第31回しらうおまつりが宇和島市津島町で開催!

  

旬の踊り食いは、この瞬間しか食べられない!

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新鮮な『しらうお』が堪能できるこの祭りが今年もやってきた!
今年で31回目を迎える、旧津島町の産業まつりと合同で開催されるこのイベント!
食べて!見て!体験して!と、三拍子揃った楽しいお祭りです。

今!ここでしかできない、特別な漁も体験できますよ!

Eat live icefish 津島 しらうお 踊り食い
(5年前のイベントの様子)

…そもそも、しらうおって何?
今しか食べられないって、どういうこと?
あまりご存知ない方もいらっしゃるのでは?
宇和島名物『しらうおまつり』の予習も兼ねて、数々の疑問にお答えします!

しらうおって何?

しらうおとは、いわゆる「踊り食い」で有名な魚の一つ!

このイベントでは踊り食いも体験できます。
1200食用意され、1杯200円。
ごくん!と飲み込むと、食道などでピチピチと命を感じることができます。

ところで宇和島市津島町で「しらうお」と呼んでいるのは、実は「シロウオ(素魚)」。

スズキ目ハゼ科のシロウオが訛って、しらうおと呼ばれるようになったそう。
広島や関西あたりでも、そう呼ばれています。

一般的な「しらうお(白魚)」はシラウオ科という別の魚なので、ちょっと混乱してしまいそうですね。
また、いわしの子である「シラス」とも違うお魚なのでご注意。

しらうおは、雑炊やお吸い物にしても美味しいお魚です。
雑炊は650食、お吸い物は300食の用意があり、どちらも200円。

寒い時期なので、身体もホッと温まりますね。
カルシュウムも満点です。

しらうおは、死んでしまうと白くなる性質をもっています。
「踊り食い」で、透明なしらうおを食べるチャンスは今この瞬間だけ!

今しか食べられないって、どういうこと?

しらうおは、1~2月の寒い時期にしか獲れないお魚。
産卵のために、海から宇和島市津島町にある大きな川「岩松川」に上がってきます。

漁の方法も、少々独特。
『巻き網』という漁法を使い、全て人力で行われます。

満潮に合わせて丘から船を出していき、長さ20m・幅2m程度の網を中程まで張り、潮が引くタイミングをしっかり見計らって、船を丘に寄せていき…
そして網を両方から手繰って、網の中央にある袋にしらうおを追い込んで捕らえるというもの。

波立ったり、大きな音でしらうおはすぐに逃げてしまうので、見た目以上にデリケートで体力を使う作業なのです。

貴重な漁の体験ができちゃう!

乱獲を防ぐために、しらうおは漁は免許制。
宇和島市津島町では、3件の登録があります。
登録していない人が自由に獲ることはできません。

ですので、この『無料のしらうお漁体験』は、とても貴重!
しらうおのプレゼント付きで、船にも乗ることができ、毎年大人気の体験です。

新橋したの津島病院前で朝10時から受付、先着10人限定。
※潮の動きに時間がかかるので、イベント時間内に終了しないこともあります。ご了承ください。

てんやわんやの大食い大会!

イベントでは面白い体験が開催されていて、そのうちの一つが『大食い大会』!

愛媛にゆかりのある作家、獅子文六の小説『てんやわんや』の中で、大食い大会が行われており、それに由来して大食い大会が開催されます。

地元の和菓子屋さんが作るおまんじゅうの食べた数を競う大食い大会で、写真は前回の善助餅。
今回は「お菓子処 内村」が作る『白さぎまんじゅう』が登場しますよ。

入賞者には、表彰と景品あり!
事前申し込み20人に達していない場合は、司会が参加を呼びかけます。

我こそは!という方は、ぜひ参加を!
ステージ前で、11時25分に開始予定です。

他にも美味しいプチプラメニューがたくさん!

ここ、宇和島市津島町に来たらぜひ味わっていただきたいのが、名物郷土料理の『六宝(ろっぽう)』!

六宝は、津島町で「宇和島鯛飯」を指す料理です。
炊き込み系ではなく、6つの調味料で作られた特製タレに、とれとれの新鮮な鯛を浸け込んで、熱々のご飯に乗せて食べます。

津島町で愛されている味付けは、少し甘め。
宇和島の鯛といえば、鯛そうめんも忘れずに!ゴロッと大きなタイが乗っていますよ。

寒い時期に嬉しいシシ鍋やすっぽん鍋も、六宝・鯛そうめんと同じく300円!
他、たくさんのメニューがプチプラで味わえるので、人気の地元グルメをこの機会にぜひ!

熱いステージも見逃すな!

分刻みで、何かしらのアトラクションが開催されている『ステージ』。
開始と終了時に行われる「もちまき」をはじめ、地元太鼓集団『雅』、漁火太鼓、権現太鼓たちのダイナミックで力強い演奏や、空手やダンスの華麗なショー、大きな津島の牛鬼も現れます。

お昼時の正午にはマグロの解体実演や、握り寿司の販売もありますよ。
もちまきの開始は、10時40分と14時50分の二回です。

春の訪れ、しらうおと梅

しらうおまつり会場から車で5分程の距離にある、四国最大規模の日本庭園「南楽園」では『梅まつり』が開催されています。

園内には15種、約160本の梅が咲き誇り、春の訪れを感じさせてくれます。
しらうおを堪能したら、その足でぜひ梅を観に行きませんか?

イマナニで「南楽園の梅まつり」の情報を見る

全国的にも珍しい、しらうおが主役のイベント!

ちなみに、当日使える「グルメ券」を購入すると、もれなく「お楽しみ抽選券」が貰えます。
13時から抽選がはじまり、様々な景品が当たりますよ。

お楽しみ抽選券は、10枚入り1,000円のグルメ券を購入した場合と農林水産商工コーナーで1,000円以上のお買い物をした場合に、12時55分まで配付されています。

駐車場も多数用意されているので、安心。

今しか獲れないお魚がメインの、珍しくて楽しいイベントです。
ぜひ、足を運んでみませんか?

■津島しらうお&産業まつり
開催日時/2020年1月26日(日) 10:00~15:00
開催場所/津島町・岩松川(おまつり河原)
開催住所/愛媛県宇和島市津島町
お問い合わせ先/宇和島市津島支所産業建設係
お問い合わせTEL/0895-32-2721
イマナニで「津島しらうお&産業まつり」の情報を見る

reported by イマナニ編集部 Natuorhytym
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