞帳の表面を、光が揺らめいています。
空を漂う雲のような、暗い深海に差し込む太陽の光のような、幻想的な演出です。
知らず知らずのうちに、作品の世界に引き込まれていきます…。
金曜日のお仕事を終えて、週末のわくわく感を胸に、ひめぎんホールへ。
HIROKO T. DANCE COMPANY によるダンス公演「MOTHER むすひ」を観てきました!
会場に到着してまず目に飛び込んできたのは、ひめぎんホールの入り口から、サブホールまで続く長い行列。
これは…俄然、期待が高まります!
いい席がとれることを祈りつつ、列の後ろにつきました。
ホールに入ると、黒い緞帳の表面を、光が揺らめいています。
空を漂う雲のような、暗い深海に差し込む太陽の光のような、幻想的な演出です。
知らず知らずのうちに、作品の世界に引き込まれていきます…。
公演が始まり、闇の中で聞こえてきたのは、宇宙のような音。
何か予感的な音でした。
後で思ったのですが、あれは生命誕生の予感を表現していたのかもしれません。
徐々に舞台が明るくなると、セットの姿が見えてきました。
舞台の左手前にそびえたつ、樹木の幹のような長い織物。
さらに同様の織物が、舞台右手奥、上の方から左手前に向かって、川のように渡されています。
その川の中心あたりで、白くうごめく影が…。
うずくまっていたその影は、最初は小さく、徐々に大きく、ゆっくりとした動きで体を起こしました。
まるで複数の人間が動いているようでしたが、衣装の効果なのか、実際のところはたった1人のダンサーによる演舞でした。
何か予感的な音でした。
後で思ったのですが、あれは生命誕生の予感を表現していたのかもしれません。
徐々に舞台が明るくなると、セットの姿が見えてきました。
舞台の左手前にそびえたつ、樹木の幹のような長い織物。
さらに同様の織物が、舞台右手奥、上の方から左手前に向かって、川のように渡されています。
その川の中心あたりで、白くうごめく影が…。
うずくまっていたその影は、最初は小さく、徐々に大きく、ゆっくりとした動きで体を起こしました。
まるで複数の人間が動いているようでしたが、衣装の効果なのか、実際のところはたった1人のダンサーによる演舞でした。
しなやかな肉体で表現される壮大なテーマ
演目は次々に披露されていきます。
コンテンポラリーダンスというジャンルなのでしょうか。
音と光の中で躍動する体は、とてもしなやかです。
一糸乱れぬ集団でのダンスはもちろんのこと、1人のダンサーの場合でも、1つの動きを完全に終わらせてから、次の動きに移る様は、とても丁寧で繊細です…!
跳ねる動き1つとっても、足にかかる負担を微塵も感じさせません。
比較的ゆっくりとした動きは、観客の視線が細かいところまで及びやすいため、演者はそれ以上に丁寧な表現が求められるのだと思います。
日頃の鍛錬の賜物であり、表現に対するストイックな姿勢が垣間見え、尊敬の念を抱きました。
私もあんな身体能力が欲しい…(笑)
コンテンポラリーダンスというジャンルなのでしょうか。
音と光の中で躍動する体は、とてもしなやかです。
一糸乱れぬ集団でのダンスはもちろんのこと、1人のダンサーの場合でも、1つの動きを完全に終わらせてから、次の動きに移る様は、とても丁寧で繊細です…!
跳ねる動き1つとっても、足にかかる負担を微塵も感じさせません。
比較的ゆっくりとした動きは、観客の視線が細かいところまで及びやすいため、演者はそれ以上に丁寧な表現が求められるのだと思います。
日頃の鍛錬の賜物であり、表現に対するストイックな姿勢が垣間見え、尊敬の念を抱きました。
私もあんな身体能力が欲しい…(笑)
カーテンコールにて、演者の皆様は20代~40代くらいの女性がほとんどだったことに驚きました。
ダンスは若者の文化という、偏見に近いイメージもありましたが、何より、力強くしなやかな演舞だったので。
でもだからこそ、このテーマを表現できたのかな、とも思います。
ロビーに出てみると、たくさんのお花や贈り物が届いていました。
その華やかさの中に、支援者の方々のあたたかい気持ちを感じつつ、会場を後にしました。
ダンスは若者の文化という、偏見に近いイメージもありましたが、何より、力強くしなやかな演舞だったので。
でもだからこそ、このテーマを表現できたのかな、とも思います。
ロビーに出てみると、たくさんのお花や贈り物が届いていました。
その華やかさの中に、支援者の方々のあたたかい気持ちを感じつつ、会場を後にしました。
全8つの演目を通して感じたのは、生命と母性です。
1つの命の誕生や成長、生命全体のうつろい、命を生み出し育む「個」としての母、また母なる大地といった自然やその神秘性。
私は普段、演劇での表現をたしなんでいますが、言葉がなくてもこれだけ壮大なテーマを伝えられることに感動しました。
ジャンルは違いますが、自分の表現方法を深めるためにも、機会があればまた鑑賞したいと思います。
1つの命の誕生や成長、生命全体のうつろい、命を生み出し育む「個」としての母、また母なる大地といった自然やその神秘性。
私は普段、演劇での表現をたしなんでいますが、言葉がなくてもこれだけ壮大なテーマを伝えられることに感動しました。
ジャンルは違いますが、自分の表現方法を深めるためにも、機会があればまた鑑賞したいと思います。
HIROKO T. DANCE COMPANY 「MOTHER むすひ」
開催日/5月11日(金)
開催時間/19:30~(開場19:00)
開催場所/ひめぎんホール サブホール(愛媛県松山市道後町2-5-1)
料金/前売:一般3,000円・高校生以下2,000円 ※当日は+500円(税込)
問い合わせ先/HIROKO'DANCENTER TEL.089-947-3097
URL/http://hiroko-dancenter.com/top.html
開催日/5月11日(金)
開催時間/19:30~(開場19:00)
開催場所/ひめぎんホール サブホール(愛媛県松山市道後町2-5-1)
料金/前売:一般3,000円・高校生以下2,000円 ※当日は+500円(税込)
問い合わせ先/HIROKO'DANCENTER TEL.089-947-3097
URL/http://hiroko-dancenter.com/top.html
reported by トマル@爆心